蟲師二期決定!!ばんざーーい!!
ということで、新春から嬉しいニュースが飛び込んできました。しかも、同監督、同スタッフ。こんなに嬉しいことはない…。
漆原友紀原作によるTVアニメ「蟲師」の第2期となる「蟲師 続章」の制作が決定した。4月より放送をスタートする。
これは1月4日深夜に新春1時間スペシャルとして放送された新作アニメ「蟲師 特別篇 “日蝕む翳”」の、番組内にて発表されたもの。「蟲師 続章」は、監督・シリーズ構成の長濵博史をはじめとする前シリーズと同じスタッフが集結し制作される。
それとともに、「蟲師 特別篇 “日蝕む翳”」の中にて、一期ファンには嬉しいシーンが入っていました。それは、一期に出てくるあの魅力的な登場人物のその後のカットです。正に、「一期登場人物あの人は今」状態。
今回の特別編「日蝕む翳」は、日食に関する蟲の話です。物語の冒頭、日食が始まった時、皆が太陽を見上げるシーンがあるのですが、そのシーンでは、一期の登場人物も皆空を見上げるシーンが出てきます。
それぞれワンカットずつの短いシーンでしたが、その中にでもあの登場人物たちの、その後が描かれていたのでまとめてみました。
特別編のネタバレは無いので安心してご覧下さい。
目次
第1話「緑の座」しんらと廉子(レンズ)ばあさん
1話あらすじ
人里離れた山奥に住む、神の筆で描いたものすべてを具象化させてしまう能力を備えた少年の元に、蟲師・ギンコが訪れる。少年の家で出会った少女はいったい何者なのか。
しんら、めっちゃ成長しとる!!相変わらず酒飲んでるし。レンズばあちゃん相変わらずかわいい。
第2話 「瞼の光」スイとビキ
2話あらすじ
瞼を閉じた時に見える、闇の中の光。そして、ふたつめの瞼を閉じた時、上の方から 本当の闇が降りてくる。ふたつめの瞼に棲む蟲が光を奪うと、そこにあるのは本当の闇と光の河。
光の河魅せられ光が見れなくなった少女(スイ)とそのお世話をしていた少年(ビキ)。2人とも少し成長したかな?2人とも、光が見れない蟲が憑きましたが、太陽を見ても何ともないようでなにより。
第3話 「柔らかい角」真火(マホ)と白沢(ばあちゃん)
3話あらすじ
村民達が次々と失聴する、雪深き静かな山村。その静寂には、音を喰い尽くす蟲が関係していた……。
角が生えてしまった少年マホとばあちゃん。マホも大分成長しましたね。ばーちゃんも元気そうでなにより。
第4話 「枕小路」ジン(予知夢を見る男)
4話あらすじ
予知夢を見させる蟲にとりつかれた男。人生さえも翻弄されて疲れ果てた男に、さらに数奇な運命が待っていた。
4話エピローグで「男は次第に心を病んでいき、最後に自ら刃を突き立てた」とギンコによって語られていたので、本当に死んでしまったのかもしれない。
第5話「旅をする沼」いお(沼とともに移動する少女)
5話あらすじ
山中を移動する「生き沼」と共に生きることを望んだ少女。ヒトではいられなくなると悟りつつ、少女は身を委ねた。
碧色の髪の色で、ほとんど蟲と化していたいおが、もうすっかり浜の女性になっています。物語の最後で「沼の死んだ海で自分の力で生きいきたい。」といっていましたが、その通りに生きているようです。
第6話 「露を吸う群」ナギ(生き神を助けようとした少年)
6話あらすじ
潮に阻まれた孤島で、死と再生を繰り返す少女。”生き神”として崇められる少女が見ていたものは……。
ナギもだいぶ身長が伸びました。物語の最後で、いつでも漁が出来るように、洞を削っていましたが、相変わらず削っているよう。島の人とも仲は良さそうです。ただ生き神に戻ってしまったあこやは、そのままの模様。
第7話 「雨がくる虹がたつ」虹郎(虹を追いかける男)
7話あらすじ
雨後の空にかかる、妖しくも美しい光の束。それを追い続けることを己の人生とした、数奇な男がいた。
7話のエピローグでギンコが「西の国の有名な暴れ川に壊れぬ橋ができた」と言っていることから、橋職人になったことが窺えたが、現在も橋を作っているようです。
第8話「海境より」シロウ(浜で妻を二年半待った男)
8話あらすじ
海原で妖しきモノに妻を隠された男。
断ち切れぬ想いから、男は浜で妻を待ち続ける。二年半の歳月を経てなお、再会を信じて---。
以前の嫁さんは物語の最後で死んでいるのが確認されました。今は浜で出会った新しい嫁さんと仲良く暮らしているようです。
第9話「重い実」サネ(祭主の弟子)
9話あらすじ
天災のたび豊作となる村では、収穫の後に村民がひとり命を落とす。
先祖の呪いと恐れられる現象には、かの地の祭主が封じた過去があった。
サネが田んぼを眺めています。祭主は、あいかわらず諸国を回り新しい農法を伝え歩いているんでしょうか。
第10話「硯に棲む白」たがね(硯職人)と子供たち
10話あらすじ
磨った者が次々と奇病に冒される不吉な硯。蟲の化石から作られたという硯の謎を解くべく職工を訪ねたギンコは、さらに数奇な背景を知る。
たがねは、山の上から日食を見上げているようなので、今でも硯を作っているようです。硯の蟲の煙を吸ってしまい体が冷えて霜をはいていた子供たちも、元気そうに化野(アダシノ)とじゃれ合っています。みんな元気そうでなにより。
第11話「やまねむる」コダマ(元山の主の弟子)
11話あらすじ
霊峰の山腹に開いた穴---。その奇妙な現象に足を山中へと踏み入れたギンコは、老いた蟲師と出会う。
ムジカの弟子のコダマとムジカが山の主として守ってきた里の人たち。
第12話 「眇の魚」ぬい
12話あらすじ
沼のほとりに棲む隻眼の女と偶然に出会った少年。いつしか女を慕うようになった少年は、沼の魚もまた隻眼であることに気づく。この沼には何がーーー。
ぬいは、闇にのまれちゃったのでしょうがないですね。
第13話「一夜橋」ゼンとハナ
13話あらすじ
その深き谷へ落ちた者は、ヒトとは呼べぬモノとなり戻ってくるという。”谷戻り”と呼ばれる伝承には、生物の体に宿る”蟲”が影響していた。
2人とも橋から落ちて死んでしまったものね…。
第14話「籠のなか」 キスケ(竹薮から出れなくなった男)と子供たち
14話あらすじ
己の意志で歩みつつも、何故か同じ道へと戻ってしまう男。
その不可思議な現象の陰には、男の妻---ヒトではないモノの姿が在った。
セツ(キスケの妻)は、亡くなってしまいましたが、物語の最後に生えていたタケノコが立派に成長して、キスケと子供2人であの竹薮で暮らしているようです。
第15話 「春と嘯く」ミハル(眠る少年)とすず(姉ちゃん)
15話あらすじ
「毎年冬になるとどこからか採ってきた春の山菜を抱え春まで目覚めぬ眠りに付く弟。」冬の凍て山に難儀したギンコが一夜の宿を頼んだ民家。肩を寄せ合うように生きる姉弟が抱える誰にも言えない秘密、「春まがい」の謎にギンコが挑む……。
ミハルは眠ってはいないようですね。ギンコの現地妻(すず)と仲良く日食を見ています。
第16話 「暁の蛇」カジとさよ(記憶を蟲に食べられてしまう母ちゃん)
16話あらすじ
一昨年前の春を境に、「眠ることを忘れた女」はそれにともなって、あらゆる物事を忘れ始めた。団子、蟹、くしゃみ、自分の妹……。女の息子から助けを求められたギンコは、その謎を解明し対処法を教えるが……。
母ちゃん団子食っとる(笑)この母子は好きだったので、仲良く元気そうでなにより。
第17話 「虚繭取り」綺(アヤ)と緒(イト)
17話あらすじ
放浪の旅を続けるギンコの「ウロ繭に届いた、自分宛ではない千切れた一通の文」。「まだ続けてたのか…。」行方不明の双子の姉を探すその文を手に、ギンコはウロ守・兎澤綺のもとへと向かう……。
一期物語中、イトちゃんが虚から10歳の姿で復活するのは「何年か後の、とある養蚕の村」となってたけど、すでにイトちゃんは帰ってきているようですね。2人で日食を見上げています。この姿が見られたのは嬉しい;;
第18話 「山抱く衣」塊(カイ:絵師)とトヨ(姉の遺児)
18話あらすじ
骨董商がギンコに差し出した1枚の羽織は、「羽裏(羽織の内側)に描かれた山画から時折煙を立ち上らせる」という。1枚の羽織が織り成す、絵師と山の物語……。
産土(うぶすな)を摂ることが出来たトヨは大きくなり元気に成長できているようです。自分でしっかりと立って日食を指さしています。カイは絵を描いているんでしょうか。このカットからはそこまでは分りません。
追記(2014年6月):
蟲師-続章- 『風巻立つ(しまきたつ)』回、化野家にて。ギンコが嘘ついて売りつけた着物の生存も確認。
第19話 「天辺の糸」 吹(フキ:見えなくなってしまった娘)と清志朗(セイジロ)
19話あらすじ
「蒼天より垂れる白い糸、掴んだ娘は虚空に消えた…」。山越えの途中ギンコは、樹の頂上に座り込む、記憶を失った娘を拾う。娘はギンコの協力で村へと帰るが、怪異に出会った事で蟲の領域へと引きずられていた。戸惑う娘の恋人に対し、娘を人に戻すためギンコが示す方法とは……。
蟲の領域にいってしまっていた娘は、清志朗の献身的な介護(?)のおかげで人に戻ることができたのは物語中に語られていました。消えることがなくなったフキは清志朗と2人で仲良く暮らしているようです。
第20話 「筆の海」淡幽とたま
20話あらすじ
禁種の蟲を、身をもって封じた狩房家では、何代かごとに体に墨色の痣を持った子供が生まれる。これを筆記者と呼ぶ。ギンコは度々4代目筆記者淡幽の元を訪れる。
ギンコの正妻きた—!!あいかわらず蟲師の、たまとともに禁種の蟲を封じている様子。ギンコも度々訪れているようで、淡幽もそれを楽しみそうにしていました。
第21話 「綿胞子」あきとヤスケ(綿帽子の子供を産んだ夫婦)
21話あらすじ
婚礼の最中、輿入れで通った森の中で、「綿帽子にポツリと付いた緑のシミ」。それが全ての始まりか……。1年後、男の妻が生んだ赤子は人の姿を持たない緑の塊。驚く両親の目の前から、それはヌルリと床下へ消えた……。
なんと!あの夫婦に待望の子供が授かったようです!今度は髪の毛も黒いので、人間の子供のようです。めでたい!これは、今回一番のサプライズでした。
第22話 「沖つ宮」澪(みお)とイサナ(生み直しの娘)
22話あらすじ
「生きているうちに沈んだ者を、望月の晩、命の種へ変えて吐き出すという“竜宮の海淵”」。吐き出された種を飲めば沈んだ命を「生みなおす」ことが出来るという……。
生みなおしの母子(?)も仲良く暮らしている様子。イサナもかなり成長したような。
第23話 「錆の鳴く聲」しげ(錆の声を持つ娘)とテツ
23話あらすじ
鉄に留まらず木、石、土、人まで「なんにでも付く錆」に蝕まれた村。その原因解明と治療のため、村へと呼ばれたギンコは病の起こり始めた年に生まれた、何も話さない少女に注目するが……。
峠で錆を散らしていた時でしょうか。しげとテツが仲良く日食を見ています。
第24話 「篝野行」野萩(ヤハギ:影火を焼いてしまった蟲師)とナオとみく(子供たち)
24話あらすじ
開墾の途中掘り出された「溶岩石から生えた1本の草」。村中の誰もが気にしなかったその草は、周囲の草木を枯らしながら瞬く間に山を覆いつくし村へと迫る。新種の蟲の噂を聞き調査にやってきたギンコは、村の蟲師が解決策として下した決定「山を焼き払う事」に疑念を抱き反対するが……。
影火を飲んでしまったことから、その治療で影火の煮汁を飲み、草を吐き腑を焼きながらも、里を異形のものから守り続けているようです。生きててくれて嬉しいです。
第25話 「眼福眼禍」周(あまね:盲目の娘)
25話あらすじ
娘の盲目を治すため、蟲師の父が持ち帰った「幻の蟲」。それは、娘に初めての光と、見えることの喜びを与えたが……。
身一つで琵琶を弾きながら諸国をめぐり歩いているようです。
第26話 「草を踏む音」沢(タク:山の持ち主の息子)とイサザ(ワタリの少年)
26話あらすじ
「毎年、五月雨(さみだれ)降る頃山へとやって来る奇妙な集団」。蟲が見える地主の息子は、集団に属する少年イサザと知り合う。光脈を追い放浪し続ける事の定められた「ワタリ」の少年と、決められた場所に定住し続ける事の定められた少年二人は……。
村が光脈筋から外れてしまったため、子供が病気がちだったのもギンコの蟲除けと滋養の薬のおかげで治っているようです。
イサザも大きく成長して、ワタリとなって蟲師を相手に生計を立てている情報屋として活躍しているものと推測されます。(コメント欄でご指摘いただき修正)
まとめ
バッドエンドのエピソード以外の人物は、概ね幸せに暮らしているようで安心したというか、うれしかったです。
2014年4月から第二期 続章が始まりますが、今から楽しみで仕方がありません。
一期登場人物の名前を調べるのに、DVDを引っ張り出して半分見ながら調べていたら、書き終えるのに滅茶苦茶時間がかかってしまった…。蟲師の魅力恐るべし…。これは蟲の仕業に違いない。
©漆原友紀/講談社・「蟲師」製作委員会
蟲師 – Wikipedia
まとめ楽しく拝見しました。
日蝕む翳、素晴らしかったですね。
また二期も決定しとても楽しみです。
ところで第17話 「虚繭取り」のカットですが、
綺の左横に緒もちゃんと居ますよ。
身長差がかなりあるのと、背景に溶け込んで
しまっているため判りにくいですが、
赤い着物を着ている緒が映っています。
綺の左手が緒の左肩に掛かるような構図です。