ブログに挿入する画像にちょっとした説明を付加したいとき、画像注釈ソフトはとても便利です。
今回は、無料で使用できる、画像注釈ソフトをいくつか紹介したいと思います。ただ、Skitchは多くの方が利用しているので、それ以外の無料ソフトをまとめてみました。
photo by Martin Fisch
目次
Skitchは使いやすいけど
「Skitch(Windows版のサポート終了)」は、初めて利用しても使い方がわかる簡単さと、編集の手軽さから、今や最も多く使われている注釈ソフトと言って良いかもしれません。
ただ、Skitchで編集した注釈画像は、知っている人ならSkitchで編集したことが一発でわかってしまうほど、独特なものがあります。
以下がSkitchで注釈をつけた画像です。
Skitchは、そのユーザーの多さから、多くのサイトなどで使用されているため、かなり既視感を感じてしまう方もおられると思います。
ということで、今回は、Skitch以外で画像の注釈ソフトとして利用できる、無料ソフトをいくつか紹介したいと思います。写真に吹き出しをつけたり、強調表示したり、説明を付加したりするのに便利なソフトのまとめです。
screenpresso
Screenpresso: The Ultimate Screen Capture Tool
今回紹介する中では、Skitchほどではないにせよ、感覚的に使え、使用感も似ているソフトです。
注釈機能としては、矢印を書いたり、エリアを四角や楕円で囲んだり、ポイントを打ったり、エリアをマーカーで塗りつぶしたり、ぼかしを入れたり、画像を追加したり、とSkitchにもない機能が豊富にそろっていて、Skitchよりもおしゃれな出来になります。
以下のように、Skitchのような注釈も入れることができれば、
吹き出しの注釈も入れることができます。(吹き出し位置変更可能)
Skitchに飽きたら、個人的にはこれが最も使いやすくおすすめです。
iPhotoDraw
画像に吹き出し、文字列や罫線、図形、矢印を説明文つきで、手軽に付け加えることができるソフトです。スクリーン全体や、エリアを指定したキャプチャーも撮ることができます。
今回紹介したツールの中では、最も吹き出しが美しく挿入することができます。また、吹き出しの位置を自由に変更できるのは、嬉しい機能です。
PhotoScape
PhotoScape : Free Photo Editing Software (Photo Editor)
サイトには、携帯電話やデジタルカメラで撮った写真を簡単に補正、編集できる「おもしろい画像編集ソフト」と書かれています。
とにかく、画像の注釈などに使えそうな、吹き出しやオブジェクトの数が豊富です。いろいろなエフェクトをつけたり、GIFアニメまで作成することができます。
使い方は、以下が参考になります。
参考 フリーの画像加工ソフト・PhotoScapeの色々な使い方 – かちびと.net
JTrim
通常は、画像のレタッチソフトとして利用しますが、文字挿入の設定を少し変更すれば、簡易的な画像注釈ソフトとしても、十分利用できます。
詳しい方法は、以下に書いてあります。
バナー工房
画像加工編集サイト・フリーソフト:無料写真加工ならバナー工房
ソフトをわざわざインストールせずとも、画像にいろいろな注釈加工をできるWEBサービスもあります。このサービスを利用すると、デフォルトでパソコンに入っていないような、フリーフォントを利用して加工することができます。
吹き出し合成Webアプリ
単に、吹き出しに文字を入れられれば良い場合は、こういったウェブアプリもあります。
phrase.it
Online Speech Bubble Photo Editor – phrase.it
こちらも吹き出しのみの海外サイトです。アメコミ風の吹き出しを入れることができます。
まとめ
このように、Skitch以外にも、画像に注釈を入れることができるソフトはいろいろあります。
特にScreenpressoは、Skitchにはない機能もありますし、デザインもよく、日本語で利用できるので、「ポストSkitch」となれる能力のあるソフトだと思います。
ただ、慣れのせいもあるかもしれませんが、使い勝手は、Skitchに軍配が上がるものが多いと思います。
ですので、「多少、手間がかかっても、他のサイトでは見かけない注釈画像を利用したい。」とか、「美しい注釈写真を作りたい。」なんて方は、今回紹介したソフトを試してみてください。
個人的には使い勝手の面から、以下の3つは特におすすめです。
- Screenpresso
- iPhotoDraw(日本語なし)
- JTrim
Screenpressoがあまりにもよかったために、新たに記事を書きました。