ブログの挿し絵などに「鳥獣戯画制作キット」がいと楽し

鳥獣戯画制作キットというツールを使ってみました。

これは、鳥獣戯画っぽいイラスト簡単に作成できるウェブツールなんですが、お遊びツールではなく、結構ブログなどにも有効利用できそうだったので紹介です。

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鳥獣戯画制作キットとは

鳥獣戯画制作キット

鳥獣戯画制作キットは、その名の通り、鳥獣戯画っぽい絵を手軽に制作できるウェブツールです。

このツールは、鳥獣戯画展に行きたくても行けなかった作者が、鳥獣戯画をモチーフにした作成ツールだそうです。

使うのも簡単で、数分ツールをいじるだけで、以下のようなイラストを簡単に作成することができました。

火の7日間

行くぞヤックル

風刺画とかにも使えそうです。

立ち会いは強く当たってあとは流れでお願いします

頑張れば、凝ったものもつくれます。

鳥獣戯画ファイター2-1

鳥獣戯画ファイター2-2

鳥獣戯画ファイター2-3

鳥獣戯画ファイター2-4

鳥獣戯画用のイラストパーツは、いろいろあって、それを組み合わせるだけで鳥獣戯画っぽい絵を作ることができます。

鳥獣戯画制作キットの使い方

鳥獣戯画制作キットの使い方は、かなり簡単で、以下のように戯画パーツをドラッグ&ドロップでキャンバスに配置していくだけです。

鳥獣戯画のパーツを配置

配置したパーツをクリックすることで、大きさを変更したり、反転したり、消したりすることができます。

大きさや表示の変更

利用できるパーツ

それぞれのパーツは、蛙、兔、猿、群、他、字と、かなり豊富です。

蛙兎猿いろいろな群その他字

これらの組み合わせで、様々な表現ができると思います。

作成した画像の出力

この鳥獣戯画セットは、どうやら作成した画像の出力機能はないようです。

なので、「Skitch(Windows版のサポート終了)」やScreenpressoなどのキャプチャツールで、イラスト部分のスクリーンショットを撮って画像化する必要はあるようです。

ライセンス

鳥獣戯画は、12世紀 – 13世紀(平安時代末期 – 鎌倉時代初期)に書かれたとされています。ですので、既に知的財産権が消滅した、パブリックドメインとなっており、自由に使うことができます。

実際に、鳥獣戯画で最も有名な鳥獣人物戯画(甲巻、部分)もWikipediaでパブリックドメインと表記されています。

鳥獣人物戯画(甲巻、部分)

まとめ

鳥獣戯画制作キットを最初使おうとしたとき、「お遊びツールかな?」と思ったのですが、使っているうちに、「これはすごいツールだ」と思うようになりました。

とにかく、鳥獣戯画の動物パーツが豊富で、それぞれの絵が、見方によればいろいろなものに見えてきます。その豊富なキャラクターを組み合わせるだけで、誰でも簡単に様々な表現ができるツールになっています。

さすが鳥獣戯画です。「日本最古の漫画」と称されるだけあって、その絵の持つ力は計り知れないものがあります。

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