僕は、アイキャッチなどにフリーで使える写真などを、よく使わせていただいています。
フリーの写真は、現在沢山あり、写真検索サイトなどで調べたら、大抵イメージに合ったものが見つかります。
ただ、検索するキーワードによっては、イメージと合った写真が出てこないなんて事もたまにあります。
そんな時、僕は写真同士を組み合わせて新たな写真が作れる無料モックアップツールを利用すると、ある程度イメージ通りの写真がつくれたりします。。
そんな、無料モックアップツールを、これまでいろいろ紹介してきたら、結構あったのでまとめておきたいと思います。
目次
モックアップツールとは
今回紹介するモックアップツールは、写真と写真とを組み合わせて新しい写真を作成するツールのことです。
例えば、以下の2つの画像を組み合わせて(はめ込んで)
以下のような写真を作成するツールのことです。
こんな感じで様々な端末のはめ込み画像を作成することができます。
以下では、基本無料で利用できるモックアップツールをいくつか紹介したいと思います。
MockDrop
ドラッグ&ドロップすることで、とても手軽に「手持ちの画像」と「端末画像」を組み合わせたはめ込み画像が作成できるモックアップツールです。
現在、以下のはめ込み画像を作成することができます。
- デスクトップパソコン
- ノートパソコン
- スマートフォン
- タブレット
- 腕時計
この手のモックアップツールの中では、最も軽くて使いやすいツールです。
Smartmockups
とにかく雛形の種類が豊富です。現時点で150種類以上の雛形があります。
また、他のモックアップツールは、画像の大きさを枠に合わせるものが多いですが、これは枠の大きさに厳密にトリミングして嵌め込むので綺麗なモックアップ写真が作れます。
現在、以下のはめ込み画像を作成することができます。
- デスクトップパソコン
- ノートパソコン
- スマートフォン
- タブレット
- 腕時計
フィルタリングまた、iOS、男性、女性、手が写っているなどでフィルタリングもできて探しやすいです。
URLから、サイトのスクリーンショットを撮ってモックアップを作ることもできます。
Dunnnk
アップル製品の雛形が多いモックアップ作成ツールです。
画像をアップロードするだけという単純作業で、いきなりはめ込み画像を作ってしまうことができます。
現在、以下のカテゴリに属するはめ込み画像を作成することができます。
- iPhone
- Android
- MacBook
- iPad
- iMac
- Apple Watch
Magic Mockups
数はさほど多くはないですが、こちらもCC0写真を用いてはめ込み画像が作れます。
このモックアップツールの特徴としては、以下のように、ノートパソコンとスマホといったような2種類の画像を用いたはめ込み画像を作成できる雛形もあります。
加えて、URLからスクリーンショットを撮影して作成することも可能です。
現在、以下のようなカテゴリに属する雛型を利用することができます。
- ノートパソコン
- スマートフォン
- タブレット
- iMac
- 額縁
額縁の雛形もあまり見かけないような気がします。
Frame: Awesome Product Shots
Frame: Awesome Product Shots
画像をアップロードするか、URLを指定することで、モックアップを作成することができます。
画像アップロードしたら、トリミングできるので、綺麗に作成することができます。
このツールの、URL指定は、ユーザーエージェントをパソコンかモバイルで選択できるので、ブラウザの設定などでユーザーエージェントを変更して接続する必要はありません(現在スクリーンショット機能は不具合か使えてないかも)。
現在、以下のカテゴリに属する雛型が利用できます。
- デスクトップ(アップル)
- デスクトップ(その他)
- モバイル(iOS)
- モバイル(Android)
- タブレット(iOS)
- タブレット(Android)
- タブレット(その他)
Placeit
2500以上の雛形からモックアップを作成できるツールです。
種類の豊富さで言えば、一番多いかもしれません。カテゴリも以下のように多岐にわたっています。
ただ、無料で利用するには、400×300pxと小さい解像度の写真しか利用できません。
Browser Frame
様々なブラウザに画像はめ込んだ形のスクリーンショットを作成することができるツールです。
作成できるブラウザの種類は以下の通り。
- Chrome(Mac)
- Chrome(Windows)
- Firefox(Mac)
- Firefox(Windows)
- Safari
- IE
- Opera
- Edge
単に、ブラウザの外枠ではめ込み画像を作成するシンプルなツールです。
PhotoFunia
こちらは、はめ込み画像を作成するツールというよりも、様々な合成写真を作成できるツールです。
画像に様々なエフェクトをかけて、遊ぶ感じに利用できる楽しいツールになっています。
こんな感じのはめ込みツールもあれば、
手書き風に仕上げられるものなど、500種類以上のエフェクトがあります。
自分ではめ込み画像を作るには
どうしても、好みの雛形などが見つからない場合は、以下のような無料ツールを使った方法で、自分で作成することもできます。
まとめ
こんな感じで、モックアップツール等を利用することで、フリーで利用できる写真の幅がさらに広がります。
ただ、いくらCC0写真(権利をできる限り放棄した写真)を用いた雛形を利用しても、嵌め込む写真が権利物だったり、肖像権に引っ掛かるものは利用できないので注意が必要です。あと、CC(クリエイティブ・コモンズ)の場合は、著作権表示義務があったり、改変禁止の場合は、利用しないように注意しないといけません。
というわけで、「書いた記事に合ったフリー画像が見つからない」とか「以前使ったアイキャッチと同じ写真は避けたい」といった場合は、今回紹介したツールを使えば、フリーで利用できる写真の幅が広がるかもしれません。