先日、「鶴瓶の家族に乾杯」で、久しぶりに加藤茶さんをテレビで見ました。
そしてそのの豹変ぶりに驚きました。画面に出ていたカトちゃんは、僕の知っている加トちゃんじゃないというか何というか。
具体的には、目に力がなく、顔に表情も乏しい、話し掛けても反応は遅く、ろれつも回っていない状態。見た瞬間、「これじゃヒゲダンスを絶対に踊れない!」と思うくらいの状態です。
番組を見ていた人は、異変に気づいた人も多く、結構記事にもなっていました。
見た瞬間、「これって痴呆症の症状じゃ…」と思いましたが、真偽のほどはわかりません。というか、その日加トちゃんは、疲れていただけで、たまたまそんな状態だったのだと思いたい。
参考 『鶴瓶の家族に乾杯』加藤茶の元気な姿に歓喜…「完全復活したな」「お目目もぱっちり」「喋り方ちゃんとしてる」
そんなことがあって、昨日のミヤネ屋を見ていたら、「かなりの精度で認知症の度合いを判断出来る、あたまの健康チェック」なるものをやっていました。
そのチェックは、わずか10分の電話質問で、認知機能の低下を97.3%の精度で判定出来るそうです。チェックで、軽度認知症(物忘れと認知症の境界あたり)と判定されても、適切な対処をすれば、10年~15年は軽度認知症の状態を保ったまま悪化するのを抑制することができるそうです。
軽度認知症なら、そこまで生活に支障がないレベルです。その状態を10年維持できるのと、近いうちに次の認知症レベルになってしまうのでは、格段に違うと思います。
僕も一日の大半を部屋で1人で過ごしていて、人と接する機会が少ないので、もしかしたら自分が気づいていないだけで、何かしらの症状が出ている可能性もなきにしもあらず。
ということで、まだ30代なんですけど「あたまの健康チェック」に申し込んでみました。自分の心配ちょっぴりと、今後もし親や親族で怪しいと思った場合のため、一度自分で経験しておくのも良いかなと思ったからです。
photo by Artis Rams
目次
頭の健康チェックとは
あたまの健康チェックとは、アメリカの医療会社開発したものだそうで、提供元のミレニアによると以下のように書かれています。
あたまの健康チェックとは、「加齢に伴う正常なもの忘れ」と「認知症の前段階とよばれる軽度認知障害(MCI)」を10分程度のコールセンターを通じたチェックテストを行うだけで、97.3%の高精度で判別するテストです。
軽度認知症とは、「物忘れ」と「認知症」のグレーゾーンの状態であることを言うそうです。日常生活や社会活動に影響がないため見落としがちで、症状が区別しにくく医師でも判断が難しい状態のことだそうです。
対象年齢は、30~99歳だそうで、記憶力の低下が気になる人に有効なチェックとのこと。
チェックは、以下のような手順で簡単に行うことができます。
- 個人の場合は、カードを購入する
- カードが郵送されてくるので、その裏に書いてある電話番号に電話10分の質問に答える
- 約1週間後、評価レポートが届く
個人の場合は、こんな感じのカードを買うことで、3500円(税別)でチェックを受けることができるようです。
僕も実際申し込んでみました。
チェックはどのようなことをするのか?
photo by David Goehring
「あたまの健康チェック」でかかってくる電話では、どのようなことをするのかというと、以下のような3段階のテストを行います。
- テスト➀「10単語」を復唱した後、その「10単語」を思い出して伝える(3回繰り返す)
- テスト➁3種類の動物の名前から1種類選ぶ(約2~3分間)
- テスト➂再度、テスト➀の「10単語」を思い出して伝える
テスト➀
テスト➀では、例えば以下のような10単語を復唱しながら読んでもらい、その後思い出してオペレーターに伝えます。
辞書、女性、伝説、…(その他7単語)
僕はこういうのが、かなり苦手なので、ちょっとやばそうです。
テスト➁
テスト➁は例えばこんな事をします。
オペレーターが読み上げる動物の名前3つの中から、一番仲間はずれだと思うものを選びます。
シマリス、カモシカ、カワウソ
動物1、動物2、動物3
・・・
・・・
こういった質問を2、3分間行います。
テスト➂
テスト➂では、テスト➀で復唱した10個の単語をもう一度オペレーターに伝えます。
テスト終了後
これでテストは終了です。これだけの簡単なテストで、97%以上の確率で認知症の度合いを判定できるそうです。
結果はこのような紙で1週間後に郵送されてきます。
まとめ
このチェックにより、早期発見することで進行を遅らせることが重要なのだそうです。
僕も、最近物忘れすることもよくあるので、おっかなびっくりチェックカードが届くのを待ちたいと思います。
サイト 10分で行える簡単な認知機能のチェックテスト【あたまの健康チェック】
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