エックスサーバーには、WordPressを簡単にインストールできる仕組みがあります。
はじめての場合でも、数分程度の作業時間でインストールできる簡単設計となっています。
WordPressのインストールをするには、事前に以下の設定が必要です。
まだ済んでいない場合は、上記手順を終えてください。
以下では、「エックスサーバー上でWordPressをインストールしてサイト運営をできる状態」になるように、設定手順を詳しく説明したいと思います。
目次
WordPressのインストール
エックスサーバーでWordPressをインストールするには、まずサーバーパネルにログインしてください。
「WordPress」項目にある「WordPress簡単インストール」メニューを選択してください。
ドメイン選択画面から、インストール対象ドメインの「選択する」リンクをクリックしてください。
「WordPressのインストール」タブを選択してください。
以下の入力項目に入力し、「インストール」ボタンを押してください。
- ブログ名
- ユーザー名
- パスワード
- メールアドレス
それ以外の入力項目は、基本デフォルトのままでOKです。
確認画面が表示されるので、問題なければ「インストール(確定)」ボタンを押してください。
しばらく待つと以下のように「WordPress情報」が表示されます。
これらの情報は、WordPress管理画面のログインや、編集に必要な情報になります。必ずメモなどに控えて情報を保存しておいてください。
WordPressにログイン
URLをクリックして、WordPress管理画面に移動します。
以下のようなWordPress管理画面が表示されれば、インストールは成功です。
SSL対応(HTTPS化)設定
次に、サイトを始めてしまう前に、SSL対応も済ませてしまいましょう。
WordPressメニューから「設定 → 一般」メニューを選択してください。
「一般設定」にある以下の項目を変更します。
- WordPress アドレス(URL)
- サイトアドレス(URL)
元々、以下のように「http」となっている部分を
以下のように「https」となるように「s」を付け加えたあと、保存してください。
入力を間違うと、データベース内の設定を変更する必要が出てくるので、念入りに入力内容を確認してください。
ブラウザーのアドレスバーに「鍵マーク」が表示されていれば、SSL対応がうまくいっています。
サーバーのSSL処理が完了するまで、しばらく時間がかかるので「鍵マーク」が出ない可能性もあります。その場合は、数時間~72時間待つ必要があります。
その間は、以下の例外設定を行うことで、続きの設定を行うことができます。
SSLエラー画面が出た場合
エックスサーバー側で、SSL化の処理が終わっていない場合は、「SSLエラー」画面が表示されるかもしれません。
これは、まだSSL化の登録をしたてで、登録情報がまだネットに浸透していないため表示されます。
ここでは、すぐに次の作業に移りたいので、例外登録を行い続きを行えるようにします。
自分の運営するサイトであるということに加えて、サイト作成したてなので、安全なサイトであるのに間違いはありません。なので、例外処理しても問題ありません。
Google Chromeの対処法
まずは「詳細設定」をクリックしてください。
すると以下のようなエリアが表示されるので、「(独自ドメイン)にアクセスする」をクリックしてください。
このSSLエラーが表示されなくなるには、数時間~72時間待つ必要があります。これは、登録情報がネットに浸透するまでの時間です。
僕の経験で言うと、設定が反映される時間は本当にまちまちです。数時間で終わる場合もあれば、50時間以上かかった場合もありました。
Firefoxの場合
Firefoxの場合は以下のようなSSLエラー画面が表示されるので、「エラー内容」ボタンから「例外を追加」ボタンを押してください。
WordPressテーマのインストール
最後に、WordPress管理画面の「外観 → テーマ」からテーマをインストールします。
テーマとは、WordPressの外観を変更する洋服のようなものです。
テーマは多数あるので悩むと思います。けれど、ブログの本質は内容なので、基本的にテーマは何を選んでも良いと思います。
デフォルトの場合は、以下のような「Twenty Seventeen」テーマが入っています。
ただ、公式のWordPressテーマは海外の作者が作成しているので、どちらかといえば英字向きの仕様になっています。
なので僕は、日本人向けに最適化した、以下のようなテーマを作成しました。
無料で利用できるので、よろしかったらインストールして試してみてください。
まとめ
こんな感じで、エックスサーバー上でWordPressをインストールすることができます。
「エラーが出た場合」等も含めて、なるべく丁寧に書いたため長い記事にはなりましたが、基本的にやることはこれだけ。
- WordPressのインストール
- SSL対応
ほぼほぼ、マウスクリックだけで出来るので、難しいことはなかったかと思います。
これで「WordPressでブログを書く環境」は整いました。
あとは思い思いの記事を書くだけです。ここからが本番と言っていいでしょう。
エックスサーバーとWordPressで素敵なサイトを作っていただければと思います。
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