先日、パソコンが壊れたので買いかえました。
新しいパソコンというのは、自分のお気に入りのソフトがまだ入っていない状態です。その状態から、自分好みの環境を手に入れるために、いろいろとソフトをインストールしていきます。
そんな時に、真っ先にインストールするソフトは、かなり重要度が高いソフトだと思います。
ということで、今回は、パソコン購入直後からすぐに使い始めた、Windows無料ソフトをまとめてみようと思います。
ていうか、こういうのをまとめておくと、次の新しい環境を構築する時に、結構重宝するので。
photo by Mike Mozart
目次
システム・汎用ソフト
まずは、パソコンの一般的な操作に便利なソフトです。
GeekUninstaller
Windowsソフトのアンインストーラーです。
Windowsデフォルトのアンインストール機能はめちゃくちゃ重いのに対して、このGeekは、とても軽く瞬時に立ち上がります。
加えて、通常のアンインストール機能では、残ってしまうファイルやフォルダ、レジストリキーをスキャンして綺麗に削除してくれる支援機能もあります。
とりあえず、新しいパソコンを購入したら、Geekを起動して、不要なソフトを削除することから始まります。
Clover
Clover Brings Chrome-Style Tabs to Windows Explorer.
Windows標準のエクスプローラーを、Google Chromeライクなタブ仕様にしてくれる、エクスプローラータブ化ソフトです。
操作感はほぼ、Chromeですので、使いやすいですし、タブファイラーとしての基本的な操作はそろっています。何より、タスクバーがかなりすっきりするのはありがたいです。
ConEmu
ConEmu – Windows console with tabs
Windowsのコマンドプロンプトなどをタブ化して、1つのウィンドウにまとめてくれるソフトです。Windowsにデフォルトで入っているコマンドプロンプトや、PowerShell以外のシェルも登録して利用することもできます。
シェルの機能を利用して、コマンドの履歴機能をつけたり、長いコマンドにエイリアスを使ったりもできるようになります。
詳しい方法は以下。
LockHunter
プロセスによってブロックされたファイルのロックを解除するソフト。
ファイルが用済みになったので、削除しようとしたら、「ロックで消せない」なんてダイアログが出たことがある人も多いと思います。そういった場合は、ファイルを開いているソフトを終了させたりすれば良いのですが、「どのソフトで開いているかわからない」なんてことはしばしば。そんな時は、強制的にロックを解除して削除できるようにしてくれます。
CLaunch
手軽に呼び出せるランチャー。
とりあえず、どんなアプリもどんどんこれに放り込んで、すぐに起動できるようにしておきます。
CrystalDiskInfo
僕は、ハードディスク(HDD、SSD)の健康チェックツールとして利用しています。
これをたまにチェックすることで、ハードディスクの交換時期を判断しています。これのおかげで、助かったデータは数知れず。
UltraSearch
パソコン内のファイルを素早く検索できるソフトです。
Everythingとは違って、非インデックス型にもかかわらず、複数ドライブ間のファイル検索が素早く終わります。検索の速さは、Everythingほどではないですが、ハードディスクをスキャンしてインデックスを作成する必要がないので、パソコンへの負担が多少軽くなります。毎日は検索しないけど、ちょこちょこ検索するくらいのユーザーには、ちょうど良いファイル検索ソフトだと思います。
Media Player Classic Home Cinema
Media Player Classic Home Cinema
とても軽い、オープンソースのMedia Playerです。 デフォルトでいろいろなファイル形式に対応しています。Windowsデフォルトのメディアプレーヤは、不要な機能があって使いづらいし、重いという場合は、おすすめ。Media Player Classic – BEなどでもOK。
Akabei Monitor
スキン対応のシステムモニターツールです。
この手のソフトは、いろいろありますが、CPU状況、メモリ・ページファイル・仮想メモリの利用具合、ハードディスクの空き容量などが一目でわかるので重宝しています。
Evernote
思いついたことをメモしたり、とりあえず撮っておいたキャプチャを放り込んでおいたり、ToDoリストを作ったり、もはやアイディアを錬成するには必要不可欠なソフト。
SumatraPDF
とにかく軽いPDFビューワー。動作がサクサクなので、PDFファイルを開くときに、「重いから開きたくないなぁ」という心理的障壁を多少は緩和することができます。
Lingoes
Lingoes — free dictionary and full text translation software
無料の辞書ソフトです。
今は、ネットで便利な翻訳サービスは、ありますが、ローカルで調べることができた方が、何かと作業効率が良いです。僕の場合は、良い変数・関数名に使えそうな単語はないか、綴りは間違っていないか、などを調べるために使っています。英和・和英辞書はサイト内でダウンロードできます。
VMware Player
仮想環境構築ソフトです。
いろいろな、動作環境でテストを行いたい時には、便利です。また、怪しいソフトを実行させる場合は、先に仮想環境で試すなんて使い方もできます。もし、おかしなことになっても、仮想環境ならすぐに復旧することができます。
各種ポータブルブラウザ
ブラウザなどは、ポータブル版にしておくと、環境移行のときフォルダごと移動すれば良いだけなので、かなり楽ができます。
以下は、僕が利用しているポータブルブラウザです。
- Mozilla Firefox, Portable Edition
- Cyberfox Portable Edition
- Google Chrome Portable
ブログ関係のソフト
以下は、Windowsでブログを書き始めるのに、すぐに準備したソフトです。
Windows Live Writer
Windows Live Essentials をダウンロードする
これがないと、ブログを書きたくないぐらい手軽に入力できるブログエディターです。
ところどころおかしな挙動もあるものの、それ以上に記事を簡単に作成できる機能が詰まっています。
僕は今回インストールしたら、とりあえず以下の三つのプラグインをインストールしました。
- Dynamic Template plug-in for Windows Live Writer
- コード左衛門 for LiveWriterサポートページ | 鍋風呂
- PreCode Code Snipet Manager
あと、Wordpressに、WLW編集用のリンクを作成することで、過去記事編集に対する心理的ハードルが下がります。
Screenpresso
Screenpresso: The Ultimate Screen Capture Tool for Windows
表現力豊かな画像注釈ソフトです。
利用の手軽さでは、有名な注釈ソフトの「Skitch(Windows版のサポート終了)」には及びませんが、画像の注釈の表現力では、こちらのほうが上です。それぞれの注釈オブジェクトも細かく見た目を調節することができるので、サイト独自の表現方法みたいなものも、ある程度設定できます。
JTrim
Windowsでかなり昔からあるフォトレタッチソフトです。
高機能な無料画像編集ソフトは、多々出ていますが、簡単な編集なら、JTrimほど軽くて手軽に行えるものもないと思います。特に、トリミング機能が使いやすく、ちょっと切り抜くだけなら、起動が早いので、このソフトを立ち上げます。
WinSCP
FTP以外にも、SCP/SFTP/FTPSなど安全性の高い接続方式にも対応したFTPクライアント。
安全性の高い接続ができるとともに、使い勝手も良く、個人的にはWindowsで最も使いやすいFTPソフトだと思っています。
SFTP接続をするには以下のようにします。
サーバー上のファイルを使い慣れたエディターで直接編集するには以下のようにします。
まとめ
とりあえず、今回のノートパソコン買い替えでは、すぐにこれらのソフトをインストールし、使い始めました。
ほとんどのものは、毎日利用しているものばかりです。ないと本当に不便になってしまうソフトばかりなので、これらが無料で使えるのはありがたいです。
Windowsの無料漢字辞典を探してたら、こちらのブログにたどり着きました。
数々のすばらしいソフトの紹介ありがとうございます。
Evernote無しじゃ生きられないくらい愛用してるのですが、それに匹敵するかもって言うソフトに色々出会えた気分です。
豊富な知識の共有ありがとうございます。