自分のブログの過去記事を読んでいて、修正箇所を見つけることってよくあると思います。
誤字脱字を見つけたときや、記事に誤りがあったとき、言い回しを変更したい時など、普通ならブログシステムのエディターから修正すると思います。
けれど、Windows Live Writer(以下WLW)ユーザーなら何度か、「あ、ここWLWで直したい」なんて時もあるかと思います。
WLWでも、過去記事を修正することはできます。けれど、WLWを使った事がある人なら、わかると思うんですけど古い過去記事を呼び出すとき、読み込みに時間がかかったりして結構面倒くさいです。
今回はそんな、面倒くさいWLWでの古い過去記事編集を、ブラウザで修正箇所を発見次第、ワンクリックでWLWを立ち上げ、編集できる方法を紹介したいと思います。
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目次
ブラウザからWindows Live Writerを立ち上げる方法
この方法を行うには、以下の手順を行います。
- WLW Post Downloader Pluginをダウンロードしてインストール
- ブログシステム(Wordpressなど)もテーマなどにWLW起動用のコードを書き込む
大まかに言えば、この2手順です。
WLW Post Downloader Pluginの設定
まずは、WLW Post Downloader Pluginをダウンロードしてきます。
あとは普通にインストールするだけです。
もう既にこのインストールが終わった段階で、ブラウザのアドレスバーに
wlw://[あなたのブログ]/?postid=[記事ID]
と入力すれば、Windows Live Writerが起動して記事を編集できます。
ただ、わざわざ、ブラウザに手入力するのが面倒くさいので、Wordpressなどのブログシステム上からクリック一発で開けるようにします。
ブログテーマにWLW起動用のコードを書き込む
僕が使っているブログシステムは、Wordpressです。なので、Wordpressでの方法をまず書きたいと思います。
WordPressの場合
WordPressテーマの場合、以下のようなコードをsingle.phpなどに埋め込むことで、ブラウザからクリック一発でWLWを開けるようになります。
<?php if ( is_user_logged_in() ): echo ', <a href="wlw://nelog.jp/?postid='; echo the_ID(); echo '">WLWで編集</a>'; endif; ?>
サイトURLは、自サイトのものに変更してください。
こんな感じで、テーマの中に埋め込めば
このように、ブログ内にWLWでの編集用のリンクが表示されます。
あとは、リンクをクリックすれば、WLWが閲覧中の記事を読み込んで起動し、手軽に編集できるようになります。
もし、ブログにログインする人が多数いる場合、管理者のみに編集権を与えるならば、以下のように書いてもいいかもしれません。
<?php global $user_level; get_currentuserinfo(); if ( $user_level == 10 ): echo ', <a href="wlw://nelog.jp/?postid='; echo the_ID(); echo '">WLWで編集</a>'; endif; ?>
これらの方法は、以下のブログを参考にさせていただきました。
その他のブログシステムの場合
Bloggerなど、WLWが対応しているその他のブログシステムで、この方法を行うにはJavaScriptを使った方法も使用できます。
その方法は、以下に詳しく書かれています。
まとめ
このように設定することで、過去記事を修正する面倒くささがかなり薄れました。
「誤字脱字を発見したけど、ブラウザからWordpressエディターで編集するのは重くて面倒くさいなー。」なんていう心理的障壁も無くなり、手軽に修正しようという気になります。
僕と同様に、WLWユーザーで、大昔の過去記事修正が億劫だと思っている人は、是非試してみてください。
追記:
ちなみに、記事からワンクリックでWordpressエディターに移動して編集したい場合は、テーマに以下のように埋め込めばOKです。
<?php edit_post_link('編集', '', ''); ?>
詳しくは編集用リンクを出力するを参照してください。