ニフティは、12月4日から「おへやプラス」というサービスを開始しました。
このサービスを利用すると、これまではNTT西日本のフレッツ光に申し込まなければ利用できなかった、「iRemocon Wi-Fi」が月額980円で利用できるようになるようです。
目次
おへやプラスとは
おへやプラスとは、温度や湿度などの室内環境から、離れて暮らす家族の”生活環境”を見守る新しい見守りサービスです。
基本コンセプトとしては、離れて暮らす高齢者の生活環境を遠くから知るためのサービスとなっているようです。
このサービスを利用すると、主に以下のようなことができるようになります。
- 室内の環境状態の確認機能
- 設定温度・湿度の通知機能
- インフルエンザや熱中症のアラート機能
- 天気予報データと連動機能
これらの機能は、iRemocon Wi-Fiの各種センサーを利用しています。
ここで注意しないといけないのは、おへやプラスのサービスには、外から家電を操作する機能は含まれていません。
それはもちろん当然で、外から家族が勝手に部屋の操作をしたら、逆に生活環境を乱すことにもなりかねないからだと思います。
けれど、基本的に「おへやプラス」は、高齢者に向けてのサービスだと思いますが、高齢者でなくとも申し込んで、iRemocon Wi-Fiを使って、家電をスマホから操作して使い倒すということはできると思います。
価格
おへやプラスサービス価格は、iRemoconとスマートサーブの利用料を含めて980円になっています。(スマートサーブを元から利用している人の場合は、680円)
室内環境データの通知、設置地域の天気情報、インフルエンザ・熱中症アラート機能だけを利用するのに、980円は、ちょっと高いように感じます。
ただ、これまで、フレッツ光に加入しないと利用できなかった「iRemocon Wi-Fi」が多少安く利用できるようにはなるようです。
室内環境データの取得・通知
設置地域の天気情報
インフルエンザ・熱中症アラート
まとめ
とりあえず、月額980円でiRemocon Wi-Fiが使えるようにはなるみたいです。
年額にすると、1万1760円(初期割引除く)。
僕は、温度・湿度センサーのない初期のiRemoconを2万5000円で購入し、Windows用の操作アプリから利用しています。
iRemocon Wi-Fiは、初期iRemoconに温度・湿度センサーが加わる形になります。
僕は前々から、iRemocon Wi-Fiが発売されれば、購入して利用したいと思っていましたが、わざわざ定額制のサービスに加入してまで使用したいかというと、ちょっと微妙な感じです。
見守り機能としての利用
だけれども、「離れて住んでいる高齢者の生活環境を見守りたい」なんて場合には、1つの手段なのかも。
ただこれで注意しなくてはいけないのは、「高齢者の室内の環境」や「その地域の天気」や「熱中症になりやすい状態かどうか」はわかりますが、実際の高齢者の状態はわからないんですよね。そこらへんは、プライバシーの問題とも関わってくるので難しいところだと思います。
しかしこれらのサービスの情報を元に、「一人暮らしの親の、部屋が寒すぎ(暑すぎ)の状態になっている」「インフルエンザ・熱中症警告が出ている」なんて場合に、ちょっと電話を入れてみたり、行ける所ならちょっと寄ってみたりする良いきっかけにはなると思います。