個人が本気でサイト運営をしようと思ったら、以下のポイントは欠かせません。
- 高性能
- 安定稼働
- 低価格
- 丁寧なサポート
「そんな都合のいいサーバなんてあるのか?」と思うかもしれないですけど実際にあります。それがエックスサーバー(Xserver)です。
僕はこれまで22年以上サイト運営をしています。
その間、いくつものサーバーを利用してきました。しかし初めてエックスサーバーを使ったとき、
こんなコスパの良いサーバーがあったのか!
と驚いたものです。
初めてエックスサーバーを利用した時の感動は、今も忘れられません。
性能もなんですが、当時として画期的に思ったのは「高性能・低価格ながらもサポートもしっかりしている(丁寧に対応してくれる)」いるという点。
僕がそれまで使用していたサーバーの中には、「値段が安いんだから、分からないことは自分で調べてね」というスタンスのものも結構ありました。
それだけに、エックスサーバーの丁寧なサポートには
えっ!そこまでしてくれるの?
と恐縮してしまったほど。
現在になっても、サポート体制の手厚さは、他サーバーをリードしていると思います。
その他、様々なことを鑑みても「エックスサーバーは間違いなく日本で3本の指に入る良質な個人向けサーバー」だと言えます。
以下では、根拠となる7つの理由を挙げたいと思います。
目次
WordPressのインストールが簡単
今のご時世、個人がサイト運営をしようと思ったら、WordPress等のブログシステム(正確にはCMS:コンテンツマネジメントシステム)を利用してブログなどを始めるのが一般的です。
だって、いちいちHTMLを打ち込んでサイトを1から作るなんて面倒でやってられないですから。
ですのでブログをするなら、利用者の多いWordPressを利用するのがベストな選択でしょう。
WordPressの世界シェア
今や、世界中で使われているブログシステム(CMS)を利用したサイトのうち約60%がWordPressで運営されています。
出典 Usage Statistics and Market Share of Content Management Systems for Websites
ブログシステム(CMS)を使用していないサイトをあわせたとしても、全世界のサイトのうち、実に3つに1つ(31.8%)がWordPressサイトというところまで迫っています。
ここまで利用者の多いWordPressは、わからないところを検索すれば、わんさか結果が出てきます。
「トラブルが起きたら検索で解決方法が大量に出てくる」というのがWordPressを利用する最大の利点かもしれません。
多くの利用ユーザーがいるWordPressは、コミニティーが活発です。それだけにWordPress自体もどんど磨き上げられています。
レンタルブログは正直おすすめできない
もちろん、「はてなブログ」や「ライブドアブログ」等のレンタルブログを利用するという手もあるでしょう。
しかし、レンタルブログには、それぞれにブログ規約があります。これに外れてしまうと、問答無用で全ての記事を非公開にされてしまいます。いわゆるBAN(アカウント凍結・利用停止)というやつです。
毎日、毎日、ブログを更新して、ようやく数万、数十万と収益を得られるようになったのに、ブログの利用規約(結構厳しい)に、ちょっと触れてしまったために、全記事の公開を凍結されてしまった人をこれまで何人も見てきました。
例えばレンタルブログによっては、こんな感じでBANされることがあります。
出会い系サイトについて書いたらブログを凍結された…
商用目的ブログ(基準が曖昧)と判断されてしまい.全記事を非公開にされた…
アカウント凍結を食らうと、当然ながら全ての収益が0になります。これは本当に恐ろしい…。
それでアカウント凍結された方は、結局レンタルサーバーからデーターを移行してWordPressで再出発をする方がほとんどです。
それだったら最初からWordPressやればいいじゃん!
ということだと思います。
サーバーを借りてWordPressでブログをすることで、「レンタルブログの曖昧な規約」に従う必要はありませんし、急なアカウント凍結もありません。
「レンタルサーバーでWordPressブログを始める」ということは、そういった無用なリスクを開始時点でカットすることができます。
ただ、レンタルブログとは違い、WordPressの場合、自前である程度設定する必要があります。
けれど、エックスサーバーでは、手軽にWordPressを始められる仕組みが整っています。
WordPressをやるならエックスサーバーでできるだけ簡単に。
WordPressインストールが簡単
エックスサーバーのWordPressは、初心者にでも3分でインストールすることができるくらい簡単です。
例えばインストール画面はこんな感じで、必要な入力項目はたったこれだけです。
これだけを書き込んで、あとは「インストール」ボタンを押せば完了です。
このブログを作ったときも、ものの数分で設置が完了しました。
加えてエックスサーバーには、サーバーを借りてすぐWordPressを使えるように「WordPressクイックスタート」という機能まであります。
このクイックスタート機能を使えば、サーバー登録からWordPressインストールまで10分程度で行うことができます。
実際にやってみるとわかると思いますが、本当に簡単です。
何個でもブログやサイトを作ることができる
エックスサーバーは、データベース・マルチドメイン無制限なので1つのアカウントの中に、何個でもサイトを作成することが可能です。
これがマルチドメインが使用できない安いレンタルサーバーだと、長くサイト運営を続ける上でいろいろと面倒くさいことが出てきます。
例えば、もう一つ別のドメインを取ってサイトを作ろうと思ったときに、わざわざまた新しくサーバと契約して、新しいアカウントを取得する必要があります。
例えば、AのサイトとBのサイト2つのサイトを作ったら、2つのアカウントが必要になります。それぞれのサイトを設定しようと思ったら、ログインしたりログアウトしたり、ログインしたりログアウトしたり。
これが地味に面倒くさい。。
もちろん、レンタルサーバーを2つ借りることになるので、2つ分の料金も必要です。3つ作ろうと思ったら三つ分、10個なら10個分のレンタル料金がかかります(※昔、実際そういうサーバーを利用してました…)。
その点、エックスサーバーだと無制限にサイトを作れるので、1個だろうと10個だろうとサーバーのレンタル料金は変わりません。サイト管理も同じアカウントからできるので、ログインを切り替える煩わしさもありません。
複数サイトを1つのアカウントで管理して楽しよう。
何度でもトライ&エラーが出来る
アフィリエイトサイトなどをやっている人などは、ジャンルごとに新しくサイトを作っていくのが一般的で収益性も高いです。
その多数作ったサイトの中から、収益が伸びてきたものを、更に育てて成長させるという手法をとっている方も多いです。
特に、サイト運営初心者の方であれば、
どんなサイトを作れば収益が得られるのかわからない…
という方も多いでしょう。
そういう方のためにも、いろいろなサイトを作って、何度でもトライ&エラー出来る環境は重要です。
まずは、いろいろなサイトを作ってみて、伸びてきたサイトを更に成長させれば良いだけです。
そんなわけで、「これからアフィリエイトサイトを始めよう!」と思っているのあれば尚更、マルチドメイン無制限は必須要素と言えるでしょう。
試行錯誤できるサーバー環境は重要。
表示速度が速いのでストレスがない
サーバーのスピードは、訪問者にとっても運営者にとっても思いのほか重要です。
訪問者にとっての利点
ページがすぐに表示されるので、サクサク読むことができ、ストレスを感じません。
たまに、ブラウザでページを表示させようとしたら、全て読み込まれるまで何十秒もかかってしまうサイトもあります。けれど、そういったサイトは表示する前に閉じられてしまう可能性が高いです。
せっかくお客さんが来たのに、扉が重すぎて開くのに何十秒とかかる店があったら、「そんなお店入りづらい!」なんてもんじゃないでしょう。
読み込みが遅いページは訪問者が離脱する
実際に、Pingdom Royalによると、「Webページの読み込みにかかる時間が2秒までは直帰率は9%ほどだが、3秒を超えると一気に直帰率が増え、5秒になると38%まで増えている」という調査結果も出ています。
サイトに訪れる訪問者は、「仕事の休み時間」や「通学・通勤中」の貴重な隙間時間の間に記事を読んでくれている人も多いでしょう。
そんな貴重な「合間時間」を利用して訪問しているのに
遅いサイトなんてまどろっこしくて見てられんわ…
ということだと思います。
遅いサイトは訪問者に離脱されやすいです。
運営者にとっての利点
運営者にとっての利点は、主に二つあります。 まず一つは、「表示スピードが速いサイトはSEO的に微妙ながらも有利」ということです。
逆に、「非常に遅いサイトにペナルティーがある」という言い方のほうが正しいかもしれません。
いずれにせよSEO的に有利ということは、Googleなどの検索サービスに、あなたのサイトが良い評価を受けやすいということです。
良い評価を受けるということは、あなたのサイトが検索結果の上位に表示され、訪問者が増えるということです。
サイト管理のストレス減
その他の利点としては、サイトを管理する上でもストレスを感じないということです。
もしあなたが、WordPressを利用している場合は、記事を書いたり、プラグインのインストールをサクサク実行できます。
安いサーバーなどを使っていると、こういった1つ1つの作業が滅茶苦茶遅いので、処理途中でイライラしてきます。
プラグイン1つインストールするのに何分かかってるんだよ…。
てな具合に。
記事を投稿しようと思ってWordPressを開いても、管理ページの表示が遅い場合は、
ページ遷移が遅すぎるよ…
と嫌になってその日の更新をやめてしまうなんてこともあります。僕も実際に、そんな経験があります。
エックスサーバーは、回線とサーバー性能の合わせ技で、軽快に動作してくれます。
速いサイトは、わずかでもSEOに有利。加えて訪問者の利便性も上がるし、管理者が操作する上でのストレスを軽減できます。
安定しているので、報酬を取りこぼす心配がない
エックスサーバーは非常に安定したサーバーです。
その稼働率たるや99.99%以上です。
「稼働率99.99%以上」ということは、1年のうち正常稼動していない時間は、メンテナンスを含めて、52分程度ということです。
安いサーバーですと、サーバー障害を起こすことが結構あります。以前使用していた安サーバーでは、丸1日動かないなんてこともザラでした。
もしあなたが、収益を得るサイトを運営していた場合は、サーバーが休んでいた時間だけ、あなたの収益が減ることになります。
サーバー障害のせいで、1日分の収益がパァ…
なんてことを僕は何度も経験したことがあります。
例えば、1日に1万円を稼ぐサイトはあなたが運営していたとしたら、稼働率による収益の損失はこんな感じになります。
- 稼働率99.99%のエックスサーバー:年間365円程度の損失
- 稼働率95%とかのボロサーバー:年間約18万2000円の損失
現在は流石に、稼働率95%のようなボロサーバーはありませんが、損失の観点から見ても安定したサーバーを利用するに越したことありません。
安いサーバーを選んでも、安定していないと、浮いたサーバー代以上の損失が出ます。
ユーザー画面が誰でも直感的に使えるくらいシンプル
エックスサーバーの操作画面はこんな感じです。
とにかくシンプルで、扱いやすいです。
サーバー設定に必要なものが、メニューにしっかりと一覧で表示されており、クリックして設定を進めていっても、適切な案内が出るので、迷う事がありません。
サーバー情報はこんな感じ。
セキュリティ設定も、以下のようにオン/オフで簡単に切り替えられるようになっています。
こんな感じで、「出来る限り必要な機能を絞ったコントロールパネルになっている」ということで、
選択肢が多すぎて…どれだろう…
と迷いにくい設計になっていると言えるでしょう。
ですので、どちらかというと「初心者向きの操作パネル」になっていると思います。
操作のしやすさは、個人向けレンタルサーバーの中ではトップクラスです。
サポートが厚いので、いざトラブルが起きても安心
長く運営していれば、サーバーに関するわからないこと、果てはトラブル、も出てくるでしょう。
そんな場合でも、メールで問い合わせをすれば、基本的にすぐに返信が返ってきます。
メール対応は24時間365日OK
しかもメールサポートは、24時間対応。
大抵のサーバーであれば、「営業時間(午前8時~午後5時)のみ、土日は休み」というところがほとんどです。
けれど、エックスサーバーの場合は土日でも深夜でも対応してくれます。
トラブルが、サーバーの営業時間のみに起きてくれれば良いですが、もちろんそんな都合のいいものではありません。
トラブルが起こったときに、いつでもメール相談できる個人向けサーバーは、エックスサーバー社ぐらいではないかと。
これは、初心者にとっては、かなり心強いと思います。
24時間対応は、真夜中のトラブルには心強いです。
電話サポートまである
メールサポートだけでも十分手厚いのですが、エックスサーバーは電話でのサポートまであります。
この価格帯のサーバーで電話サポートまであるなんて!
と利用当初驚いた記憶が今も鮮明にあります。
なにせ電話サポートとかをつけるとサポートセンター用の人件費も結構かかるでしょうから。実際、電話サポートがある他のサーバーなんかを見てみると、値段が結構お高い。
僕が以前使っていた安サーバーなんて、サポートは基本放置ですよ放置。
メールサポートなんてなくて、フォーラムに書き込んで運がよかったらレスが返ってくる感じ。全部自分で何とかしろというスタンス(※だから安いというのもあるんですけど)。
それを経験していると、エックスサーバーのサポートが厚すぎて逆に経営が心配になったくらい。
エックスサーバーのサポートは本当に手厚い。
これだけ高機能・高品質のサーバーなのに値段が安い
これまで書いてきたように、これだけの高品質なレンタルサーバでありながら値段は以下のようになっています。
月額料金 | 初期費用 | 容量 | 転送量 | マルチドメイン | MySQL |
---|---|---|---|---|---|
990円 | 0円 | 300GB | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
間違いなく「コスパの良いレンタルサーバー」で3本の指に入るでしょう。
もちろん、エックスサーバーより安いサーバは、多数あります。
ただ、本気でサイトを運営しようと思っているのであれば、最低限これだけ高品質なサーバーは使いたいものです。
というのも、本気でサイトをやっていて、いざアクセスが上がってきたとします。
そのときに、ショボいサーバーを使っていて、ページがクソ重かったり、表示されなかったりなんて、悲しいじゃないですか。
収益化に成功しているサイトであれば、「動作しない時間」の分だけ損失が増えていきます。
こんなトラブルになるなら最初から良いサーバを使っていればよかった…
なんてことにならないように「本気で収益化サイトを作ろうと考えている方」であれば、良質サーバーを選択することは必須です。
その点エックスサーバーは、月間のアクセス数が100万PVを超えるサイトでも十分運営出来るポテンシャルを有しています。
コスパの高さも業界トップクラスです。
まとめ
いろいろと書いてきましたが、もしあなたがサーバー選びで迷っているなら「エックスサーバー」にして間違いはありません。
月間PV数が300万とかあるサイトでもない限り、まず機能面で不都合を感じることはないでしょう。
あとは値段ですが、本気でやるなら、月990円(税込)なんてたいした値段ではないです。というのも「本気でサイト運営をした結果、返ってくる利益は月に1,000円程度なはずがない」ですから。ガチで。
僕は記事を一切更新せずに何年間も放置しているサイトを1つ持っています。けれど、そんなサイトですら広告収入で月に最低2万円は入ってきます。
その上、サイト運営をしていれば、読者からのコメントやメールで、いろいろとアドバイスいただいたり、金額で換算できないものも得ることができます。
それらをあわせれば、必ず元は取れますよ。
というわけで、エックスサーバーには、10日間の無料お試し期間があります。
まずは無料で動作を確かめてみることをおすすめします。
サイト エックスサーバー
本気でブログを始めるなら是非。
エックスサーバーはPHPバージョン切り替えにおいて、初期の設定が「PHP5.1.6」になっているため現行バージョンのWordpressが使えません。
そのため、PHPのバージョンを「PHP5.3.3」などの新しいものに変更しなければならないのですが、FFFTPなどを使用してファイルをアップロードすると、PHPのバージョンが初期化される事がある(理由は不明)ので、うっかりしていると気付くまでWordpressのブログは表示されない状態になります。
表示されない状態が続けば、コストパフォーマンスは最悪という状況になると思うのですが、PHPのバージョンが初期化される事に関する情報や注意喚起がマニュアルにすら記載されていません。
コンテンツマネジメントシステム(CMS)を利用しないとか、PHP5.1.6でも作動するシステムを使うという方が利用するのであれば、エックスサーバーは最高のレンタルサーバーなのかもしれません。
サポートには何回か改善の要請(初期の設定を新しい安定版であるPHP5.3.3にするように)を行いましたが、今のところ改善される兆しはありません。
サーバー自体は高スペックなのかもしれませんが、フリーダイヤルではない電話サポートとマニュアルの情報量不足などを加味すれば、それほど魅力的なサーバーではないと思います。
月額の費用が1,000円から2,000円位ならばもっと高機能で利用者に対する配慮が行き届いたサーバーはいくつもあると思います。(実際に私も利用しています。)
いろんな意見があると思いますが、私はエックスサーバーがずば抜けて良いとは思いません。