WordPressで、テーマのカスタマイズなどを行うときに「このページはどのテンプレートファイルを使用しているのか?」なんてのを知りたいときがあります。
そんな場合に、開発に必要な情報を手軽に見ることができるプラグイン「Helpful Information」というのが便利だったので紹介です。
photo by Motoyama Yuki
目次
Helpful Informationとは
Helpful Informationは、Wordpress制作に関する情報を、アドミンバーに見やすく表示してくれるプラグインです。
このプラグインを利用すると、以下のようなことを、手軽に見ることができます。
- 利用中のテーマ
- 現在表示しているテーマのテンプレートファイル
- テーマが表示中のページで読み込んでいるPHPファイル
- テーマが表示中のページで使用しているJavaScriptファイル
- テーマが表示中のページで使用しているCSSファイル
- プラグインが読み込んでいるPHPファイル
- コアファイルが表示中のページで読み込んでいるPHPファイル
- その他
開発に便利な情報は以下のように表示されます。
利用中のテーマ
例えば、現在使用しているテーマはこんな感じで表示されます。
現在表示しているテーマのテンプレートファイル
投稿ページなどで現在利用中のテンプレートファイルは以下のように表示されます。
テーマが表示中のページで読み込んでいるPHPファイル
その手間が、表示中のページで読み込んでいるPHPファイルも全て表示してくれます。
テーマのカスタマイズなどでは、この機能が非常に便利です。
テーマが表示中のページで使用しているJavaScriptファイル
テーマが読み込んでいるJavaScriptファイル一覧を表示できます。
リストからファイルを選択すると、スクリプトファイルを直接開くことができます。
テーマが表示中のページで使用しているCSSファイル
テーマが読み込んでいるCSSファイル一覧を表示できます。
リストからファイルを選択すると、CSSファイルを直接開くことができます。
プラグインが読み込んでいるPHPファイル
現在インストール中のプラグインが利用しているPHPファイル一覧も表示できます。
コアファイルが表示中のページで読み込んでいるPHPファイル
Helpful Informationの注意点
ただ、Helpful Informationで、テーマの解析をするときに1つ注意点があります。
それは、子テーマなどを使用していたら、子テーマで利用しているPHPファイルしか表示されないということです。
これは、子テーマのみの構造を分析する時には良いのですが、親テーマを含めた構造などは見ることはできません。
ですので、親テーマの構造(利用PHPファイル)を表示したいときは、Wordpress管理画面の「外観 → テーマ」から親テーマを選択してください。
まとめ
Helpful Informationは、普段カスタマイズなどをしたことがないテーマ構造などを手軽に知るには、重宝するのではないかと思います。
例えば、「このテーマの投稿ページでは、どういったテンプレートファイルを使用しているのだろう?」なんてときは、使用ファイルを見るのにちょうど良いかと思います。
使用テンプレートファイルを見ることで、ある程度「このファイルをカスタマイズすればよいのかな?」というあたりを付けることができるかと思います。
プラグイン Helpful Information