ここ数ヶ月、僕のWindows7パソコンのファンが、やったらウンウンうなるので、原因を探ってみました。
で、タスクマネージャからプロセスを見てみると、どうやら「wermgr.exe」というプロセスが起動しているとき、CPU(ファン)がうなるほど何かをしているということに気づきました。
わずかCPU使用率13%ですけど、こいつが動いていることでパソコンがうるさくてしょうがありません。
photo by Ben Husmann
目次
wermgr.exeとは
で、こいつが何をしているんだと調べてみると、どうやらマイクロソフトにエラーを送る役目をしていて、以下のような不具合もあるそうです。
大きな CPU のリソースを消費するのが、Windows XP、Windows Vista、Windows7 に実装されたエラーをマイクロソフトに報告する機能です。
このサービス wermgr.exe は、スケジュール管理で、定期的に OS により稼働します。 Windows Vista や Windows7 では、CPU の使用率が 100% になることがおこるようです。
僕のパソコンは、Intel Core i7を使っているせいか、100%までには行きませんが、1つのスレッドを占有するくらいの負荷がかかっているようです。
で、これの解決方法なんですけど、タスクマネージャからwermgr.exeのプロセスを停止させてもいいのですが、効果はその場限りです。wermgr.exeは、スケジュール管理で定期的に呼び出されるのでまた起動してしまいます。
wermgr.exeを完全に停止させるには、Windows設定からwermgr.exeを起動するサービスを切ってやる必要があります。
wermgr.exeを起動させるサービスを切る方法
サービスを切るにはまず「コントロールパネル」を起動し、「システムとセキュリティー」をクリックします。
次に「管理ツール」をクリックします。
するとエクスプローラが立ち上がり、管理ツール一覧が表示されるので、「サービス」をダブルクリックしてください。
すると、「サービス」フォームが起動するので、一覧の中から「Windows Error Reporting Service」を探し出し、項目をダブルクリックしてください。
Windows Error Reporting Serviceのプロパティが表示されるので、次の手順を実行してください。
- スタートアップの種類を「無効」にする
- サービスが実行中ならば、「停止」する
- OKボタン押して設定を適用する
設定後は、状態が空欄になり、「スタートアップの種類」が「無効」になっていればOKです。
ついでに他に不要なサービスもあれば、停止にしておいても良いかと思います。(※サービスの内容がわかる場合)
注意点
Windows Error Reporting Serviceの説明には以下のように書かれています。
プログラムの動作または応答が停止したときにエラーが報告されるのを許可し、既にある解決策が配信されるのを許可します。また、診断および修復サービスのためのログの生成を強化します。このサービスが停止されると、エラーの報告が正常に動作せず、診断サービスおよび修復の結果が表示されない可能性があります。
Windows Error Reporting Serviceを無効にすると次の2点のことが行われません。
- マイクロソフトにエラーが報告されない
- 診断サービスおよび修復の結果が表示されない
まとめ
マイクロソフトにエラーが報告されないのはしょうがないとして、診断サービス結果表示に影響があるので、サービスを無効にするときは、そこら辺を考慮に入れてください。
今回僕の場合は、パソコンがうるさすぎるのでサービスを無効にしましたが、特に問題がない場合は、そのままでいいと思います。
win8.1ですが、手順が同様だったので参考になりました。ついでに幾つかの使っていなサービスの自動開始を無効にすることも出来ました。ありがとうございました。