僕は、当ブログ以外にもいくつかブログを運営しています。
もう完全に僕の仕事みたいなものです。
ブログを運営するには、記事を書くネタとなるものが必要になってきます。僕の場合、テレビを何の気なしに見ていて「あっ、これについてブログに書こう!」ということが結構多いです。
そんな時には、テレビの録画をして、後から再度内容を精査して、番組で取り上げられた情報を起点にして記事を書いたりします。
ただ普段何気なくテレビを点けているだけだったりするので、「あ、これについてブログに書きたいな」と思った時には、「情報のキモとなる部分はもう終わっていた」なんて事が多々あります。
また、ネットを見ていると、「テレビ番組が放送後に話題になっているもの」なんてものも結構あります。そんなとき「後からネタのために見ようと思っても見れない」なんてこともあったりして…。
僕はこれまで、こういった経験を何度もして悔しい思いをしているので「ブログ(仕事)のために、テレビ番組を全部録画しておいて後から見返せる環境を作っておきたい」と考えるようになりました。
で、いろいろ検討の結果「ガラポンTV」を使うことにしました。
目次
ガラポンTVとは?
「ガラポンTV」は、簡単な初期設定で全テレビ番組(地上波全8ch)の完全録画が出来るHDDレコーダーです。
録画した番組は、Windows、Mac、iOS、Android上で閲覧することが可能です。
概要を掴むには、以下の動画が最も分かりやすいかと思います。
必要なセットアップとしては、以下のように、ケーブル差し込んで、電源とLANケーブルに接続するだけでOKです。
ネットワーク設定も、ほぼほぼ全自動で行うことが可能です。
セットアップが済むと、以下のように番組が溜まっていきます。
保存された番組は、以下のように大量に蓄積されていきます(最大120日間)。
ガラポンTVを利用した主な理由
僕がガラポンTVを選んだ主な理由は以下。
- 最大120日間長期間番組を保存出来る(要外部HDD)
- 月額料金が最大2ヶ月無料だった
特に必須だったのは長期間録画機能です。
長期間番組録画が出来る
ガラポンTVは、「最大4ヶ月間全ての番組を録画できる」というのは大きかったです。これが選んだ一番の理由。
僕の場合、「ブログの参考番組の長期保存」という目的があったので、「なるべく長く録画できるもの」ということで選びました。通常の、全録レコーダーだと長くて30日くらいだったもので。
ただ、「ガラポンTV」も外付けHDDを増設しなければ、14日間(2週間)しか録画できないので注意が必要です。
僕はコストパフォーマンスの観点から90日間(ワンクール)録画できればよかったので、3TBのハードディスクを増設しました。
最大2ヶ月無料だった
あと、「ガラポンTV」は、ひと月あたり1250円(税抜)なんですけど、最初の2ヶ月は無料というので使い始めたというのもあります。
「とりあえず2ヶ月使ってみて、良くなかったら返せばいいや」と思って使い始めたのですが、思いのほか役に立ってくれた(月額以上に仕事でリターンを生んでくれた)ので、そのまま利用しているといった感じです。
実際に使ってみて良かった点
実機が届いて、1ヶ月ほど使ってみたので、実際に使ってみて感じた「良かった点」は以下。
- コンパクトで場所をとらない
- 大量に録画してあっても検索機能があるので番組を見つけやすい
- 外出先でスマホやタブレットで視聴可能
コンパクト
まず、実際届いたものを見て良かったのは、機器が小さいことです。
一般的なHDDレコーダーと大きさを比較してみると、そのコンパクトさが分かるかと思います。
- ガラポンTV本体:横21.6cm × 縦13.4cm × 高さ5cm
- HDDレコーダー:横43.5cm × 縦30.9cm × 高さ7.1cm
とりあえず、これだけの小ささであれば置き場所にあまり困らないと思います。というか、僕も部屋のちょっとしたスペースに置いておくことができました。
録画しておいた番組を探しやすい
あと使ってみて、「録画番組の探しやすさ」は感じました。
とりあえず検索ボックスに、番組に関連するキーワードを入力しておけば、見たい番組を見つけることが可能です。
例えば、健康オタクの方が「健康に関する情報を入手したい」なんて思ったときに、「健康」とでも検索すれば、様々な健康番組が一覧で表示されます。
その他にも、日付別。
ジャンル別。
放送局別と、このように番組を絞り込む機能は揃っていて、目当ての番組を見つけやすいです。
外出先でスマホを使って見れる
またガラポンTVは、モバイル端末で外出先でも録画しておいた番組を視聴することが可能です。
このように、電車の中から番組を視聴することも可能です。
朝の通勤時に、前日に見忘れたドラマなんかを視聴するなんて使い方にも便利そうです。
僕の場合は、定期的に病院に通院しています。なので、タブレット端末に見たい番組を保存させといて、待ち時間に見るなんて使い方をしています。
ガラポンTVの利点
今回、約1ヶ月ほど利用してみて感じたガラポンTVの利点はこちら。
- 長期間番組を保存しておくことが可能(要外付けHDDだけど)
- 機器の初期セットアップは簡単
- ガラポンTVのネットワーク接続も簡単
- ガラポンTVを本体もコンパクト
- ネットワークに接続している端末(PC・スマホ等)なら視聴可能
- 外出先からも録画番組を視聴可能
- 最初の2ヶ月は月額無料
僕がガラポンTVを選んだ理由は、「最大4ヶ月全番組を録画しておくことが可能」ということが大きかったです。
これだけ録画できたら、ドラマが途中から盛り上がって話題となり、後から見たくなったとしても、1話から一通り全て見返すことが可能です。
ガラポンTVの難点
反面、ガラポンTVの難点といえばこれでしょう。
- ワンセグ画質なので画像が粗い
- スマホで視聴するには気にならないがパソコンで見るには綺麗とは言えない
- 田舎だと当然放送しているチャンネル数しか録画出来ない
ガラポンTVの用途にもよりますが、購入前に「画質は高くない」ということを知っておく必要はあると思います。
画質は良くない
ガラポンTVを利用するなら、「画質がワンセグである」ということは必ず覚えておく必要はあると思います。
というのも「ワンセグ」の解像度は、320×180となっています。今最も一般的な「フルHD」の解像度が1920×1080なので、その画質の粗さは想像できるかと思います。
ですので、パソコンでガラポンTVで録画した番組をみると、かなり画面の粗さがどうしても目立ってしまいます。スマホぐらいの画面サイズであれば、そこまで気にはならないですが。
ただ僕は今回、「映像を見るため」というよりも、「ブログのネタ用に番組内容を後から確認できれば良い」という用途で利用しているため、正直画質などはどうでもいいです。
音声などはもちろんしっかり聞こえるので、「番組内容の確認」という用途であれば、ワンセグ画質でも十分だと思います。
「どうしても綺麗な画質でみたい」なんて場合は、ガラポンTVは不向きで、以下のような「全録画可能なHDDレコーダー」を購入するべきかと思います。
地方在住者は損した気分
あと、僕は富山という地方に住んでいます。富山は、全ての番組を合わせても全部で6チャンネルしかありません。
これが東京とかだったら、全部で8チャンネル録画することも可能です。けれど、地方だとどうしても放送していない局とかもあるので、録画可能なチャネル数は少なくなります。
なので、地方在住者は、ちょっと損した気持ちになります。こればっかりはしょうがないけど。
まとめ
僕はテレビを見ていて「あっ、この番組を録画しておけばよかった…」と思うことが多々あります。
ですので、ガラポンTVで録画さえしてあれば、後から「ブログ執筆用の資料」としてチェックすることもできるということで、結構活躍しています。
あと、ガラポンTVの月額利用料は1250円(税別)となっています。高機能なHDD全録レコーダーを購入するよりは、全然安いです(高機能HDDレコーダーを購入したとしたら費用を超えるのに10年以上かかる)。が、滅茶苦茶安いわけではないかもしれません。
ただ僕は、完全に仕事用の機器として利用しているため、経費として計上するので、そこまで気にしてなかったりします。
「月額が高い」と思われる方でも、最初の2ヶ月は無料で試すことが出来るので、お試し期間だけに利用することも可能です。そのお試し期間中に「ガラポンTVは今後も利用すべき価値があるかどうか?」を判断すればよいでしょう。
というわけで、以下のような人には「ガラポンTV」は向いているかなと思います。
- なるべく長期間全番組を記録として残しておきたい
- 番組内容さえわかれば画質は気にしない
- 録画資料の中から検索などで手軽に番組を調べられるものが欲しい
- 通勤時にスマホで録画した番組を視聴して時間潰しをしたい
- 部屋が狭いのでコンパクトな全録レコーダーが欲しい
- まずは無料で使い心地を試したい
上記のような用途で、「全録レコーダー」を検討している場合は、「ガラポンTV」は良い選択肢になり得るかと思います。