僕は、フッ素が高濃度入っている歯磨き粉を愛用しています。
というのも、フッ素は歯の再石灰化を促してくれるので、少々の歯のダメージなら修復してくれるからです。
僕はこれまで、様々な歯磨き粉を試した結果、以下の2つの歯磨き粉がベストだと思って利用しています。
上記どちらも、日本の市販歯磨き粉では、最高レベルのフッ素濃度(950ppm)になっています。
それで、僕が愛用している歯磨き粉のチェックアップに「グレープ味」なるものがあることを知りました。
僕は歯磨き粉の「ミント味」は基本苦手なので、「グレープ味」を試してみたくてうずうずしてきたので、早速購入してみました。
目次
実際に届いた歯磨きジェル
それで、実際に届いた歯磨きジェルが以下です。
ジェルタイプの高濃度フッ素配合の歯磨き粉となっています。
以下のように、フッ素濃度が950ppmとなっており、日本の市販歯磨き粉の中では最高レベルとなっています。
チューブの裏面はこんな感じ。
裏面にある商品説明の詳細は以下。「歯科用」となっています。
特徴としては、高濃度フッ素が歯の再石灰化を促進し、虫歯の発生・進行を予防してくれます。当然日本製です。
使ってみた感想
実際、歯ブラシにつけて、使おうとしてみたところ、まず香りからして違います。
あえて香りを積極的に嗅ごうとはしなくても、パッシブ状態でフルーティーなグレープの香りが鼻に飛び込んできます。匂いで言ったら、完全にこんな感じのガムの香り。
歯磨きジェルで実際に歯を磨いてみたところ、味も完全に「グレープ味のガム」と言った感じ。正直美味しい。そしてほのかに甘い。この甘さの要因はキシリトールの模様。
僕は、子供の頃スーっとするミント味が嫌いで、歯磨きをするのがあまり好きではありませんでした。そんな「ミントが苦手な子供」にとっては、このグレープ味の歯磨き剤は、救世主的な役割を果たすかもしれません。
実際僕が子供のころに、この歯磨き剤があれば「美味しいので逆に歯磨きがしたい」となるほど、歯磨きが好きになった可能性はあると思います。
もしそうであれば、今一本ある「虫歯により抜いた歯」も、抜かなくて良かったかもしれなかった…。
子供にフッ素入り歯磨き粉は大丈夫なのか?
ただ、「子供向けの歯磨き粉として、950ppmのフッ素濃度がある歯磨き粉は大丈夫なのか?」と思ったもので調べてみたところ、特に問題ないようです。
歯科医師のページにも、以下のように書かれています。
保護者の方から「低濃度のフッ素入り歯磨き粉のほうがよいのですか?」と時々ご質問を受けます。 フッ素の利用が盛んな欧米諸国などでは、6歳以下の小さな子供はフッ素を摂りすぎる危険性があるため、フッ素の濃度が500ppm以下のフッ素入り歯磨き粉が推奨されています。
フッ素の利用が殆どおこなわれていない日本では、虫歯予防効果の低いフッ素の濃度が500ppm以下の歯磨き粉ではなく、フッ素の濃度が900~1000ppmの歯磨き粉を使用するとよいでしょう。
日本の場合、歯磨き粉ぐらいでしかフッ素利用がないため、問題なさそうです。
まとめ
今回の「チェックアップジェル グレープ味」で歯を磨くと、正直味がおいしすぎて歯を磨いている感じはしません。
なので、「歯磨きならガツンとしたミントとか薬剤の味がしないと」なんて人には向いていないかと思います。
ただ、以下のような人には、おすすめな歯磨き粉だと思います。
- 歯磨き粉のミント味が苦手
- 歯磨きを嫌がる子供
- それでいてなるべくフッ素が入っている歯磨き粉を使って歯の再石灰化をしたい
この、ライオンのチェックアップジェルには、グレープ味の他にも、ピーチ、バナナ、レモンティーといった様々なフレーバーがあるので、また機会があれば試してみたいと思います。