8月27日から、自分のツイートを分析できるTwitterアナリティクスサービスが一般にも開放されました。
Twitter解析は初めて触れるものだったので、最初は何が書いてあるのかよくわからず、自分で調べてようやく何となくわかるようになりました。
photo by zulkarnains
目次
エンゲージメント率って
Twitterアナリティクスの中でも当初最もわかりにくかったのがエンゲージメント率です。
エンゲージメント率というのは、「インプレッション(ユーザーがツイートを見た回数)」に対して「エンゲージメント(起こしたアクション回数)」の割合で算出されます。
ただ、「エンゲージメント(起こしたアクション回数)」といっても、いろいろなアクションがあります。
ツイートをクリックすると内訳を見ることができます。
見てみると、エンゲージメント(ユーザーのアクション)といってもこれだけのものがあります。
- リンクのクリック
- 詳細のクリック
- お気に入りに登録
- 返信する
- リツイートする
- メールで共有する
ただ、Twitterアナリティクスでは、個々のアクション率までは表示されません。
僕はTwitterを、主にサイトの更新情報を流すために使用しています。そんな使い方なので、出来れば「クリック率」「お気に入りに登録率」「リツイート率」とかもみたいです。
ということで、Twitterアナリティクスサービスが一般に公開されたときから溜まっている10日間ぐらいのデータをもとに「自分が行ったツイートのエンゲージメント率の内訳」を調べてみました。
調べるといっても、Twitterアナリティクスにはそういった機能はないので、エクセルにデータを打ち込んで自前で計算してみました。
僕の場合、ほとんどサイトの更新情報を流すだけなので、Twitterアナリティクスがデータを記録しだしてから、まだ41ツイートしかしていませんでした。ですので、その全41ツイートを調べた結果を紹介します。
ちなみにアカウントはこちら→@MrYhira。よくありがちな自サイトの更新情報を流すアカウントです。
まず、8月22日からインプレッションが記録され始め、今日まで41ツイートしました。
その、インプレッション(表示回数)は、全部で7155回になります。
そのうちエンゲージメント(アクション)された回数は241回でした。
ですので、エンゲージメント率は、3.37%くらいでした。僕のアカウントの場合、1000人ツイートを見たら33人が何かしらアクションを起こしてくれたことになります。
で、それぞれのアクションの内訳はこんな感じになりました。(アクション率の高い項目順)
- リンクのクリック率:1.91%
- 詳細情報のクリック率:0.61%
- お気に入り登録率:0.31%
- プロフィールクリック率:0.28%
- リツイート率:0.17%
- メールで共有率:0.01%
Twitterアナリティクスを見るまでは、ハッキリとわからなかったんですが、Twitterのクリック率は思っていたより低いです。僕のアカウントの場合、1000人にツイートが表示されたら、19人がリンクを踏んでサイトまで見に行ってくれた事になります。
ただ僕自身のツイッターの使い方をかんがみても、タイムラインはどんどん流れてくるので、あまり興味のないものどんどんスルーして、「これは面白そう!」というもののみクリックするので、こんなものなのかもしれません。
で、意外と多いなと思ったのが「詳細情報のクリック率」です。詳細情報というのは、おそらくツイートを単独で開いたり、「内容の表示」「開く」などを開いて、ツイートの詳細を表示したときにカウントされます。僕はあまり使用してなかったのですが、詳細を表示して、Twitterカードを見たり、リプライを読んだり、ツイートの埋め込みなどをするために、結構利用されているのだと思います。
あとは、「お気に入り登録率」「プロフィルクリック率」「リツイート率」の順番になっています。
最後の、メールで共有というのは、その存在すら知りませんでした。
どうやらツイート詳細画面を表示して、「その他」ボタンのプルダウンメニューから選択するようです。
すると、こんなダイアログが出て、メールアドレスを入力し、送信できるようになっています。
こんな機能があったんですね。
まとめ
今回の例は、あくまで僕のアカウントのものなので、Twitterの利用状況によっては、全然数値が違うかと思います。
Twitterアナリティクスは、始まったばかりのサービスなので、今回の数値が良いのか悪いのかすらわかりません。
このサービスが続くに従って、多くの人から、いろいろなデータが出てくると思うので、楽しみに待ちたいと思います。