先日、仕事用のパソコンをWindows10で購入しました。
セットアップを済ませて、ブラウザを開いてみると、以下のように文字がガタガタになってしまっていました。
以下では、このWindows10のフォントを問題の解決方法を2通り紹介します。
- ClearTypeテキストを有効にして調整する
- Windows10のシステムフォントを変更する
どちらも、それほど難しい設定ではないので、5分ほどで設定できるかと思います。
目次
ClearTypeテキストの有効化
Windows10インストール時は、ClearTypeテキストが有効化されていません(Windows8、7もだけど)。
ブラウザなどの文字がガタガタで読みづらいときは、とりあえずClearTypeテキストを有効化して、調節してあれば滑らかなフォント表示になります。
ClearTypeテキストを設定するためにはまずコントロールパネルを開きます。
Windows10でコントロールパネルを開くには、スタートボタンを右クリックします。
すると、以下のようなポップアップメニューが表示されるので「コントロールパネル」を選択します。
コントロールパネルが表示されたら、「デスクトップのカスタマイズ」をクリックします。
次の画面で「ディスプレイ」を選択します。
ディスプレイ画面で、「ClearTypeテキストの調整」をクリックします。
すると、「ClearTypeチューナー」が表示されるので「ClearTypeを有効にする」にチェックを入れ「次へ」ボタンをクリックします。
モニターに関する情報が表示されるので、問題なければ「次へ」ボタンを押してください。
あとは、以下のように複数のテキストが表示されるので、読みやすい方を選択して「次へ」ボタンを押していきます。
進めていくと以下のようにどんどん選択肢が表示されるので、どんどん選択していきます。
テキストは、全部で5回選択する必要があります。
とにかく、読みやすいものをどんどん選択していきます。
で、5回目の選択肢でラストです。
最後に「完了」ボタンを押せばClearTypeテキストチューナーの設定は終了です。
この設定により、以前は以下のような表示だったのが、
以下のように滑らかなフォントで表示されるようになりました。
システムフォントを変更する
Windows10からシステムフォントが「游ゴシック(Yu Gothic UI)」になっています。
Windows Vista/7の時は「メイリオ」。
Windows8/8.1の時は「メイリオUI(Meiryo UI)」でした。
このフォントの違いにより、違和感を感じフォントが汚く感じてしまう原因になっているのかもしれません。
この問題を解決するには、システムフォントを変更する必要があります。
しかし、Windows10には、デフォルトでシステムフォントを変更するのはありません。
そこで、代替手段として、手軽に変更を行うために、フリーソフトを用いて変換を行います。
そのフリーソフトの名前は、その名も「Windows10 フォントが汚いので一発変更!」といいます。
Windows10 フォントが汚いので一発変更!に移動して、ダウンロードボタンを押してください。
ダウンロード後、「FontChanger.zip」というファイルがダウンロードされるので解凍します。
そして中にある「FontChanger.exe」を起動します。
すると、以下のようなインターフェースが表示されるので、あとは好みのフォントを選択するだけです。
僕の個人的な好みとしては、Windows8/8.1の「メイリオUI(Meiryo UI)」が読みやすくて好きです。これまでWindows8.1を利用してきた慣れというものもあるのでしょうが。
まとめ
以前使っていたWindows環境から、急にWindows10環境に移行して、「うわっ!フォントがガタガタで汚い!」とか「フォントに違和感…」となったら、上記の方法が有効かと思います。
それにしても、Windowsは、慣れ親しんだフォントやインターフェースをコロコロ変更するのはやめて欲しい…。