「All in One SEO Pack」は、WordpressのSEO対策にとてもすぐれたプラグインですが、初期状態のまま使用していると、カテゴリページがインデックスされない設定になっているなど、SEO的に少し残念な部分があります。
そこで今回は、All in One SEO Packをインストールしたら、とりあえずここだけは設定し直して、より効果的なSEO対策になるよう初期状態を修正したいと思います。
目次
General Settings
ダッシュボードメニューの「All in One SEO」→「General Settings」をクリックしてください。
「All in One SEO Pack Plugin Options」が表示されるので、とりあえずデフォルト状態から修正しなければいけないところを、直していきます。
総合設定(General Settings)
ここは特にデフォルト変更する必要はありませんが、「Canonical URLs」にチェックがついていることを確認してください。
「Canonical URLs」は、コンテンツの重複を防ぐ働きがあります。
ホームページ設定(Home Page Settings)
以下を入力してください。
- 「ホーム詳細(Description)」にあなたのサイトの説明文
- 「ホームキーワード(Keywords)」にあなたのサイトに関するキーワード
ホームタイトルについては、デフォルト設定されているので特に理由がなければ変更の必要はないです。
参考としてDescriptionとKeywordsは、Amazonの場合だとこのように設定されています。
Description:
オンライン通販Amazon.co.jp公式サイト。全品無料配送(一部を除く)。家電から、ファッション、食品、ベビー用品まで5000万点以上の商品をいつでもお安く。お急ぎ便ご利用で当日・翌日にお届け。Amazonモバイルスマートフォン用アプリもご利用いただけます。Keywords:
Amazon,アマゾン,通販,インターネットショッピング,家電,パソコン,カメラ,デジタルカメラ,DVD,ゴルフ,ダイエット,テレビ,スポーツ,時計,バッグ,シューズ,自転車,漫画,おもちゃ
キーワード設定(Keyword Settings)
「メタキーワードとしてカテゴリーを使う」にチェックを入れてください。
デフォルトでは、カテゴリ名をキーワードとして使用しない設定になっているので、これを使用するようにします。
ノーインデックス設定(Noindex Settings)
Googleにインデックス掲載しないページを設定します。
カテゴリページをインデックス掲載させたいので、「カテゴリをnoindexにする」のチェックを外してください。
タグページをインデックスすると、大量に掲載されることでサイト内容が薄まってしまうため、「タグをnoindexにする」にチェックをして、タグページがインデックスされるのを防ぎましょう。
同様に検索結果ページも「Use noindex for the Search page」にチェックをして、インデックス掲載から除外します。
デフォルトの設定
アーカイブページ(Use noindex for Date Archives)と著者ページ(Use noindex for Author Archives)もインデックスを掲載する必要がないためチェックを付けたままにしておきます。
最終的にはこうなります。
設定変更後
なぜカテゴリをインデックス掲載しなければいけないのか?
カテゴリページをインデックスに含めるのは、そうすることでWordpressブログに綺麗な階層構造ができるからです。
カテゴリページは、カテゴリ名をキーワードとして内部リンクが集まります。それによって、検索エンジンから、そのキーワードによって重要なページと判断され、インデックスに載りやすい性質を持っています。
しかし、せっかくカテゴリページが重要なページと判断されやすくても、nondex(インデックス掲載不可)にしていては、せっかく上位表示されやすいページを持ちながら、それを放棄しているのと同じになってしまいます。
まとめ
とりあえずAll in One SEO Packプラグインで最初に行うべき初期設定はこのくらいです。
All in One SEO PackのSEO効果は即効性はありませんが、地道に設定することで、のちのちに大きな収穫があるかもしれません。
ブログにsimplicityを使わせていただいております。
タイトルタグの重複でどうもミラーサイト扱いをされて、順位が下がって来たので急遽手を打つ事にしました。
余り知識が無いので、プラグインを入れた方が早いかなと思いAll in one SEO packを入れたのですが、simplicityの機能とかぶる部分があったので、この記事は凄く参考になりました!
ありがとうございます。