【1月7日 AFP】ロシアのマトリョーシカ(入れ子人形)に似た小型の電子機器が、あなたの「お母さん」になりたがっている──ワイアレス接続機能を持つこの電子機器は、家庭にあるどんな物も「スマート」に変身させることができるという。
例えば、玄関前での不審な行動の感知や植物の水やりの管理、さらには薬を飲み忘れたり歯磨きを忘れたりしないよう家族みんなに教えてくれるといった感じだ。
「モーション・クッキー」と呼ばれるセンサーで対象物の、動き、温度、行動パターンなどを感知して、
おかんみたいに
「泥棒さんですかー?」
「あんた歯磨いたんか?」
「おばあちゃん、薬飲み忘れとるやろ?」
「あんたまたベスに水やんのわすれとるやろ?」
といったふうに鬼の監視体制をとってくれるというわけだ。
対象物を監視するには、このようなクッキーというものを監視したいものに取り付けるだけだという。
高さ16センチほどの「マザー」はホームネットワークに接続可能で、最大で24個もの対象物を監視できるそう。これはおかんの監視能力を超えるかも!?
この「マザー」はMakuake(マクアケ)にて2014年春に発売予定だそうだ。値段は$222、現在の日本円で2万3000円ぐらい。