学習リモコン界の大物「iRemocon Wi-Fi」がついに…、ついに発売!

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学習リモコンキングともいえる「iRemocon Wi-Fi」が12月8日、一般ユーザー向けについに発売されました。

「iRemocon Wi-Fi」は、従来の『iRemocon』の機能である、赤外線リモコン対応機器の遠隔操作やその他全ての機能に加え、Wi-Fiコンバーター機能、Wi-Fiリピーター機能、センサー機能(温度・湿度・照度)を搭載することで、設置場所が制限されることなくお部屋の環境の見える化を実現した進化版となります。

プレリリースより

このiRemocon Wi-Fi、お披露目時の情報で8月に発売されるのかと思いきや、フレッツ光に加入しないと使えなかったり、ニフティの「おへやプラス」に加入したりしなければ、利用することができませんでした。

で、「もうiRemoconは月額制からの安定収入狙いにかじを切ったのかな?」と思った矢先に「iRemocon Wi-Fi」が一般販売されるという発表です。こんなに嬉しいことはない。

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iRemocon Wi-Fiとは

iRemocon Wi-Fi正面

iRemocon Wi-Fiがどういったものか、これを利用したライフスタイルがどのようなものになるかは、製造元のグラモが公開しているプロモーションビデオを見れば一目瞭然です。

動画を見るのが億劫な場合は、内容を記事にしたものを以前書きました。

帰宅感知・音声認識までできるリモコン「iRemocon Wi-Fi」PVが描く近未来的生活
2014年8月にiRemocon Wi-Fiが発売されました。 ただこれ、8月に一般販売されるのかと思ったら、「フレッ...

最近、スマホから家電を操作出来るデバイスは多数出ています。

スマホ、タブレット、PCから家電を統合的に操作出来る学習リモコンまとめ

irkitwide

近頃嬉しいことに、環境制御装置(身の回りの家電を統合的に管理する装置)に使えそうな学習リモコンが多数出てきました。

なかでも、プログラム側からいじれるようなIRKitみたいな製品も手頃な値段で入手できるようになりました。(iPhoneやiPadから家電を操作できるスマートリモコン「IRKit」のいじり倒せる具合が凄い

僕は、もう7年くらい前から自分の身の回りの家電を一元管理するのに学習リモコンを利用してきたので嬉しい限りです。

それで、ここいらで一つ手持ちのPCやデバイスから家電を操作出来るようになる学習リモコンをまとめておきたいと思います。

グラモ iRemocon

iRemocon(アイリモコン) IRM-01L

動作環境 iRemoconアプリ対応機種(iOS3.2〜7.0)、iRemocon2アプリ対応機種(iOS5.0以降)、Android2.1以上
プログラムから利用 可能(Telnet)
エアコン登録 可能(できないものもあり)
公式ページ https://i-remocon.com/

2011年5月に発売された元祖スマート学習リモコン。僕が今使っているのもこれです。当時、エアコンが登録できない学習リモコンがほとんどだった中、突如現れた新星でした。外見がオシャレなうえに、電波が届く範囲も申し分なく、拡張して電波送信部分を追加することもできます。拙作のルームリモコン Kotoshiroを使えば、Windowsからも家電を操作することができます。

細菌のエアコンは、信号が長くなってきているので、エアコンの赤外線信号を登録できないことがあるかもしれませんが、そういう時はiRemoconにエアコンのリモコンが登録できなかった時に試してみたらいいことを試してみるといいかも。

Pluto ステーション

Pluto ステーション

動作環境 iOS5.1以上(iOS6.0以上推奨)、Android4.0以上
プログラムから利用 不可
エアコン登録 可能(できないものもあり)
公式ページ https://pluto.io/

2012年12月に発売された、スマートフォンで家電を操作出来るようにする学習リモコン。家電の赤外線信号は、Plutoのクラウド上で保管されているので、家電やメーカーを選べばすぐに使い始めることができます。エアコンの学習非対応機種でもサポートに連絡すると、サポート側から登録してくれるそうです。

IRKit

IRKit

動作環境 iOS7以降
プログラムから利用 可能(iOS-SDK、HTTP-API)
エアコン登録 可能(できないものもあり)
公式ページ http://getirkit.com/

2013年12月に発売されたiPhone、iPad、iPadTouch用のスマート学習リモコン。とにかく、ユーザーが自由にアプリを作ったり、WEBから操作したり、ハードウェアを拡張したり出来るようなつくりになっています。ユーザーの自由な発想で、思い思いの機能を実装出来る用に設計されています。

もちろん、普通に利用することもできます。アプリをダウンロードして、WiFiにつないで、リモコン信号を憶えさせるという3ステップで簡単に利用し始めることができます。値段も手軽にトライできそうな8000円を切る安さです。

フューチャホームコントローラ

フューチャホームコントローラ

動作環境 設定時にのみPC(できればWin)が必要、後は単体で動作する
プログラムから利用 可能(FHC-API、WebAPI)
エアコン登録 可能(できないものもあり)
公式ページ http://rti-giken.jp/

2012年12月に発売されたホームコントローラー。最大の特徴は、声で家電を操作出来ることです。例えば家に帰ってきて「コンピュータ、ただいま」と言えば、部屋中の電気が点くといった操作をさせることも可能です。これを使えば通常の家電が、音声認識で操作できる「スマート家電」に変身します。

あと、やろうと思えばユーザーが自由にスクリプトを書いてカスタマイズできます。

卓上リモコンAVC300

卓上リモコンAVC300

動作環境 Windows、WEBブラウザが使えるデバイスなら何でも
プログラムから利用 可能(UDP)
エアコン登録 可能(できないものもあり)
公式ページ http://www2.ttcn.ne.jp/~nsp/Remocon.htm

Windowsソフト以外にも、とにかくWEBブラウザの使える環境ならiPhoneでもAndroidでもガラケーでも利用できる学習リモコンです。音や、光、温度センサーがついているので、拍手の音や、部屋の明るさ、室温などをトリガーとしたプログラムを組むことも可能です。

プログラムを作る場合は、UDP接続を利用する必要があります。サンプル

BUFFALO PC用学習リモコンキット PC-OP-RS1

BUFFALO PC用学習リモコンキット PC-OP-RS1

動作環境 Windows
プログラムから利用 可能(PC-OP-RS1-CONTROL.DLLを利用)
エアコン登録 不可
公式ページ http://buffalo.jp/products/catalog/item/p/pc-op-rs1/

2006年8月に発売されたパソコン用学習リモコン。Windowsソフトから利用できる学習リモコンとしてはクロッサム2に次ぐくらいの走り。僕も購入して使っていたけど、リモコン信号を壁に届けるには、家電の前まで配線する必要がある。

PC-OP-RS1-CONTROL.DLLを使えば、Windowsソフトを作ることも可能。サンプルリモコン信号解析サンプル

テクノツール なんでもIR

テクノツール なんでもIR

動作環境 Windows
プログラムから利用 不可
エアコン登録 可能(できないものもあり)
公式ページ http://www.ttools.co.jp/product/hand/ircenter/

USBでパソコンにつないで、アプリケーションをインストールするだけで使えるWindows専用の学習リモコンです。あらかじめプリセット(リモコンの赤外線データ)が用意されているので、リモコンの登録は簡単です(

けれど、これらに比べて今回のiRemocon WiFiの優れているところは、以下のようなものが挙げられます。

  • 高機能学習リモコンのパイオニアたるiRemoconの後継機という安心感
  • リモコンの到達範囲が広い
  • WiFiを通して無線操作出来るので余計な配線いらず
  • スマホのリモコンなどは自らデザインすることができる
  • 音声操作することも可能
  • 家にいなくても遠隔地操作が可能(別途月額300円が必要)
  • 遠隔操作プランに加入していれば、スマホのGPSと連動した動作が可能
  • 温度・湿度・明度センサーが付いていて部屋の状況知ることが可能
  • コマンド仕様書公開されているのでプログラムから操作が可能
  • 各種センサーの数値をプログラムで利用することも可能

やはりこういった、高機能学習リモコンの先駆けだけあって新しい試みが沢山詰め込まれています。

iRemoconをプログラムから利用

無線操作や、音声操作も素晴らしいのですが、僕がiRemoconで一番ありがたいのは、コマンドを利用すればプログラムからも利用できるということです。

iPhoneはもとより、Android用のアプリを自分で自由に作ることができます。

もちろん、Windowsで利用することも可能です。

やろうと思えばコマンドプロンプト上からも操作することが可能です。

これらのコマンド操作をもとに、プログラムすればWindowsからでもアプリを作成することができます。

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部屋中の家電をWindowsから統合管理するソフトです。

上記のソフトは、僕が持っている初期のiRemoconに合わせて作りました。iRemocon IRM-01

ただこれ、初期のiRemoconコマンドがiRemocon Wi-Fiにも利用できるのかわからなかったので問い合わせてみたところ、

【個人的朗報】グラモから新発売される「iRemocon Wi-Fi」でも旧機種の制御コマンドが同様に使える模様
8月に、iRemoconなどを発売しているグラモから「iRemocon Wi-Fi」が発売されることは以前に書きました。 8月に発売さ...

iRemocon Wi-Fiでも同様のコマンドが使用できるとのこと。それに加えて、iRemocon Wi-Fiの各種センサーの数値取得などができるようになるのではないかと思います。

で、どんなコマンド仕様になったのかと興味津々で開発者向け情報をのぞいてみたのですけど、現在「IRM-03WLAコマンド仕様書」は準備中とのこと。(IRM-03WLAとは、iRemocon Wi-Fiの型番)

IRM-03WLAコマンド仕様書は現在準備中

「センサー数値取得コマンドとかはどうなるんだろうか?」などと思いを巡らせながら、ここらへんはもう少し待つしかないようです。

iRemoconとiRemocon Wi-Fiの違い

iRemoconFront iRemoconWi-Fi_S2

一応ここで旧iRemocon(IRM-01)とiRemocon Wi-Fi(IRM-03WLA)をおさらいです。

僕が気づいた主なものとしては以下のような事が違います。

  • WiFiで無線操作が可能(場所を選ばず余計な配線いらず)
  • リピータ機能でWiFiの中継も可能
  • リモコン信号の赤外線を360°出力可能に
  • リモコン学習能力の向上
  • 温度・湿度・明度の各種センサーが搭載
  • リモコン信号の最大登録数が1500→800に減少
  • リモコンタイマーの最大登録数が500→100に減少

iRemoconの製品仕様を見てもらうとわかるのですけど、信号の最大登録数と、タイマーの最大登録数が減っています。

というか、今までが多すぎだったというか。

僕は、初期iRemoconを2012年4月に購入して、部屋中のいろいろな家電のリモコン信号を登録してきました。自分でもかなりのヘビーユーザーだと思っているのですが、今のところリモコン信号を155個しか使用していません。タイマーも、かなり登録している方だと思いますが数えたら26個でした。

信号が800、タイマーが100もあれば、通常の利用であれば十分すぎるくらいではないかと思います。

まとめ

ようやく一般向けに登場しましたiRemocon Wi-Fi。

各種センサー数値をプログラム側から取得できるようになれば、「夜が明けてきたら夜明けの音楽を流す?」とか「乾燥してきたから加湿器を入れる」とか「15度以下になったら暖房を入れる」なんてことも自由に設定することができます。

これは、コマンド仕様書の公開が楽しみです。

もちろん、iRemocon Wi-Fiは、プログラムから使用せずとも十分すぎるくらい機能豊富なので使いこなせば、部屋がより快適な空間となるように環境制御させることも可能です。

僕が2年半iRemoconを使用してきた経験から言って、基本的にプログラムを使用せずとも、元からある通常のリモコン機能と、リモコン動作をマクロ化する機能、あとはタイマー機能、GPSでの遠隔機能を使えば、おそらく「通常の室内快適化計画」ならほとんど実現可能かと思います。

それにしても、これだけ機能追加されたiRemocon Wi-Fiが初期iRemoconよりも数千円安く販売されているのにビビる。