医療用音声入力ソフトAmiVoice Ex7でブログを書けるかを試してみた結果

医療用AmiVoice

以前、汎用音声入力ソフトとしてAmiVoice SP2というソフトがありました。

早いもんで、僕が最初に「AmiVoice SP」を使い始めたのが2010年の7月です。 現行シリーズが「AmiVoic...

しかし残念なことに、AmiVoiceは2020年3月末日をもってサポートが終了してしまいました。

音声認識ソフト「Amivoice SP2」販売終了のお知らせ

とはいえ、AmiVoice SP2は結構有能な音声入力ソフトでした。

なので需要があるのか販売当時は2万円程度していたソフトが、現在中古で6万円ほどで販売されています(2022年4月時点)。

で、AmiVoiceは「汎用音声入力ソフト」の開発を打ち切って、現在「医療用音声入力ソフト」等の開発に注力しています(他にも製造・物流・流通・建設・不動産向け等々がある)。

現在ネットショップ等で手軽に入手できるものは医療用のみとなっています。

しかしながら上記の音声入力ソフトは、医療機関向けということでべらぼうに値段が高いです。

2022年4月時点で24万円(論文向け)~36万円(歯科向け)という一般音声入力愛好者にとって、なかなか手が出ないラインナップとなっています。

AmiVoice SP 2の販売終了当時、薄利多売の一般向けから、高収益を見込める医療向けに舵を切った印象に見えました。AmiVoiceファンだった一般ユーザーとしては寂しいことですが、会社の方針がそうなったのであればしょうがない。

で、僕のような一般人が今後もアップデートを受けながらAmiVoiceを使いたければ、基本的に医療向けのAmiVoice Ex7を使用するしかありません。

そこでふと以下のようなことを思いました。

医療用とはいえ音声入力ソフト。AmiVoice Ex7を利用してブログのような汎用的な文章を書くこともできるんではないだろうか?

これを検証したくなり、「AmiVoice Ex 7 Rad (放射線科)」を購入してしまいました。

とはいえ、新品で20万円以上出す度胸はないので、中古の8万円のものを購入しました。

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購入したAmiVoice Ex7

購入したものがこちら。

医療用AmiVoice

中古なので箱はなし。

同梱物はこちら。

医療用AmiVoiceの同梱物

ライセンス証書と

医療用AmiVoiceのライセンス認証

取扱説明書が入っていました。

医療用AmiVoiceの取り扱い説明書

同梱物の構成はAmiVoice SP 2とあんま変わらないです。

実際使ってみた感想

この放射線科向けの医療用AmiVoiceを実際にブログ記事を書こうと使用してみました。

放射線科医をAmiVoiceのインターフェース

結論として、「ブログを書く」といったような汎用向けの用途では、全く使い物になりませんでした。

例えば以下のような文章を入力しようとしたとします。

医療用AmiVoiceでブログを書こうと購入してみました。使用感がどういうものか試してみよう。

上記と全く同じ文章をAmiVoice Ex7(放射線科用)で音声入力すると以下のようになります。

医療用上VoiceでBroad下喉頭購入してみました。腫瘍,同様ものか試してみよう。

なんか、医療用語が優先的に表示される感じ。

というのも当然なのかもしれません。

汎用のAmiVoice SP2であれば、話し言葉向け、書き言葉向けのような、汎用向けの辞書が充実しています。

AmiVoice SP2の辞書

しかしながら、AmiVoice Ex7(放射線科用)の場合は、放射線科向けの辞書しか搭載していません。

AmiVoice Ex7放射線科向けの辞書

僕自身、実際使用する前は

医療用向けとはいえある程度日常的な書き言葉も音声入力できるんじゃないか?

と思っていたのですが、ガチガチの医療向け音声入力ソフトだったようです。

なので当然、医療向けの専門用語を多用する「放射線科読影レポート」のような文章書くには非常に有能なんだと思います。

けれど、一般的な文章を書くには「医療用(放射線科用)辞書」の優先度が強すぎて、まともに使えるものではないんだと思います。

まとめ

今回、

ブログを音声入力で書くのにAmiVoice Ex7も使えるんじゃないか?

という試みは完全に失敗しました。

とはいえ、これはよく調べず購入した自分が完全に悪い。なのでAmiVoice(アドバンスト・メディア)側は全く悪くありません。

そもそも、「医療用」と書かれているものを「汎用」目的で使おうとしてるほうがどうかしてた。

ただ、これではっきりしたこともあります。

現在、「手軽に入手可能なWindows用の汎用音声入力ソフト」なら、Sokki Voice一択なのかなと。

僕は、キーボード入力が苦手です。とにかく致命的に遅い。 なので、もう十数年、音声入力ソフトを利用して文字入力をしています。 ...

こちらはGoogleの音声認識エンジンを使用したものですが、認識精度が高く細かな調整ができる音声入力ソフトということであれば、これしかないなと。

ただ、Sokki Voiceも辞書登録の使用感等に多少のくせがあるソフトではあります。

なので「どうしてもAmiVoice SP2のような使用感の音声入力ソフトがいい」という場合は、サポートは切れていますが、今のところ「AmiVoice SPの中古品」を買うしかないのかなと。