尿酸値が高いので痛風リスクを軽減する薬「フェブリク」を1ヶ月飲んだ結果

僕は、尿酸値が少し高めです。

尿酸値が高い状態が続くと、あの「風が吹いても痛い」といわれる痛風になる可能性が高まります。

以前、僕の尿酸も7.0となる状態が続き、たまに7.0をオーバーすることも。

尿酸値7.0

ちなみに、尿酸値の正常値は以下。

  • 男性:3.8~7.0
  • 女性:2.6~7.0

尿酸値の正常値

「これは何とかしないと!」ということで、いろいろと取り組んでみました。

まずは低脂肪乳を飲んで尿酸値を下げてみた

僕の尿酸値は、正常値ギリギリのところだったので「これはまずい…」と「NHK番組ガッテンの尿酸値回」で紹介されていた、「低脂肪乳を飲んで尿酸値を下げる方法」を先日実践してみました。

僕は、普段から体が弱いです。 ですので、何か体の変調があったら気づきやすいように、毎月血液検査を主治医にして貰っています。 で、その血液検...

低脂肪乳を1ヶ月間飲んでみたところ、尿酸値は6.1まで下げることができました。

毎日牛乳をT杯飲み続けたら尿酸値が6.1まで下がった

ただ1つ、問題だったのは、「僕は牛乳が苦手な体質」であるということです。どうしても、牛乳を飲むと腹が緩くなってしまいます。時には、お腹がギュルギュルすることもあったりして困ってしまい、結局牛乳を飲むのは止めました。

すると、牛乳を飲むのを止めた後(1ヶ月後)の血液検査では、尿酸値が基準値ギリギリに戻ってしまいました。

尿酸値6.9

結局医師に相談して薬を出してもらうことに

それで、僕の主治医に相談してみると、「今は尿酸を抑える良い薬があるから薬を飲んでみましょう」ということで、「フェブリク」という薬を処方していただきました。

痛風や高尿酸血症の治療に用いる尿酸を減らす薬です。

それで出してもらったフェブリクがこちら。

フェブリクシート(表) フェブリクシート(裏)

1錠あたり10mgの錠剤です。

フェブリク1錠

このフェブリク錠を朝に1錠飲み続けて1ヶ月、血液検査の結果がこちら。

フェブリクを1ヶ月飲み続けた後の血液検査の尿酸値

なんと、尿酸値が約2.5くらい下がって、4.5になりました。

この結果はあくまで僕自身の体験によるものです。人によっては、数値の改善具合も変わるのでご了承ください。

フェブリクの副作用

ちなみに、フェブキソスタット:フェブリクでは以下のように副作用が掲載されています。

飲みはじめに、かえって痛風発作を起こしてしまうことがあります。尿酸の結晶が関節から溶け出すためです。この現象は良くなる過程ですから、ある程度しかたありません。関節で結晶となっている尿酸が排泄されると、その後は発作が起こらなくなります。

そのほかは少ないですが、人によっては下痢を起こしたり、体にだるさを感じるかもしれません。また、検査でときどき見つかるのは、肝機能値の異常と甲状腺刺激ホルモン(TSH)の増加です。重い副作用として、肝障害が報告されているようですので、念のため注意してください。

【重い副作用】 、、めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください

  • 肝臓の重い症状、、だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が茶褐色。
  • 過敏症、、発疹、発赤、じんま疹、かゆみ。

【その他】

  • 飲み始めの痛風関節炎、関節痛、手足の痛み、手足の不快感・しびれ感
  • 下痢、吐き気、腹痛、けん怠感
  • 肝機能検査値異常、甲状腺刺激ホルモン(TSH)増加
  • 発疹、かゆみ

僕の場合は、副作用らしい副作用を感じることはできませんでした。けれど、現在痛風症状が出ている人が飲むには、注意が必要みたいです。

副作用については、以下にも詳しく書かれています。

<監修薬剤師 BlueP> フェブリク錠は40年ぶりに日本で開発され2011年に製造承認を得た高尿酸血症治療薬…

上記症状が出てきたら、速やかに医師に相談してください。

まとめ

流石に、「40年ぶりに薬価収載された待望の新薬」と言われているだけあって、効果はてきめんでした。

特に副作用もないようなのでしばらく飲み続けると思います。ただ、フェブリクを飲むと、肝機能に障害が出るという副作用の可能性も(低いでしょうが)なきにしもあらずです。ですので、今後も血液検査の結果を見ながら、主治医と相談して薬の利用を判断したいと思います。