僕は、HTMLやCSSを書くとき、Sublime Textを利用しています。
というのも、Emmetという少ない文字入力で、素早く大量のコードを生成できるのが最高に気持ち良いからです。
で、これまではSublime Text2を利用していたのですが、Sublime Text3ポータブル版にバージョンアップすることにしました。
ついでに、日本語化したので、その手順を紹介したいと思います。(Portable版の日本語化方法はあまりなかったもので)
目次
Sublime Text3のインストール
まずは、Sublime Text 3からポータブルバージョンのファイルをダウンロードします。
ダウンロードしたファイルを任意の場所に解凍します。今回僕は「D:\Sublime Text3」に解凍しました。以下では、このパスをもとに説明します。
Package Controlのインストール
解凍したら、実行ファイル(sublime_text.exe)を起動します。
メニューの「View」→「Show Console」から、コンソールを開きます。
コンソールを開いたら、Package Controlをインストールするために、Installation – Package ControlからPythonのインストールコードを入手します。
ページ上の「Sublime Text3」タブを選択し、そこに記載してあるパッケージのインストールコードをコピーします。
コードをコピーしたら、Sublime Textのコンソールにペーストし、Enterキーを押します。
Sublime Text3の日本語化
まずはパッケージコントロールを開きます。
メニューから「Preferences」→「Package Control」を選択してください。
すると、以下のような入力ボックスが開きます。
「Package Control: Install Package」と入力し、インストールパッケージを選択します。
選択すると、以下のような入力ボックスが表示されるので、
「Japanize」と入力し選択してください。
すると以下のようにメインメニューが日本語化されます。
しかしまだ完全に日本語化が終わったわけではありません。個々のメニューなどはまだ英語のままです。
これを表示されているテキストに従って、日本語化作業を行います。
以下原文ママ。
Package Control Messages
========================Japanize:
——–Japanese menu for Sublime Text 3
Sublime Text 3の日本語化プラグインです。
[ゆーがいぶろぐ](http://blog.huwy.org/article/292827228.html)さんの日本語化ファイルがベースです。適用手順
1、C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Sublime Text 3\Packages\Japanizeにインストールされている*.jpファイルを、
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Sublime Text 3\Packages\Default
にコピーします。※Defaultフォルダがない場合は作成してください。
2、コピーしたファイルをオリジナルのファイル(.jpが付かないファイル)と置き換えます。(念のため、オリジナルのファイルが有る場合は.orgなどを付けて保管しておきましょう。)
3、C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Sublime Text 3\Packages\Japanize\Main.sublime-menu(.jpが付かない方)を、
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Sublime Text 3\Packages\User
にコピーします。すると、他のプラグインで上書きされてしまっているトップメニューも日本語化されます。
以上です。
ただこれは、Windowsインストーラーバージョンの方法です。
ポータブル版で、日本語化を行うには、以下のようにします。
「インストールフォルダ\Data\Packages\Japanize」(以下インストールフォルダはD:\Sublime Text3で説明)にある.jpのついたファイルをすべてコピーします。
「D:\Sublime Text3\Data\Packages」に「Default」フォルダを作成します。
このフォルダに、先程コピーしたJPファイルをすべて貼り付けます。
そして、コピーしたファイルの拡張子の「.jp」をすべて取り除きます。
ファイルは以下の6つようになります。
- Context.sublime-menu
- Indentation.sublime-menu
- Main.sublime-menu
- Side Bar Mount Point.sublime-menu
- Side Bar.sublime-menu
- Tab Context.sublime-menu
すると、全てのメニュー項目も以下のように日本語化されます。
ポータブル版なので、別環境で利用する場合も、フォルダごとコピーするだけで日本語化環境が利用できます。
まとめ
これまでSublime Text2では英語で使用してきたんですけど、あまりに英語が得意でない僕には、日本語のメニューが安心します。メニューを見たときの理解が早いというか何というか。
これでSublime Textがまた一段と使いやすくなりました。
Sublime Text 3 ポータブル版って、まだベータ版でしたっけ?
2まで使えて、3ではまだ対応していないプラグインが結構あるんですよね。