WordPressには、1つの投稿を複数ページに分ける機能があります。
こんな感じで。
このようにページを分けるには、分けたい部分にWordPressのテキストエディターで以下のようにコード入力する必要があります。
<!--nextpage-->
このコード入力、手入力では面倒くさいので、「ビジュアルエディターにクリック一発でできる機能はないものか?」と探してみたら、どうやらない模様(デフォルト状態)。
なので、ビジュアルエディターでも「改ページ」機能を手軽に利用できるカスタマイズ方法を探してみたところ、良い方法があったので紹介です。
目次
「改ページ」タグ挿入ボタンを追加するカスタマイズ方法
ビジュアルエディターに「改ページ」ボタンを追加するには、テーマ(子テーマ)のfunctions.phpに以下のコードを追記します。
//TinyMCEに次ページボタン追加 add_filter( 'mce_buttons', 'add_next_page_button_to_tinymce_demo', 1, 2 ); if ( !function_exists( 'add_next_page_button_to_tinymce_demo' ) ): function add_next_page_button_to_tinymce_demo( $buttons, $id ){ //コンテントエディターのみに挿入 if ( 'content' != $id ) return $buttons; //moreタグボタンの後に挿入 array_splice( $buttons, 13, 0, 'wp_page' ); return $buttons; } endif;
これで、「moreタグ」ボタンの右隣に「改ページ」ボタンが追加されます。
参考 How to add “Next Page”/ “Page Break” button in WordPress Editor
動作確認
functions.phpにコードを追加した後で、新規投稿ページを開いてみてください。
以下のような「改ページ」ボタンが表示されていればOKです。
ボタンを押すと「PAGE BREAK」とビジュアルエディター上に表示されます。
すると、公開ページでも以下のようにページ変更用のボタンが表示されます。
まとめ
こんな感じのカスタマイズで、ビジュアルエディターからも手軽に「改ページ」タグを挿入することができるようになります。
「いつも1つの投稿が長くなりすぎるので適度に改ページして区切っている」なんて場合は、ビジュアルエディターから行えることで、ページ分けが楽になるかと思います。