2014年8月にiRemocon Wi-Fiが発売されました。
ただこれ、8月に一般販売されるのかと思ったら、「フレッツ光」とセットじゃなくては利用できないんですよね。
参考 グラモ、月額300円で家電制御サービスを開始（PDF）
現に、価格COMのiRemocon Wi-Fi IRM-03WLAページを見ても、どこも販売していないようです。
この発表を見たとき、少しガッカリしました。しかし、iRemocon Wi-Fiのような新しく便利なリモコンが出てくるのは、WindowsでiRemoconを操作するソフトまで作って利用しているユーザーとしては嬉しい限りです。
で、そのiRemocon Wi-Fiなんですが、11月19日に利用状況を想定したプロモーションビデオが公開されていました。
今回は、そのPVを見て「有効利用出来れば面白い機能！」と思ったことなどです。
目次
iRemocon Wi-FiのPV
そのプロモーションビデオというのが、以下。
4分の動画に、iRemocon Wi-Fiで生活がどのように変化するか、わかりやすくまとめられています。
iRemocon初期版にはない機能
僕は、iRemocon初期版を持っています。
iRemoconというのは、スマホやタブレットなどから一括して部屋中のリモコン家電を操作出来る学習リモコンです。
以下のように、リモコン操作アプリを自分好みにカスタマイズすることも可能です。
それに加えて、「iRemocon Wi-Fi」には、初期版にはない機能が沢山搭載されています。
PVでも、新機能の利用がデモンストレーションされていたので、それらを紹介したいと思います。
音声認識機能で家電を操作出来る
音声認識機能を利用すると、完全に音声のみで家電操作ができます
動画では、「リビング テレビ」と発声すると、テレビが点いています。
動画だとこのあたり。
音声認識に関する動画も以前にアップされていました。
自作のWinソフトにも、Win音声認識を利用した、音声操作機能はありますが、多分こちらの方が、認識率がよさそう。
音声操作って自室で使うのなら、本当に便利なんですよね。パソコンで、作業をしながら、リモコンを探すことなく、部屋中の操作ができるので、かなり楽。リモコンを探してボタンを押したとしても、10数秒くらいしか変わらないんですけど、そんなわずかなことでも時間を短縮できると面倒くさがりには嬉しいです。
ただ音声操作機能は、人前では少し気恥ずかしくて使用できないという難点もありますけど。
外出先からも温度、湿度、照度が確認できる
これは、利用する機能かどうかは置いといて、外出先などから自室の温度、湿度、照度を確認することができます。
外出先から温度、湿度、照度が確認でき、環境センサーマップでカビ・ダニ・ウイルス・熱中症などの発生リスクを把握できます
この機能により、外出先で「部屋で飼っているペットが暑さで苦しんでないかしら？」などと確認することができます。そして、「室温が高いのでエアコンを点けてあげましょ」なんてことも仕事先からできます。
GPS連動で家電制御
GPS連動で自宅の家電制御が自動的に可能です
スマホのGPS情報をもとに、ユーザーが自宅付近まで来たら、家電を操作するなんてこともできます。（こちらはスマホアプリiRemocon2の機能）
自宅の近くになったら自動的に自宅の照明を点灯して明るい部屋に帰宅できます
この機能を利用すれば、「暗い部屋には帰りたくない」、「夏は帰るまでに涼しく、冬は暖かく」なんてことも出来るようになります。
詳しい動画は以下になります。
注意点
ただ、これだけ高機能なiRemocon WiFiなんですが、以下のような難点もあります。
- NTT西日本の「iRemocon for フレッツ」に申し込まないと利用できない
- 月額300円（従来の初期iRemoconでも遠隔操作するには月額課金）
通常の、iRemoconも遠隔操作が月額制になっているのは、最近知りました。Amazonレビューでは、月額制導入以降、ブーイング的レビューが多くなっています。
まとめ
このプロモーションビデオを見て、iRemocon Wi-Fiがやはり欲しくなりました。
ただ、フレッツに申し込まないと、利用できないというのは、残念です。月額料金制になるなら、それはそれで良いのですが、今利用しているネット回線を別のものに変更してまで、利用しようという気にはなれません。
グラモにも、いろいろ販売戦略があって、このようになっているのだとは思います。
iRemocon Wi-Fiがこの先どのような予定なのかわかりませんが、もし一般販売されるようなら、そのときに購入しようと思います。
