今回は上の写真のようなはめ込み画像の簡単な作り方です。
上記のような画像はPhotoshopのような有料の画像編集ソフトを使えば、できます。僕は、これまでペイントツールSAIを使ってましたけど、これも有料です。
しかし、はめ込み画像を無料の画像ソフトで、やろうと思ったらGIMPくらいしか知りませんでした。ただ、GIMPはちょっと重たいですし、操作感が独特で、ちょっとやりづらかったので何か良いツールはないかと探していました。
それで先日、「FireAlpaca」というフリーペイントツールを見つけて使ってみたら、使いやすくて簡単にできたので、その方法の紹介です。
目次
フリーペイントツールFireAlpaca
FireAlpacaは、Macでも、Windowsでも使える無料ペイントツールです。
とてもシンプルな機能と操作性なので、ペイントツールを使い慣れていない人でも、気軽にイラスト製作を始めることができるツールです。
僕は、あまりペイントツールには詳しくないんですけど、これまでいくつも無料ツールをインストールして試した中では、機能も豊富な上に、軽くて操作性が良いです。
はめ込み画像を作る主な手順
で今回、はめ込み画像を作るには、主に以下の手順が必要です。
- FireAlpacaをダウンロード&インストール
- 写真等、画像の準備
- FireAlpacaで画像編集
慣れれば、3分でできる簡単な作業です。(※画像探す時間を除く)
FireAlpacaをダウンロード&インストール
まずは、FireAlpacaから環境にあったファイルをダウンロードします。
あとは、ダウンロードしたファイルを実行してインストールするだけです。
特に、難しいこともなく、無駄なソフトもインストールされることもないので、全て「次へ」を押していけばOKです。
写真等、画像の準備
次に、編集用の写真などを準備します。
編集用の写真などは、クリエイティブ・コモンズゼロ(CC0)ライセンスの写真あたりを利用すると、クレジット表記や、「編集して公開しても良いのかな?」みたいなライセンスに関する小難しいことを考える必要は少なくて済みます。
今回は、「ブログにFacebook登録関係の記事を書く」として、「パソコンで、Facebook登録をしている」みたいなアイキャッチを作成する体(てい)で説明します。
ゴールはこんな感じ。
画像を探す
まずは、パソコンの画像を探します。
とりあえずは、Pexels(フリー写真検索サイト)あたりで「PC」とでも検索すれば、使えそうなのがいっぱい出てくると思います。
今回は、以下の写真を使ってみたいと思います。
はめ込む画像
今回は、はめ込む画像として、Facebookのトップページをブラウザのキャプチャツールでキャプチャした以下の画像を使用したいと思います。
画像は、自分のイメージに合うものなら何でも良いと思います。
FireAlpacaではめ込み編集
まずは、先程インストールしたFireAlpacaを起動します。
起動画面はこんな感じです。
次に、先程準備した画像ファイルをドラッグ&ドロップでFireAlpacaに放り込んで開きます。
画像ファイルをドラッグ&ドロップすると1つのファイルにつき1つのタブで開かれます。(赤枠部分がタブ)
画面上での画像の大きさなどは、以下のズーム機能を利用して調節してください。
まずは、はめ込み元の「Facebookトップキャプチャー」画像を選択ツールで全て選択します。
選択ツールで、画像を覆うように選択します。
すると以下のように、画像の輪郭が点線表示されて選択されたことがわかります。
画像コピーした状態のままメインメニューの「画像→コピー」を行います。(Ctrl + C でもOK)
次にタブから、はめ込み先画像を開いて「貼り付け」を行います。(Ctrl + V でもOK)
すると、以下のようにどでかく貼り付けてしまうこともあるので、メインメニューの「選択範囲→変形」を選択します。(Ctrl + T でもOK)
すると、画像の大きさを変形できるハンドルが表示されるので、ドラッグ&ドロップで大きさを適度に調節します。
ここからは、Ctrl キーを押しながら作業することで、自由変形になります。
Ctrl キーを押しながら、四角の四つ角のハンドルを、1つずつパソコン画面に合わせていきます。(ズームなどで表示エリアを変更するとやりやすいです。)
左上から。
右上の角。
左下の角。
右下の角。
全て合わせ終わると、編集画面の下の方にある「OK」ボタンをクリックします。
編集を終えると、「ファイル→名前を付けて保存」からJPEGなりPNGなりを選んで保存すればOKです。
作成したはめ込み画像は、以下のようになりました。
これで、「パソコンでFacebook登録をしている」という感じのアイキャッチに、ある程度なったと思います。
まとめ
FireAlpacaを使うと、こんな感じで「はめ込み画像」を手軽に作成することができます。
画像を多く利用して説明したので、記事は長くなりましたが、やっていること1つ1つは、かなり簡単で単純な作業です。
ペイントツールを、たまに利用している程度の僕の個人的な感想ですが、ペイントツールとしてのFireAlpacaの能力も、かなり高くて、直感的に使い方がわかるとても良いツールになっていると思います。
今回、「はめ込み画像を無料ツールで手軽に作る」ため、この使いやすいペイントツールを発見したのが一番の収穫でした。