先日、iRemocon Wi-Fiを購入しました。
ただ基本的に、iRemocon Wi-Fiは、Android、iOS用のデバイスなので、Windowsでの動作は保証されていません。
けれど、僕はWindowsしか持っていないので、Windows用アプリなどを利用して、どうしてもWindowsから利用したいです。
iRemocon Wi-FiをWindowsから利用するには、iRemocon Wi-FiのローカルIPを取得する必要があります。
通常、スマホ・タブレットからの利用であれば、「iRemocon Wi-Fiの状態を確認する」の方法でIPを確認することができます。
ただ、Windowsからだと、こういった機能はないので、自前でIPを確認する必要があります。
というわけで今回は、WindowsからiRemocon Wi-FiのローカルIPを取得する方法を紹介したいと思います。
目次
ルーターのDHCP情報から取得
ルーターの管理画面に入る権限があるならば、ルーターから確認するのが最も手っ取り早いです。
まずは、ブラウザのアドレスバーなどに「http://192.168.0.1/」(ルーター管理画面のURL)のように入力して、管理画面に移動します。
僕は、コレガのルーターを利用しているので、以下はそれに準じて説明します。
iRemoconをネットワークに接続するとDHCPにより自動的にローカルIPが割り振られます。
この割り振られたIPをルーターのDHCP設定情報を参照することにより、取得します。
コレガの場合は、管理画面にログインすると、以下のようなメニューが現れるので、その中のDHCPの設定に関するようなメニューを開きます。
そういったところに、DHCPで割り振られたIP一覧が多分あると思うので、その一覧を参照します。
ざっと見てみて、身に覚えのないものがあれば(たぶん一番下に追加されている)、それが、iRemocon Wi-Fiと考えてよいと思います。
リストの、MACアドレスとiRemocon Wi-Fiの裏面にあるMACアドレスの記述が同じならば、そこのIPがiRemocon Wi-FiのローカルIPです。
ネットワークツールでIP確認
「ルーターの管理画面に入れない」、「DHCPのIP一覧が表示されない」なんて場合は、ネットワークスキャンツールで無理やり調べるという方法もあります。
ツールは、Angry IP Scannerを利用します。
これをインストールして、起動します。(※インストール時、余計なソフトも導入が促されるかもしれませんが、不要な場合はインストールしない方が良いと思います。)
(HAO123は、こんなところからも入ってくるのか…。)
IPスキャナーを利用する前に、自分のPCのIPを知っておく必要があります。
Windowsのコマンドプロンプトを開いてipconfigと入力し、Enterを押してください。
ipconfig
すると以下のように、IP情報が表示されます。
この、「IPv4アドレス」と「デフォルト ゲートウエイ」の情報をもとにIPをスキャンします。
で例えば、「IPv4アドレス」が「192.168.0.15」とかで、「デフォルト ゲートウエイ」が「192.168.0.1」とかだった場合、IPスキャナーの「IP Range」を「192.168.0.1~192.168.0.255」くらいに当たりをつけて、ローカルIPをスキャンします。
すると、以下のようなスキャン結果一覧が表示されます。
すると、スキャンの結果何かが存在するIPには青丸で表示されます。
その青丸の中で、大抵の場合はパソコン名などの「Hostname」が表示されるのですが、ないものがあります。
それが、iRemocon Wi-Fiである可能性が高いです。(※あくまで僕の環境で調べただけなので他の環境だと違うのかもしれません。)
とりあえず、それまでに身に覚えのないIPに青丸がついていれば、iRemocon Wi-Fiの可能性が高いです。
まとめ
とりあえず、こんな感じに無理やりではありますが、iRemocon Wi-FiのローカルIPを取得することができます。
僕は、ネットワークに詳しくないので、この2つぐらいしか思いつきませんでしたが、他のツールなどを利用した、IP取得方法も有るのかもしれません。
Windows上で、IPを取得さえできれば、telnetからコマンドプロンプトなどから、iRemocon Wi-Fiをコマンド仕様書に従って自由にコントロールすることができます。
その方法については、また後に書きたいと思います。
WindowsのコマンドプロンプトからiRemocon Wi-Fiを操作する方法を書きました。