複数台のパソコンやスマホ端末でTVを見るための環境構築方法【Android・iOS対応】

僕は「普段使用するパソコン」にUSB接続チューナーをつけてテレビを視聴しています。

けれど、僕は「仕事用のパソコン」含めて複数台のパソコンを所有しています。けれどそれらはチューナーがついていないためテレビ視聴はできません。

とはいえ「仕事用のパソコン」とかでもテレビを見たい時が結構あったりして、何かと不便に感じていました。

なので、

できれば所有しているパソコン全てから手軽にテレビが見たい。

加えて、持っているスマホやタブレットからもテレビが見たい。

あとできれば録画もしたい。

ということで、上記要望に応えられる機器を色々調べたところ、「バッファロー nasne HDDレコーダーを用いた環境構築がベストかな」という結論に至りました。

nasne(ナスネ)は、以下の手順で手軽に「Wi-Fi経由でテレビ視聴」が出来るようになる機器です。

  1. 家のルーターに繋ぐ
  2. テレビアンテナに繋ぐ
  3. アプリをインストール

めっちゃ簡単そう!

ということで、nasne(ナスネ)を早速購入。

結果的に、このnasneを使って家の中のパソコンやスマホ、タブレットでテレビが見られるようになりました。

以下では、「nasneを用いて複数デバイスでテレビを見られるようにした環境構築方法」を紹介したいと思います。

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nasneの接続設定

購入して届いたnasneがこちら。

nasneの箱

箱の中には以下のものが同梱されています。

nasneの同梱物

  1. nasne本体
  2. ACアダプター(電源)
  3. アンテナケーブル(黒色)
  4. LANケーブル(白色)
  5. mini B-CASカード(地上デジタル/BS/110度CS共用カード)
  6. 取扱説明書(WEBからダウンロード可能)

これらを、以下のようにアンテナとWi-Fiルーターに接続します。

nasneのネットワーク接続イメージ

nasneセットアップガイドより

本体はこんな感じ。

nasne本体正面

基本的にはこれをネットワークにつなぐだけ。

nasne本体(斜め)

接続部分はこんな感じ。

nasneの接続部分

アンテナの接続

台紙からmini.B-CASカードをはがし、nasne背面のB-CASカードスロットの奥までしっかり入れます。

nasneのアンテナ接続

nasneセットアップガイドより

mini B-CASカードは、 「mini B-CAS」の文字を表側にして、B-CASカードスロットの矢印の向きと合わせて挿入してください。

ネットワークに接続する

Wi-Fiルーターに、nasneをLANケーブルで接続します。

wi-fiルーターにnasneを有線で接続

nasneスタートアップガイドより

ACアダプターをコンセントに差し込み起動する

ACアダプターをnasneに接続し、コンセントに差し込みます。

ACアダプターをコンセントに差し込む

nasneスタートアップガイドより

電源は、電源ボタンを押さなくても自動で入ります。起動するまでは、約1分かかります。

これでセットアップは完了です。

スマホやタブレットでテレビを見る

スマホやタブレットでテレビを見るには「torne(R) mobile」というアプリが必要です。

toruneアプリ

Android端末の場合

Android端末の場合は、Google Playから以下のアプリをインストールしてください。

あなたのスマホがテレビ&レコーダーに! 150万人に支持された、究極のTVアプリ「torne(トルネ)®」が、ついにスマートフォン&タブレットに!

テレビを見るには視聴再生機能が必要です。Androidの場合は500円です。

iPhoneやiPadの場合

iOSの場合は、App Storeから以下のアプリをインストールしてください。

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iOSの場合もテレビを見るには視聴再生機能が必要です。iOSの場合は610円です。

視聴再生機能の入手

視聴再生機能を入手するには、「カート」マークのボタンを選択してください。

torneでストアボタンをタップする

視聴再生機能を購入します。

テレビ視聴機能の購入

一度購入すれば再度購入する必要はありません。

パソコンでテレビを見る

Windowsでテレビを見るには「PC TV Plus」のインストールが必要になります。

パソコンで、家じゅう好きなところからテレビの視聴・録画を楽しむ。録画番組をBD、DVD、SeeQVault、他機器にダビングする。nasne™、ブルーレイディスクレコーダー、テレビ、ひかりTV、J:COM TV、スカパー!、auひかりテレビ、RECBOX&REC-ONなど様々な機器とつながるテレビアプリ PC TV P...

「PC TV Plus」をインストールすると14日間は無料で体験利用ができます。

長く使うには、こちらのソニーストアから3300円のテレビ視聴用ライセンスキーを購入する必要があります。

ソニーの公式通販サイト ソニーストア(Sony Store):PC TV Plus
一台のパソコンにつき一つのライセンスを購入する必要があります。一度購入すれば再度購入する必要はありません。

インターフェースはこんな感じ。

「PC TV Plus」のインターフェイス

まとめ

nasneを使えば複数のパソコンやスマホ(Android・iPhone)、タブレット(Android・iPad)端末からWi-Fi経由でテレビが視聴できるようになります。

nasneを1台購入してチューナーとWi-Fiルーターに接続すれば、大抵の端末ならテレビが視聴できるようになります。端末ごとにチューナーを購入し設定する必要がないので、環境構築は非常に楽です。

ただ難点といえば、「端末ごとにアプリをインストールしてライセンスを購入する必要があること」です。特にパソコンアプリの「PC TV Plus」はPC 1台ごとに3300円もするので、それなりにコストがかかります(※複数ライセンス購入割引あり)。

とはいえアプリを購入してしまえば、Wi-Fi圏内であれば、ほとんどの端末から手軽にテレビを見られるようになります。

なので「複数端末でのテレビ視聴」を考えるなら、「設定の手軽さ」を考えると支払っても良いコストではないかと個人的には思っています。

ということで、僕の家では以下の端末でテレビが手軽に見られるようにしました。

  • バソコン×2
  • タブレット×1
  • スマホ×1

加えて、ビデオ録画も共有され、手元にある端末でサッと視聴出来るようになりました。

多少コストはかかりましたが手軽に複数テレビ環境を構築できたので満足。

6TBのポータブルHDD追加することで、内蔵HDDと合わせて最大8TBの録画容量に拡張可能です。

ビデオ録画機能が必要ないのであれば、こちらでもいいのかも。