僕は基本、体が弱いので、1年のほとんどをベッド上で過ごします。
なので、結構な暇を持て余し「アニメ視聴が唯一の趣味」みたいな状態が20年くらい続いています。
一昔前なら、レンタルビデオ屋でアニメを借りてきて貰って、貪るように見ていました。
それが最近、何と便利になったことか。パソコンから、アニメが見放題のサービスが多数存在しています。
その中でも、Amazonプライムビデオは、たかだか月額325円でアニメが見放題なサービスです。以前1本1本DVDをレンタルしていた頃と比べると、、大げさでなく「天からの恵み」くらいの神サービスに感じます。
ほんと、パソコンさえあれば、定額料金で何本でも見ることができるなんていい時代になりました。
とは言っても、Amazonプライムは、月額325円の激安サービスなので、他のU-NEXT(月額1990円税別)や、Hulu(月額933円税別)と比較するとコンテンツ自体は少ないです。
けれども、それでも「見放題で見れるなんて幸せすぎる名作」も多数あります。
そんなわけで、以下では「僕が独断と好みで選んだAmazonプライムビデオで見放題な名作おすすめアニメ」を紹介したいと思います(以下は個人的なお勧め順)。
目次
STEINS;GATE
舞台は2010年夏の秋葉原。厨二病から抜け出せない大学生である岡部倫太郎は、「未来ガジェット研究所」を立ち上げ、用途不明の発明品を日々生み出していた。だが、ある日、偶然にも過去へとメールが送れる「タイムマシン」を作り出す。世紀の発明と興奮を抑えきれずに、興味本位で過去への干渉を繰り返す。その結果、世界を巻き込む大きな悲劇が、岡部たちに訪れることになるのだが・・・悲劇を回避するために、岡部の孤独な戦いが始まる。果たして彼は、運命を乗り越えることができるのか!?
タイムリープものの傑作。最初はやや退屈に感じるかもしれませんが、丁寧に織り込まれた伏線が、終盤に回収される様は見事としか言いようがありません。
主役の岡部倫太郎は未来に起こる悲劇を回避するために、何度も何度も時間を行き来し、苦しい時を過ごします。視聴者として見る側としても感情移入してしまい、苦しい視聴が続くかもしれません。
しかし、その苦しい視聴を乗り越えて乗り越えて、全てが花開く最終局面のカタルシスが、このアニメほど快感な作品はそうないような気がします。
DARKER THAN BLACK-黒の契約者-
「地獄門(ヘルズ・ゲート)」が出現した東京。それと呼応するように現れたのは、特別な能力と引き換えに心を失った「契約者」たちだった。BK201「黒の死神」と呼ばれている契約者・黒。敵の契約者たちとの闘い。悲しき過去を持つ女たちとの出会い、そして別れ。「ゲート」をめぐる争いは激しさを増してゆく……。
雰囲気のある特殊能力モノの傑作。
特殊能力モノといっても、中二的バトルものといった様相は一切なく、特殊能力者が裏社会の仕事を引き受けるハードボイルドものといった感じ。
ハードボイルドだからといって、常に重たい話ばかりではなく、ところどころに軽いギャグも適切に配置しており、視聴者を疲れさせず飽きさせません。
あと個人的に、このアニメに出てくる「銀(イン)と呼ばれるヒロインの笑顔に関する描写」は、数あるアニメの中でも屈指の笑顔描写だと思います。この「銀の笑顔」に脳天を撃ち抜かれた被害者は数多いと推測される。
ゼーガペイン
千葉舞浜近郊の高校に通う、快活な水泳少年キョウ。彼は普通に学園生活を送っていた。だがある日突然やってきた謎の転校生シズノに導かれるまま、キョウは異世界での巨大ロボットとの戦闘に巻き込まれていく。度重なる戦いをくぐり抜けていく中、キョウは苦悩しながらも自分や仲間を守るため、戦闘に身を投じていく…。
一応巨大ロボットものアニメではありますが、このアニメの本質はそこではありません。
このアニメに関しては、いろいろ書きたいこともあるのですが、書いてしまうとネタバレになってしまうというジレンマ。とにかくこのアニメに関する事前情報は、何も頭に入れず見始めて欲しい作品です。
僕もよく知らないで見始めて、制作側の意図通りにガッツリはまったタイプです。とりあえず予備知識を何も入れずに見始めた自分を褒めてあげたい。そんなストーリー。
天元突破グレンラガン
遥かな未来。人々は地中に穴を掘って家を造り、地震と落盤に怯えながら息を潜めるように暮らしてきた。少年・シモンは、偶然、不思議に光る小さなドリルを見つける。シモンの兄貴分である青年・カミナは、村の上には「地上」があることを信じ、外へ出ようと目論んでいた。そんなある日、地震と共に村の天井が崩れ巨大なロボットが落ちてくる。そんなとき、ロボットを地上から追って来た巨大なライフルを持った少女・ヨーコが現れる。シモンは地中から掘り出したモノをカミナとヨーコに見せる。それは、顔だけの謎のロボットだった…。
熱血ロボットアニメの金字塔。
ロボットといえば、ドリル!合体!と男心をくすぐる王道を踏襲しながらも、単なる熱血ロボットアニメには収まらない表現を貪欲に取り入れた意欲作だと思います。
後半は、ビックリするくらいの力のインフレもありますが、やはり熱血アニメは、これぐらいブッ飛んでいた方が面白いのは間違いないと思います。
R.O.D -THE TV-
現代より少し未来。偉人軍団による“人類淘汰作戦”の事件から数年後。香港のとある街に一軒の探偵事務所があった。その名も『三姉妹探偵社』。そこにいる三人の美人(?)姉妹は、本にまつわる事件の解決のため日夜活動していた。彼女たちの名はアニタ、マギー、そしてミシェール。無類の本好きである長女ミシェール、次女マギーのみならず、大の本嫌いの末妹アニタまで、実は「紙使い」の特殊能力を持っていた。そんな能力を使ったり使わなかったりして依頼を次々にこなす彼女たちに舞い込んできた事件とは…?
特殊能力モノではあるけれど、設定・演出的にも見ていて楽しく時間を忘れさせてくれるアニメです。
このアニメの大きな特徴として本がテーマであると言うこと。作中にここまでビブリオフィリア(愛書家)が登場し、本がフューチャーされるアニメもそうないのではないでしょうか。
アニメの雰囲気もよく、テンポも良いのでどんどんと次話を見たくなる作品です。元々は、OVA作品であるR.O.D -READ OR DIEの続編となるものですが、THE TVから見ても十分に楽しめます。
LASTEXILE
産業革命時代の雰囲気を色濃く残した世界、プレステール。そこに住むクラウスは、父の残したヴァンシップ(小型飛行艇)で、ラヴィとともに空の配達人をしていた。ある日、謎の少女を空中戦艦シルヴァーナに送る依頼を受け継いだことから、彼らは世界を揺るがす戦いに巻きこまれてゆく。今、激動と波乱の物語の幕が開ける!
主人公は小型飛行艇のパイロットのスチームパンク冒険モノ。
「飛空艇と小型飛行艇が大空を駆けめぐり戦闘をする」、男だったら、この設定だけでもご飯3杯は食べられるのではないでしょうか。また、産業革命時代の雰囲気を残したまま技術だけが飛躍的に発展したような世界観というのも、好きな人にはたまらないものがあると思います。
TIGER & BUNNY
様々な人種、民族、そして『NEXT』と呼ばれる特殊能力者が共存する都市シュテルンビルト。そこには『NEXT』能力を使って街の平和を守る『ヒーロー』が存在した。仕事も私生活も崖っぷちのベテランヒーロー、ワイルドタイガー(鏑木・ T・虎徹)は、突然新人ヒーローのバーナビー・ブルックスJr.とコンビを組む ことに。二人は対立しながらも悪に立ち向かう…!
ヒーローものアニメではありますが、単なるヒーローものではありません。
この世界のヒーローは、スポンサーを得て捕り物の状態をテレビ放映されています。ヒーローは、完全にエンターテイメント化されている世界です。なので僕のような視聴者も、エンターテインメント感覚で気軽に見ることができる楽しいアニメです。
主人公の虎徹はベテランというよりもむしろロートルヒーロー。そしてひょんな事から、スーパールーキーであるもう1人の主人公、バーナビーとコンビを組むことになります。このコンビの凸凹感と軽妙なアクションが視聴者を飽きさせません。
それにしても、ロートル感満載の疲れた主人公が、困難に立ち向かう姿が琴線に触れるのは何でだろう。おじさんがカッコイイアニメ代表ともいえます。
コードギアス 反逆のルルーシュ
超大国ブリタニア帝国に占領された日本=エリア11。そこに生きる二人の少年、ルルーシュとスザク。「ギアス」の力を手に入れ、世界を壊そうとするルルーシュ。ナイトメアフレーム「ランスロット」を操り、世界に理想と真実を求めるスザク。二人の対照的な生き方は、やがて帝国を揺るがす大きなうねりとなっていく。
日本のアニメにしては珍しく、主人公の少年がダークヒーローな作品です。
僕個人としては、「正義感だけで何も考えずに突っ走る主人公」よりも、ルルーシュのような「現状をしっかりと分析し、しっかりと次の一手を考える主人公」の方が現実的で好きです。
鉄腕バーディー DECODE
かつて惑星を消滅させた程の強大な力を秘めているといわれる“リュンカ”。その“リュンカ”を持ち去った逃亡犯を追って地球にやって来た宇宙連邦捜査官バーディー・シフォン=アルティラは、捜査の途上で誤って地球の高校生、千川つとむを殺してしまう。破壊してしまったつとむの肉体が修復するまでの間、彼女は自らの体につとむの記憶と心を宿した。こうして二人は時につとむとして高校生の日常を送り、そして時にバーディーとして任務を遂行する、“二心同体”の生活をすることに…。“リュンカ”の大いなる力を巡り、宇宙側と地球側、双方の思惑が交錯し、物語は大きな渦を作ってゆく。“リュンカ”を追うバーディーとつとむは、捜査を進めるうち、想像だにしていなかった巨大な流れと向き合うことになる―。
宇宙刑事アクション+ボーイミーツガールものといった感じでしょうか。
単なる肉弾戦バトルアニメとして見ているだけでも楽しいかと思います。非常にテンポが良いので、サクサクと見れると思います。淡い恋心を織り交ぜたストーリも逸品の良作。
カウボーイビバップ
ワープゲートで各惑星が結ばれた2071年の太陽系。賞金稼ぎのスパイクとジェット、謎の女フェイ、天才ハッカー少女のエド、人間並みの知能を持つデータ犬アインの4人と1匹が、運命のいたずらから奇妙な共同生活を送ることになる。先の見えない賞金稼ぎを続けながら、彼らはなにを追い求めるのか?
宇宙ハードボイルドアクションの金字塔と言っていいと思います。
「カッコイイ男性主人公が見たければこれを見ておけ」といえるアニメ。ただ、もう20年以上前のアニメなので、現代の若者の感覚に合わない部分はあるかもしれない。
涼宮ハルヒの憂鬱
「この中に宇宙人、未来人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上!」入学早々、時を止めるような挨拶をした涼宮ハルヒ。そんなSF小説じゃあるまいし…と、誰でもそう思う…。しかしハルヒは心の底から真剣だった。それに気づいたキョンをとりまく日常は、もうすでに超常になっていた…。涼宮ハルヒが団長の学校未公式団体「SOS団」が繰り広げるSF風味の学園ストーリー。
正直、最初見たときは「なんだこれ…」でした。
初見は、単なる「学園ドタバタコメディー萌えアニメか」とも思っていたのですが、回を追うごとに小出しに設定が分かってきて、ストーリーに引き込まれていくといった印象の作品です。
最初わけがわからないだけに、1回目以上に2回目が面白いアニメでもあります。ただ、エンドレスエイトはもう少し短くても良かったと思う。
魔法少女まどか☆マギカ
大好きな家族がいて、親友がいて、時には笑い、時には泣く、そんなどこにでもある日常。市立見滝原中学校に通う、普通の中学二年生・鹿目まどかも、そんな日常の中で暮らす一人。ある日、彼女に不思議な出会いが訪れる。この出会いは偶然なのか、必然なのか、彼女はまだ知らない。それは、彼女の運命を変えてしまうような出会い――それは、新たなる魔法少女物語の始まり――
確かに魔法少女アニメではあるけれど、「従来の魔法少女」という概念を覆した作品です。
最初、従来通りの魔法少女アニメの雰囲気で始まるだけに、後半と対比した場合、コントラストが強すぎて、心にガッチリと印象が刻まれる作品です。そのぐらい、当時のインパクトはすごかったです。
これ以降、「まどか☆マギカ」に影響を受けたであろう作品も多数見られるようになりました。
かんなぎ
地区展に出品するため、切り倒されたご神木から木彫りの精霊像を作り終えた美術部員の御厨仁。すると、その精霊像が割れ、中から女の子が現れる。彼女の名前はナギ。精霊像を依代として顕現した産土神だというナギと、仁は一緒に生活することになってしまう……。
とりあえず、頭を空っぽにして楽しく見れるアニメならコレといった作品。
簡単に言えば学園ラブコメものなんですが、人間関係をめぐる細かな描写が逸品のアニメだと思います。カラオケ回なんかは、その最たるものかと。
とにかく、難しいことを考えずに気軽に見れる作品です。ただ、残念ながら完結はしてないです。
SHIROBAKO
武蔵野アニメーションの新人制作進行のあおいを中心として、アニメーション制作現場で起こるトラブルや、葛藤や挫折などといったアニメ業界の日常を描く群像劇。
アニメーション制作の舞台裏を描いた、お仕事アニメの傑作の一つ。
アニメ制作の現場を、ここまで詳しく描いた作品は、これまでで初めてではないでしょうか。実際は、もっと過酷なものがあるのでしょうが、ほどよくエンターテインメント作品になっています。あと、個人的に、PAWORKSの作品が好きです。
化物語
同級生である戦場ヶ原ひたぎの抱える秘密を知った阿良々木暦。そして問題解決のために協力を申し出る暦。実は暦もひたぎ同様、人に言えない秘密を隠していたのだった…。それをきっかけに暦は、怪異に出遭った少女たちを助けるために次々と奔走することになる…。
ジャンルでいえば妖怪ものとかになるのだろうか。
ただ、従来の妖怪ものとは違って、おどろおどろしさ一欠片もなく、スタイリッシュ怪異譚といった感じ。
主人公が、出会うヒロインに取り憑いた怪異問題を解決することによって形成されていくハーレムものといってもいいかもしれません。独特の言葉表現や、言葉遊び、パロディーなども織り込まれているため、見る人によっては好き嫌いがハッキリと分かれる作品でもあると思います。
この素晴らしい世界に祝福を!
ゲームをこよなく愛するひきこもり・佐藤和真(カズマ)の人生は、交通事故(!?)によりあっけなく幕を閉じた……はずだった。だが、目を覚ますと女神を名乗る美少女・アクアは告げた。「ねぇ、ちょっといい話があるんだけど。異世界に行かない?1つだけあなたの好きなものを持って行っていいわよ」「……じゃあ、あんたで」RPGゲームのような異世界で、憧れの冒険者生活エンジョイ!めざせ勇者!……と舞い上がったのも束の間、異世界に転生したカズマの目下緊急の難問は、生活費を工面することだった!平凡な冒険者・カズマが過ごす異世界ライフの明日はどっち!?
ちょっとひねった異世界もの。
主人公の最終目的は、異世界で魔王を倒すことではあるのですが、一貫して「始まりの町」から動くことはほぼありません。どちらかというと、主人公一行のダメさ加減を愛でるアニメ。
スクライド
21世紀初頭。横浜を中心に、半径30Kmの大地が突如として隆起し本土と隔離された。やがて、そこは、「ロストグラウンド」と呼ばれるようになり、日本という国家にありながら、特殊な発展を遂げることになる。そして、そこでは、生まれながらにして「アルター」と呼ばれる特殊能力を持つ者たちが現れるようになった…。
熱い異能バトルものの最高峰といったらこれではないだろうか。
単純に言ってしまえば単なる男の喧嘩ともいえるのかもしれない。けれど、それにプラスして熱いストーリー、熱い演出、熱いセリフまわしが加わることで、漢(おとこ)が見るためのアニメに昇華。熱いアニメが好きな人には、壮大な満腹感を味わえる作品。
無限のリヴァイアス
人工衛星リーベ・デルタが、ゲドゥルトの海へと沈下し圧漬する事件が発生。リーベ・デルタで訓練を受けていた487名の少年少女たちは、謎の巨大航宙艦「リヴァイアス」に乗り込み、大人を失った状況下で救助が来るのを待ち続ける。だが、彼らは行く先々で攻撃を受け、生き延びるために戦うことを余儀なくされる……。
宇宙版15少年漂流記といった感じの作品。
宇宙船や、ロボットも出てきますが、少年少女たちの人間ドラマが主となるアニメです。宇宙に漂流といった展開からも分かるように、重い鬱シーンも多いですが、見応えは満載です。
というか、これまでも何個か出てきたけど、谷口悟朗監督の作品が好きなんです。
サムライチャンプルー
『カウボーイ・ビバップ』の渡辺信一郎が監督した新感覚サムライアニメ。時は江戸時代。ガラの悪いチンピラのような男・ムゲン、剣の達人・ジン、「ひまわりの匂いのする侍」を探してバイトを転々とする少女・フウの3人が偶然出会った。性格のバラバラな3人は成り行きから一緒に旅をすることになり……!!
個人的には、おしゃれチャンバラアニメといった感じ。
江戸末期の侍の話ではありながら、現代的な要素も多数含まれており、まさに「侍」と「様々な要素が」チャンプル(まぜ合わさった)作品です。
とにかく殺陣とBGMがマッチした映像表現は素晴らしいの一言。魅せる作品だと思います。
デュラララ!!
東京・池袋。都会の非日常に憧れる少年・竜ヶ峰帝人(りゅうがみねみかど)は、幼馴染の紀田正臣(きだまさおみ)の誘いもあり、地元を離れて池袋にある来良学園に入学することに。正臣曰く、池袋に住む上で敵に回してはいけない存在が何人かいるらしい。特には、喧嘩上等のチンピラ・平和島静雄(へいわじましずお)と、趣味で情報屋を営む折原臨也(おりはらいざや)の二人。そして、奇妙な組織体系を取る詳細不明のカラーギャング“ダラーズ“。上京した初日、そんな正臣の話に不安をおぼえた帝人が目撃したのは、漆黒のバイクを駆る都市伝説“首なしライダー”だった……。
池袋の若者を舞台にした群像劇。
場面場面の一見関係なさそうなシーンが、後々大きなうねりとなって、繋がっていく様は見事。いわゆる「伏線回収が気持ち良いアニメ」だと思います。
この手の群像劇アニメの傑作である、バッカーノ!と同じ監督の作品です。ただ残念ながら、バッカーノ!は、プライムビデオにはない模様。
Fate/Zero
これは始まり(ゼロ)に至る物語―。大人気作『Fate/stay night』では断片的に語られるのみだった「第四次聖杯戦争」を描いたTVアニメ。奇跡を叶える『聖杯』の力を追い求め、七人の魔術師(マスター)が七人の英霊(サーヴァント)を召喚し、最後の一人になるまで戦いを繰り広げる究極の決闘劇…聖杯戦争。決着を先送りにされたその闘争に、今また四度目の火蓋が切って落とされる。それぞれに勝利への悲願を託し、戦場へ馳せ参じる魔術師たち。士郎の養父が、凛の父が、若き日の言峰綺礼が繰り広げた「第四次聖杯戦争」の真実が、今明らかになる!
この作品は、Fate/stay nightの前日譚となるストーリーです。
ただ、全作品を見ないでも、全く問題なく楽しめます。実際、スターウォーズは、エピソード4から始まりましたが、エピソード1から見ても話の流れが時系列で分かりやすいのと同じことです。
内容的に簡単にいえば、七人の魔術師(マスター)が七人の英霊(サーヴァント)を召喚し、戦い合わせるバトルもの。しかし、ただバトルするだけではなく、裏工作や人間のドロドロもしっかりと描かれています。
うしおととら
中学生の少年・蒼月潮は、寺の住職をつとめる父親と二人暮らし。ある日、彼は自宅にある蔵の地下室でとんでもないものと出会ってしまう。それははるか昔、凶悪なバケモノとして民に恐れられ、「獣の槍」によって五百年間も封じ込められていた大妖怪であった!槍を引き抜いてしまった潮はあわや妖怪に食われかかるが、同時に眠りから目覚めた「獣の槍」の力によって変身し、妖気に群がってきた他の妖怪たちをあっという間に撃破する。槍の威力を恐れて思わず協力してしまった大妖怪は、潮に「とら」と名付けられ、行動を共にすることに。かくして「獣の槍」の伝承者となってしまった少年と、いつか彼を食ってやろうとつけ狙う大妖怪の“うしとら”コンビが誕生したのだった。そして襲いくる妖怪どもを次々と蹴散らしていく彼らは世界の存亡をかけた壮大な戦いに巻き込まれていく・・
言わずと知れた、名作妖怪漫画のアニメ化。
ただ、アニメの場合は、尺の都合上かなり駆け足となっており、展開が早いです。アニメから入って、コミックをじっくり読むというのもありかも。
甲鉄城のカバネリ
世に産業革命の波が押し寄せた頃、突如として不死の怪物が現れた。鋼鉄の皮膜で覆われた心臓を撃ち抜かれない限り滅びず、それに噛まれた者も死後蘇り、人を襲うという。怪物は「カバネ」と呼ばれ、爆発的に増殖していった。世界中が恐怖に覆われる中、日ノ本の人々はカバネの脅威に対抗すべく各地に「駅」と呼ばれる砦を築き、その中に閉じ籠もることで生き延びていた。この駅の間を行き来できるのは装甲蒸気機関車(通称、駿城)のみだった。製鉄と蒸気機関の生産を行う顕金駅に暮らす蒸気鍛冶の少年生駒(いこま)は、カバネを倒すために独自の武器「ツラヌキ筒」を開発しながら、いつか自分の力を発揮できる時が来るのを待ち望んでいた。そんなある日、駿城の一つである甲鉄城が顕金駅にやってきた。生駒は甲鉄城の整備の最中に不思議な少女、無名(むめい)と出会う。そしてその夜、顕金駅にカバネの脅威が押し寄せてきた!
スチームパンク、鉄道、ゾンビ、侍、いろいろな要素が合わさって、設定の面白さに序盤は引き込まれます。ただ、後半については、見る人の判断に任せます。
昭和元禄落語心中
刑務所の落語慰問会で見た大名人・八雲の「死神」が忘れられず、出所した与太郎が真っ先に向かった先は、寄席だった。拝み倒して八雲の住み込みの弟子となった与太郎だが、八雲の元では小夏という女性が暮らしていた。八雲と小夏には他人が容易に触れられない因縁があるらしく・・・。
落語を主題材とした珍しい(というか初?)アニメ。
僕自身、普段落語などを聞いたりすることはこれまでなかったです。それでもそんな落語に興味のなかった僕にでも、話に引き込まれて、24分が短く感じるほどの作品です。
アニメ中、落語を披露されるのも声優さんなんですが、その熱演に引き込まれます。
WORKING!!
北海道某所に存在するファミリーレストラン「ワグナリア」。小鳥遊宗太(たかなしそうた)と店員達が元気に危険に活躍(!?)するファミレスバイトコメディー!!
お仕事系ラブコメ。
個性的なキャラが繰り出すドタバタストーリーをゆーるーく楽しむアニメだと思います。何も考えず、頭を空っぽにしてボケーっと眺めるのにちょうど良い作品です。
銀魂
天人(宇宙人)が来襲して、価値観が変わってしまった町、江戸。宇宙人や高層ビル、バイクなど何でもありの世界で変わらない“魂”を持った最後のサムライがいた。男の名は坂田銀時。いい加減で無鉄砲、でもキメるところはさりげなくキメたりして…。笑えて、泣けて、心温まる、銀さんと仲間たちの生き様、得とご覧あれ!
いい意味での悪乗りが楽しいアニメ。
心が疲れていたら、ギャグ回だけでもボケーっと眺めてSAN値を回復するのにちょうどいい。プライムビデオでは、200話以上あるので暇なときには。
シリアス回とギャグ回が良い感じの配分かと思います。
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
”ひねくれぼっち”の高校生・比企谷八幡が「奉仕部」に入部し、美少女やギャルと出会い・・・!?残念な主人公が繰り広げる青春ラブコメディ!
世にラブコメは数あれど、一風趣向の変わったラブコメだと思います。
ひねくれた主人公が、物事を正面から解決せず、どちらかというと他人から卑下されるような解決方法でいろいろと物事に当たっていくのが面白いアニメ。
精霊の守り人
『攻殻機動隊 S.A.C』神山健治×『人狼』『イノセンス』『BLOOD+』プロダクションI.Gが放つ新・異世界物語(アジアン・ハイファンタジー)「人狼」「イノセンス」など、世界中から注目される国内有数の制作会社・プロダクションI.Gと「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」でシリーズ累計DVDセールスでミリオンを獲得する若手No.1監督・神山健治が贈る新感覚《アジアン・ハイ・ファンタジー》大作。
上橋菜穂子さんの守り人シリーズが原作のアジアンファンタジー。
ラノベ的な異世界ファンタジー展開ではなく、王道的な重厚感あるストーリーとなっています。
機動戦艦ナデシコ
時は22世紀。木星から現れた謎の侵略者達の脅威が地球に迫った時、民間企業のネルガル重工は、独自に大型新造戦艦・ナデシコを建造した。テンカワ・アキトは、幼い頃会った覚えのある少女を追って、機動戦艦ナデシコに出会う。ミスマル・ユリカとともに、木星からの侵略者と闘う事になったアキトと地球の運命は?
恋愛あり、笑いあり、シリアスありの宇宙アニメ。
かなり古い作品なので今見ると、ちょっと古臭い表現があるのは仕方ない。
けれど、それを加味したとしても、佐藤竜雄監督の宇宙ものは面白い。個人的僕が佐藤監督作品で一番好きなのは、宇宙のステルヴィア。
坂本ですが?
佐野菜見原作の人気コミックがアニメ化!クールでスタイリッシュな高校生・坂本の学園生活をコミカルに描く。監督は高松信司で、主人公・坂本の声を演じるのは緑川光。
一応、ギャグアニメなんだろうけど、個人的には変人観察バラエティーといった感じ。
主人公の坂本が、降りかかってくるトラブルをとにかくスタイリッシュに解決します。心が疲れているときに、このバカバカしさはちょうどいい癒しになるのではなかろうか。
龍の歯医者
彼の国には龍が棲んでいる──神話によれば、古の人々との契約により、龍は人を助け、人は龍を助けるという…舞台は “龍の国”。主人公は、国の守護神 “龍”を虫歯菌から守る新米・歯医者の野ノ子。隣国との戦争が激化する中、ある日彼女は、龍の歯の上で気絶した敵国の少年兵を見つける。少年の名はベル。大きな災いの前に龍が起こすと言われる不思議な現象で、巨大な歯の中から生き返ったものだった。自らが置かれた状況に戸惑うベル。そして彼を励まし、彼を龍の歯医者として受け入れる野ノ子。激しい戦いに巻き込まれながら、二人はやがて自らの運命を受け入れて行くことに…かつてない壮大なスケールで描かれる冒険ファンタジー!
大抵のファンタジーでは、龍は敵で戦う相手、みたいな感じになりますが、このアニメはそうではありません。
主人公たちは、龍の中に住んで歯のメンテナンスをする正にタイトル通りの「龍の歯医者」です。46分の2話構成なので気軽に見ることができるかと。
AKIBA’S TRIP -THE ANIMATION-
秋葉原では、謎の敵・”破繰者(バグリモノ)”が出没するという都市伝説が広まっていた。破繰者に噛み付かれると、体を乗っ取られ、自我を失い、自分の意志で行動できなくなるという。妹のにわかと共に秋葉原に来ていたタモツは、たまたま破繰者との戦いに巻き込まれ、瀕死の重傷を負ってしまう。謎の少女・まとめの不思議な力によって一命を取り留めるが、助けられた影響で秋葉原の街から出られなくなる。まとめや有紗やにわか、かげさん達と共に自警団を結成し、秋葉原の自由を守る戦い、破繰者と秋葉原の関係の謎を追う戦いに、仲間と共に挑んでいく—。
あらすじを見ると、バトルもののように見えるけど、どちらかというとギャグより。
ストーリごとに題材が変わり、アマチュア無線、自作パソコン、遊戯王カード、etc…を題材とした、パロディーというか、自虐ネタをニヤニヤ楽しむアニメ。
正装をして食べに行く一流店のようなアニメではなく、気軽に食べにいけるB級グルメのような作品です。とにかく気軽に見れます。
まとめ
とりあえず、月額325円のサービスで、これだけのアニメが見放題となるのは嬉しいところ。
今回紹介したアニメだけでも、全てを見るには、かなりの時間を要し十分すぎるくらいのボリュームがあるでしょう。
Amazonプライムビデオでは、アニメ以外にも海外映画、日本映画、ドラマ、海外ドラマ、バラエティー、様々な動画を見ることができるので、コンテンツ全てを見るのは不可能といっていいほどボリューム満載です。
どのくらい動画を見れば元が取れるかの目安はこちら。
Amazon全体のサービスを含めると、非常に損のしづらい会員制度となっています。
僕のような無趣味の暇人には、打ってつけサービスです。
もちろん、このAmazon会員サービスの特典は動画視聴だけにあらず、その他特典も多数あります。
学生プランの場合は、さらに上の特典まであります。
とりあえず、Amazonプライムに入ってサービスを利用するのであれば、元がとれないということはまずないでしょう。
サイト Amazonプライムビデオ