僕は、正直野菜があまり好きではありません。
そのせいなのかは分かりませんが、僕はよく体調を崩してしまいます。
なので日頃から「もう少し健康のため野菜を摂取したいけど生野菜はあまり好きじゃないんだよなぁ」と思いつつ生活していました。
で、先日テレビを見ていたら船越英一郎さんがテレビで「やわたのおいしい青汁」のCMをしていました。普段なら、流し見するCMではあるのですが、最近も体調不良になってしまったことや、「食生活が偏りがちで野菜不足の方に」というキャッチコピーにつられて、ついついネットで注文してしまいました。
で、実際に30日間ぐらい飲んでみたんですが、思いのほかよかったので紹介です。
目次
実際に届いたもの
注文後、数日で届いたのがこの「やわたのおいしい青汁」です。
1箱に、30日分(1日4gスティック1本)の粉末状の青汁が入っています。
パッケージを開けると、30日分(30本)の青汁スティックが10本ごとに仕切りで区切られて収納されています。
おそらくこれは、「左から順に飲んでいけば何日分飲んだかが一目でわかるよう」このような設計になっていると思います。
とりあえず全ての青汁スティックを出すとこんな感じになります。
スティック1本分の中には、4gの青汁粉末顆粒が入っています。
中身を出してみると、以下のように綺麗な抹茶色の粉末が1回分(4g)、顆粒状で入っています。
この粉末の状態で舐めてみましたが、非常に良い抹茶の香りがして、かなり甘みを感じます。青汁独特の臭みやエグみは感じられず、抹茶・緑茶の味を主体として味全体の構成が組み立てられているのを感じ取れます。
上記の粉末を、通常は水に溶かして青汁として飲むわけです。
青汁粉末を水に溶かした状態の味の構成は、抹茶風味の緑茶飲料といった感じです。
基本的に水に溶かして飲む青汁ではありますが、水以外のものに溶かして飲んでも大抵のものに合います。それについては後述します。
やわたのおいしい青汁の特徴
僕が、この青汁を購入する決め手となった特徴を以下に挙げたいと思います。
原材料は日本国内で無農薬・有機栽培にこだわって育てられている
健康のために口にするものだったら、まず国産ということは外せません。
もちろん、外国産でも同様の効果を得られれば問題ないのですが、日本産が中国産になってしまうと、「健康的」というイメージにかけ離れたものになってしまうのは、いたし方ないものがあります。
せっかく、青汁を飲むわけですから「これは中国産でおかしな農薬が使われているかも」と飲むより、「国産だから良い材料が使われているだろう」と飲んだ方が、プラシーボ効果的にも体に良いのは間違いないでしょう。
加えてこの「やわたのおいしい青汁」は、無農薬かつ有機栽培で作られた有機農産物を使用して作られています。
化学合成農薬、化学合成肥料等を原則として使用していない栽培方法によって3年以上経過し、堆肥等による土作りを行ったほ場において収穫されたもの
「やわたのおいしい青汁」に使われる主要農産物は、このような結構厳しい基準をクリアして作られています。
健康食品は、もちろん体に良いものを使うのは当然ですが、「これだけ健康に良いものが使われているよ」とか「こんな厳しい基準にクリアした原材料を使っているよ」というのを、飲む人に知ってもらった上で飲んでもらうのが一番効果が高いと思います。
そりゃ、「これほんとに体に良いのかよ!」と思って飲むものより「これは体に良さそう!」と飲む方が良いのは、明らかです。
青汁に使われている8つの有機栽培原料
やわたの青汁に使われている有機栽培原料は、全部で8つの主要成分を5つの地域で育んでいます。
主要な有機農産物は以下になります。
大麦若葉(大分県産)
大麦若葉は、イネ科の植物で、ビタミンやミネラル、タンパク質、酵素が多く含まれていることから主に青汁の主原料として使われています。
大麦若葉の主な効能として、生活習慣病予防、細胞の健康維持、冷え性改善、貧血予防、新陳代謝の促進、免疫力の強化、疲労回復、美肌、便秘回復などが挙げられます。
キダチアロエ(高知県産)
キダチアロエは、日本特産の小型アロエの一種で味が良いことと体にやさしいことから食品にもよく利用されています。
キダチアロエの主な効能として、肥満防止、美肌、胃腸病予防、高血圧・低血圧改善、二日酔い改善、整腸作用などが挙げられます。
緑茶(三重県産)
緑茶には、渋みのもととなるカテキン類が入っています。これは、一般的にタンニンと呼ばれる成分の一種で、緑茶の中には4種類のカテキンが含まれています。
緑茶は、糖尿病予防、更年期対策、美容効果、口臭予防、ストレス解消、免疫力アップなどに効果があるとされています。
抹茶(愛知・三重県産)
抹茶は、茶葉が粉末になっているため全てを飲み干します。ですので茶葉に含まれる栄養素を無駄なく摂取できることから、普通のお茶より効率的に有効成分を体に取り込むことができます。
抹茶は、肥満予防、アンチエイジング、ストレス解消、認知症予防、美肌効果、虫歯予防、などに効果があるとされています。
ケール(大分県産)
ケールは、アブラナ科の野菜でビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養素が含まれています。
ケールは、ドライアイ予防、視力回復、整腸作用、血行促進、老化防止、更年期障害改善、美肌効果、骨粗鬆症予防、不眠対策、花粉症対策などに効果があるとされています。
ゴーヤ(大分県産)
ゴーヤは、「にがうり」とも呼ばれ、一年生の夏野菜でビタミンCを多く含み、健康野菜として昨今は一般家庭でも多く食されるようになりました。
ゴーヤは、生活習慣予防、夏バテ・疲労回復、むくみ改善、便秘解消、美肌、アンチエイジングなどに効果があるとされています。
桑の葉(島根県産)
桑の葉には、ミネラルや食物繊維、フラボノイドなどの栄養素が含まれていることから、新たな健康食品素材として注目されています。
桑の葉は、便秘改善(整腸作用)、ダイエット効果、二日酔い予防、脂肪の増加を抑制し、糖尿病予防効果などがあります。
モロヘイヤ(島根県産)
モロヘイヤは、シナノキ科の一年草です。栄養価の高さから、健康野菜として注目され、食用として沖縄などで多く栽培されています。
モロヘイヤは、古代エジプトでは「王様の野菜」と呼ばれていたのは有名で、その効果は、食物繊維による整腸作用、糖尿病予防、血中コレステロールの低下作用、消化促進作用、美肌効果などが期待できます。
抜群の栄養バランスで健康生活をサポート
前項目で紹介したような有機農産物が含まれている「やわたのおいしい青汁」は、1箱分でこれだけ分の野菜を摂取したのと同等になります。
ただ、気をつけなくていけないのは、上記の図は、一箱に含まれる成分の量です。
なので、1食分(1スティック)内の成分量にすると以下のようになります。
- 食物繊維はレタスの0.4個分
- βカロテンはピーマンの0.44個分
- ビタミンB1はニラの2.2束分
- ビタミンB6はトマトの1.3個分
- ビタミンCはほうれん草の1.6株分
上記栄養以外にも、一袋あたりに以下の栄養成分が含まれています
「やわたのおいしい青汁」は、スティック1本(4g)の中に、これだけもの栄養成分を満遍なく補うことができます。
毎日の食事から摂取する栄養にプラスして、これだけの補助成分を毎回補うことができるのは、個人的にかなりありがたいです。
僕は万年野菜不足みたいな食生活をしているので、これだけ満遍なく補給できる青汁は、「無理なく摂取できる成分」として重宝します。
やわたの青汁のおいしい飲み方
青汁の購入後、1ヶ月いろいろな飲み方を試してみました。
基本的な作り方は、箱の側面に数行で書いてあります。めちゃくちゃ簡単。
お召し上がり方
健康補助食品として、1袋を約100~150mlの水、お湯、牛乳等、お好みに応じて溶かし、1日1袋を目安にお召し上がりください。
水道水で青汁を作る
まず基本的な飲み方として、普通の水道水で青汁を作ってみました。
作り方は非常に簡単で、コップの中に青汁を1袋入れて、150mlの水を注いでかき混ぜるだけです。
僕はわざわざ、この青汁のために150mlのビールグラスを取り寄せて購入しました。
このコップだと、計らなくても8分目まで水を注げば、ゴールデンバランスで青汁が作れます。
それはさておき、水で完成した青汁がこんな感じ。
さすが名前が、「やわたのおいしい青汁」と自称するだけあって、ほんのりと甘みがあり飲みやすくておいしいです。名前に偽り無しと言っていいと思います。
一昔前なら、青汁と言ったら「苦くて不味い」というイメージでしたが、そういった印象は払拭できるほど、飲みやすい味になっています。これならお子さんでも、問題なく飲めると思います。
香りのベースは抹茶。味のベースは、緑茶+抹茶メインといった感じです。氷を加えると、より一層美味しく飲むことができます。
牛乳で青汁を作る
当然、箱の裏に案内のあった「牛乳青汁」も作ります。
これも、青汁粉末を入れて、牛乳を150ml加えただけです。
これは、混ぜているときの香りからしておいしそうでした。
牛乳嫌いでなければ、これが不味いわけがありません。
味は、ご想像の通りの、ほぼほぼ抹茶オレです。これは、子供も喜んで飲みます。抹茶ベースの青汁の味がよりマイルドになり、個人的にはジュース感覚です。
牛乳で作ってあるので当然ですが、カステラと合わせて飲むと、めちゃくちゃ美味しかったです。
ほうじ茶で青汁を作る
あと、試してみたかったのが、ほうじ茶ベースの青汁です。
僕は普段、ほうじ茶で水分補給をしているので、どうしてもこれで割って作ってみたかった。
見た目は、ほとんど水で作ったものと変わりません。
元々青汁の味のベースは抹茶と緑茶です。
その青汁粉末にほうじ茶を加えたことで、「お茶&お茶&お茶」状態になりました。
味はというと、「水で溶いて作った青汁」にプラスして、ほうじ茶の苦味とコクが加わったといった感じです。
僕は、この「青汁のほうじ茶割り」が気に入ったので、普段これを飲んでいます。
「青汁の水割り」よりは味に深みも出て非常に美味しく感じます。「青汁の牛乳割り」も美味しいんだけど、牛乳は値段が高いので、「ほうじ茶割り」の方がコスパが良い感じがします。
ヤクルト系飲料で作る
僕は、毎朝ヤクルト(廉価版がヤクルト系飲料)も飲んでいるので、それでも青汁を作ってみたくなりました。
ヤクルトで150mlとなると、大体2本弱必要になります。
それで、ヤクルトで割って出来た青汁がこんな感じ。
色は、牛乳よりちょっと黄色っぽい感じでしょうか。
味はというと、うーん、決してまずくはないです。けれども、正直言って、それほど美味しくもありません。
「ヤクルトが多少青くさくなった味」とでも言いましょうか、率直に言って青汁にせずともヤクルトのままで飲んだ方が美味しいかと思います。
何にでも、混ぜて飲めば良いというものでもなさそうです。
飲むヨーグルトで作る
これも毎日整腸作用のために飲んでいる、飲むヨーグルト(LG21宅配用)でも作ってみました。
LG21宅配用は、100mlなのでちょうど良いサイズです。ただ、ちょっとヨーグルトには青汁粉末が溶けづらかった。
ヨーグルトなので、ちょっとトロっとした感じ。
味としては、飲んだらヨーグルトの味がしたあと、鼻に青汁というか緑茶の香りがふわっと通り抜ける感じです。
青汁がヨーグルトの味を損ねることはないですが、普通にヨーグルトとして飲んだ方が、慣れ親しんだ味で美味しいかもしれません。
毎日ヨーグルトを飲んでいるので、たまに味の変化をつけたいときにはいいかもしれません。
やわたの青汁は何と混ぜて飲めば良いか?
この青汁の味のベースは緑茶・抹茶となっています。
ですので、基本的にお茶に合うものと混ぜれば、美味しく飲むことができるという認識で良いかと思います。
試しに、緑茶と混ぜて飲んでみたんですけど、味がマッチして美味しかったです。味は、ほとんど緑茶でしたが。
やわたの青汁はこんな人におすすめ
僕がこの青汁を1ヶ月ほど、飲んでみた感想として、以下のような方には、この青汁は向いていると思います。
- 毎日の食事の栄養が不足気味の方
- 野菜嫌いの方
- 外食がメインで偏食しがちな方
- 仕事が忙しすぎる方
- 食生活が不規則な方
- 健康に普段から気をつけている方
- 便秘気味の方
僕は、野菜が嫌いなので、栄養補助食品として非常に重宝しました。
また、おそらくこれも青汁の効果だと思うのですが、非常に便通が良くなりました。僕はいつも便秘がちなので、副次的に便通が良くなったのは嬉しい誤算でした。
まとめ
こんな感じで、僕が初めての青汁体験は好感触でした。
僕はいまだに青汁と言ったら、不味いイメージだったので、今回購入した「やわたのおいしい青汁」は、良い意味で期待を裏切られました。青汁って、こんなに飲みやすかったんですね。
最後に、この青汁を飲んで健康になったかというと、正直よくわかりません。というのも、青汁は薬ではないので、急に「絶好調!」となるようなものではないからです。
ただ、この1ヶ月は、大きく体調を崩すことなく普通に毎日仕事ができています。
これが青汁効果なのか、そうでないのかは正直わからないのですが、「この1ヶ月、元気に仕事ができた」それだけで僕には十分です。