ガスピタンでお腹の張りは解消するのか?実際に飲んでレビュー

【第3類医薬品】ガスピタンa 36錠

僕は全くといっていいほど運動はしません。

その運動不足で腸の蠕動運動が活発じゃないせいか、最近お腹が張って張ってしょうがありません。

それも、ただガスが溜まるだけなら、まだ良いのですが、溜まりすぎて膨満感となり食事もあまり食べたくなくなるほど、お腹が張ってしまいます。

さすがに健康の基本となる食事にまでガス溜まりが影響するのは、まずいので「これは何とかせねば!」と小林製薬のガスピタンを購入してみました。

【第3類医薬品】ガスピタンa 36錠
ガスピタン
消泡剤が胃や腸内に発生したガスだまりをつぶし、おなかのガスだまりを改善
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実際に届いたもの

それで、早速ネットで注文し届いたものが以下の「ガスピタンa」です。

ガスピタンのパッケージ

ガスピタンの効果・効能は、以下のようになっています。

ガスピタンの効能・効果

  • 整腸(便通を整える)
  • 腹部膨満感
  • 軟便
  • 便秘

箱の中には、以下のようなアルミパッケージが2個入っています。

ガスピタンの内部パッケージ

そして、さらにその中には、6個入りの錠剤シートが3枚入っており、計36個入りとなっています。

ガスピタンの錠剤シート

錠剤を1つ取り出してみると、以下のようになっています。

ガスピタンの錠剤1錠

1粒の大きさは、だいたい1.3~1.4cmくらいの大きさです。

ガスピタン1錠の大きさ

この大きめの錠剤を噛み砕く形で服用します。いわゆる、水を必要としないチュアブル剤となっています。

用法・用量としては、大人(15歳以上)は1回1錠、1日3回までとなっています。ちなみに、15歳未満は服用不可となっているので注意してください。

ガスピタンの用法・用量

ガスピタンはどんな効果があるのか

ガスピタンには、主に3つの以下のような効果が期待できます。

  1. お腹の中のガスだまりを潰す
  2. ガスの発生を抑える
  3. 腸の調子を整える

以下では、それぞれどういった成分がどのような作用をしているかについて詳しく説明します。

お腹の中のガスだまりを潰す

ガスピタンの中には、ジメチルポリシロキサンという消泡剤が入っています。

ジメチルポリシロキサン

消泡剤(ジメチルポリシロキサン)が、ガスだまりの膜を薄くすることで、ガスだまりがつぶれ、1つの塊となります。

ガスだまりを形成する膜を薄くします。

つぶれて1つの塊となったガスだまりは、腸で吸収し排出されやすくなるという仕組みです。

ガスの発生を抑える

ガスピタンの中には、消化酵素のセルラーゼAP3が含まれています。

セルラーゼAP3

過剰な食物繊維は悪玉菌のエサとなり、ガスを発生させる原因となります。消化酵素(セルラーゼAP3)は、そのガスの元となっている食物繊維を分解することで、ガスの発生を抑えます。

セルラーゼAP3が消化酵素となってガスの発生を抑える

腸の調子を整える

そして最後に、ガスピタンには三種の乳酸菌(フェカリス菌、アシドフィルス菌、ビフィズス菌)が入っています。

ガスを溜まりにくくする乳酸菌

3種類の乳酸菌は、腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を健やかにしてくれる働きがあります。

おなかの調子を整える3種類の乳酸菌を配合

それぞれの乳酸菌は、以下のように作用しています。

  • フェカリス菌 :小腸で増え、腸内菌を整える
  • アシドフィルス菌:小腸で乳酸をつくり有害菌を抑制
  • ビフィズス菌:大腸で乳酸と酢酸をつくり整腸効果を高める

実際に飲んでみた感想

で実際に、腹が張ってしょうがない時に飲んでみました。

ガスピタンの味

まず、飲む際の味としては、薄いヨーグルト味でお菓子で例えるなら、ヨーグレットに近い味です。

ただ、ガスピタンは一応薬なので、ヨーグレットほどハッキリとした味で美味しいわけではありません。ただ、ガスピタンも決して不味いわけではなく、非常に飲みやすい(食べやすい)薬となっています。

よく、スポーツ界ではかわいいと呼ばれるスポーツ選手が、女優界に入ると太刀打ちできないような感じとでも言いましょうか。

ガスピタンは、薬界ではダントツで、美味しい薬ともいえるかもしれません。というか、大抵の薬は、味なんか求められていないので、それなりに食べられるガスピタンの方が特殊なだけですが。なので当然ながら、「ガスピタンの味」をお菓子と比較するなら、当然ながら美味しいとは言えないと思います。

ガスピタンの効果

それで、肝心のガスピタンの効果は、僕の場合は多少効果があったと思います。

もちろん、ガスピタンを飲んですぐに効果があるわけではありません。僕は、腹が張っているときにガスピタンを服用していったら、数時間後、「多少は腹が軽くなった」といった程度と言いましょうか。それをさらに、朝昼晩と繰り返し服用したら、徐々に徐々に軽くなったくらいの感覚です。

なので、「ガスピタンを飲んだから、すぐに劇的に腹が軽くなる」という類の薬ではありません。僕の使ってみた感じでは、「膨満感があるときに服用していき徐々に徐々にガスだまりが解消される薬」といった認識です。

僕は、ガスピタンを飲む前には、主治医に相談して、ガスコン(ジメチコン)という薬は飲んでいました。

ガスコン(ジメチコン)

けれど、ガスコンだけを飲んでいる場合は、それほど効果を感じませんでした。というのもガスコンの場合は効用として、消泡剤(ジメチルポリシロキサン)による消泡効果しかなかったからかもしれません。

けれど、ガスピタンの場合は、「消泡効果」に加えて、「消化酵素によりガスの発生を抑える効果」と「3種の乳酸菌による整腸効果」があります。これら3種の相乗効果により、僕の個人的な感想としては、ガスピタンの方が、お腹の膨満感は解消されました(というかガスコンで効果はほとんど感じなかった)。

まとめ

そんなわけで、僕は「お腹が張ってきたな」と思ったらすぐに、ガスピタンを食べる(服用する)ようにしています。

少しでも早めに対処することで、結構ガスの発生を抑え、吸収を促して膨満感を軽減してくれていると思います。もちろん、気休めとか、プラシーボ効果みたいな感じで、効果を感じているだけなのかもしれません。けれど、たとえ気分的な問題でも、多少なりとも腹の張りを軽く感じることができれば、僕としては十分すぎるくらいありがたいです。

というわけで、「毎日便秘気味なのでガスがたまって辛い」とか「最近おなかがぽっこりしている」なんて場合は、試してみる価値はあるかもしれません。

ただ、お腹のガスで悩んでいる場合は、こういった薬に頼るよりも、以下の4点を行うほうがより効果があるのは間違いないのではないかと思います。

  • 肉ばかりではなく野菜・乳酸菌食品もしっかりと食べる(善玉菌を増やす)
  • 睡眠をしっかりと取る(自律神経のバランスを整える)
  • 適度な運動をする(腸の運動を促す)
  • ストレスを溜め込まないようにする(お腹の動きが悪くなるため)

僕も、上記のことは、できることならしっかりとやりたいものですが、日々の仕事に追われて、なかなかできないのが現状です。

※ただ、もしお腹の張りが深刻なものならば、必ず医師に相談することをおすすめします。

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