僕は体質のせいか泌尿器系の病気に弱く、しょっちゅう膀胱炎になります。
2ヶ月に1回ぐらいは膀胱炎症状が出ていたでしょうか。ただ、それだけ頻繁に膀胱炎になってくると、膀胱炎の初期症状が大体わかってきます。今回は、そんな膀胱炎の初期症状におすすめな市販薬の話です。
目次
ボーコレンと腎仙散の違い
以前僕は、膀胱炎の薬でパッと思いつくのがボーコレンでした。最近でこそ少なくなりましたが、当時はバンバンCMが流れていて「膀胱の病(膀胱炎)→ボーコレン」みたいに頭に刷り込まれていたと思います。
ただ、ボーコレンをよくよく調べてみると効能に膀胱炎なんて書いてないんですよね。
[ボーコレン]
頻尿、排尿痛、残尿感、尿のにごり
そんなことを、ドラッグストアに行ったとき薬剤師さんと話していたら「膀胱炎ならば、こちらの方が効果が高いと思いますよ。」ともう一つ漢方薬を薦められました。その薬というのが摩耶堂製薬の「腎仙散」です。
腎仙散だと以下のような効能があります。
[腎仙散]
腎炎・ネフローゼ・腎盂炎・膀胱炎・ムクミ・尿利減少
摩耶堂製薬のサイトによると腎仙散は、膀胱炎に効能があると記載することを厚生労働省から許されている、日本で唯一の市販治療薬なのだそうです。
それなのに、値段もボーコレンとほとんど変わらないどころか、むしろ安いです。
実際のもの
実際のものがこちらです。
2014年ぐらいからパッケージが以下のように変わりました。最近では、こちらのパッケージの方がおなじみかもしれません。
容量の多いパッケージにはこんなのもあります。
中にはこういった包みが入っています。
それで、実際に飲んでみると、味はものすごく苦いです。ボーコレンは、錠剤で飲みやすいけど、腎仙散はきめの細かい粉末状の漢方薬です。
僕もこれまでに、いろいろな薬を飲んできましたけど、その中でも1、2を争うくらいの「まずくて飲みにくい薬」でした。ただ、辛い思いをして飲むせいか、ものすごく効いた気がします。「これだけ苦いんだから効きそうだ」という暗示というかプラシーボ効果みたいなものなんですけど、暗示でも治ればめっけものです。
実際の効果も、かなりあると思います。
僕は初期の膀胱炎症状になったら必ずこれを飲むんですが、飲むようになってから重症化(腎盂腎炎に発展)するようなことがほとんどなくなりました。症状が出たら一日3回、2、3日飲んでいます。
実際にここ何年かで、こんなに飲みました。飲んだ箱をとっておいたら、いっぱいたまっていました。
われながら、「よくこんなマズイ漢方薬をこれだけ飲んだな…」と思いますが、おかげでここ何年かは医者にかかることもほとんどなくなったので、その効果はあったようです。
※症状が重い場合は、必ず泌尿器科等の受診をおすすめします。
しっかり7日分の21包入りなら。
膀胱炎にはボウコレンと思っていたので、腎仙散との比較説明がわかりやすく、とても役に立ちました。また経験談も参考になりました。ありがとうございます。