今や当たり前のように、WEBページにはソーシャルシェアのカウントボタンがついています。
ブログなどを運営していて、たまにソーシャル上で多くシェアされる記事などのカウントを見ていると、Twitter、Facebook、はてブとサービスによって、シェア数の増える記事、増えない記事があったりします。
そういった、「SNSサービスによって同一ドメイン内の、どのような記事が人気なのか?」なんかを調べるのも面白いかと思い、その方法を紹介したいと思います。
photo by Jason Howie
目次
Twitterで人気のある記事を調べる
Twitterでドメイン内のシェア数の多い記事を調べるには、BuzzSumoというサービスを使います。
BuzzSumoとは、WEB上で流行している記事や、インフルエンサーを検索するサービスです。
本来は、キーワードを入力して利用するケースが多いのかもしれませんが、ドメイン(URL)を検索してシェア数の多いページを探すこともできます。
無料で使用する場合は、利用回数制限と、結果が5番目までしか表示されません。有料機能が使えるトライアル版の登録をすると、14日間は有料機能を利用することができます。
Twitter上で人気のあったページを探すのは簡単です。
BuzzSumoの検索ボックスに、URLを入力して検索するだけです。
検索すると、以下のような結果リストが表示されるので、Twitterカラム部分をクリックします。
すると、Twitterでシェア数が多い順に並び替えられます。
Facebookで人気のある記事を調べる
Facebookで人気のあるページを調べるのにもBuzzSumoを利用します。
Twitterと同様に対象のURLを入力して検索します。
結果リストから、Facebookカラム部分をクリックします。
すると、Facebookでシェア数が多い順に並び替えられます。
Google+などもこのような方法で人気記事を調べることができます。
はてブで人気のある記事を調べる
はてなブックマークでの人気記事を調べるのは、はてなブックマーク上で調べることができます。
まずは、はてなブックマークにある検索ボックスからURLで検索します。
次に、「人気順」と書かれた部分をクリックします。
すると、同ドメイン内ではてブ数が多い順に結果が表示されます。
おまけ、被リンク数が多い記事を調べる
被リンクドメイン数が多い記事を調べるには、Ahrefs Site Explorerを使用します。
Ahrefsは、無料で使える被リンク調査ツールです。
無料で使用するには、回数制限や、結果の表示制限があります。
まずは、Ahrefsの検索ボックスから、URLを検索します。
結果のダッシュボードから「Top Content」項目を探して、「Explore more rasults」リンクをクリックします。
クリックをすると、無料版だと、上位20位までの結果を表示することができます。
その中の、「RD」カラムをクリックして並び替えます。
「RD」とは、Referring Domainsの略で、「被リンクドメイン数」の事を表します。
通常の「被リンク数」は、リンクページさえ増やせば(記事を書けば書くほど)増やすことができますが、「被リンクドメイン数」は、ドメインごとに1つしか増えないので、通常の被リンクよりは信頼度が高いです。(自演するにしても、お金を出してドメインを取得しないと増やすことができないので。)
「RD」カラムをクリックすると「被リンクドメイン数」が多い順に並び替えることができます。
その他のAhrefsの主な使い方は以下。
まとめ
このような感じで、いろいろなドメインで、「Twitterでシェアされやすい記事」、「Facebookでシェアされやすい記事」、「はてなブックマークではてブされやすい記事」を調査することができます。
「こういったことを調査できたからといって何なんだ?」となるかもしれません。ただ、自分のサイトを調べるというよりも、他のサイト(ドメイン)を調べて以下のように、趣向の違いを調べる記事を書いたりするのには便利かもしれません。