最近、食事をした後などに、歯間ブラシなどをすると歯ぐきから血が出るようになりました。
そりゃ、歯と歯の間に無理やりブラシをねじ込んでるのですから、多少血は出るのかもしれませんが、以前より多くなったような気がします。
「こりゃ歯ぐきが弱っているのかな?」と思いネットで歯ぐきに良さそうな歯磨き粉を探したところ、「ヴェレダ 歯磨きソルト」が最も良さそうだったので、購入してみました。
目次
ヴェレダ 歯磨きソルト
で、実際に届いたものがこちらです。
写真のように、パッケージなどには、日本語でもない、英語でもない文字列が並んでいます。
これは、製造元のヴェレダ(WELEDA)がスイスの会社であることから、言語話者の割合が最も多いドイツ語なのではないかと思います。
ヴェレダ社とは
ヴェレダは、1921年から100年近くの歴史があるオーガニック商品の老舗です。オーガニックコスメなどのブランドで、この名前を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
ヴェレダの基本理念として、以下があります。
高品質な自然の 恵みだけを使って、人それぞれの活力や心と身体のバランスを整え、身体の内側から本来の美しさと健康を取り戻す
ヴェレダで使用されるものは、基本的に自社の農園や契約農園などで栽培されるので、製品には合成の保存料、着色料、香料、鉱物油などは一切使われていないのが特徴です。
ですので、今回の歯磨き粉も、オーガニックな自然素材100%で製造されています。
使ってみた感想
で、ここ数週間ほど実際に毎日歯磨きをしてみました。
中身のペーストは、薄い梅肉のような薄いピンク色になっていて、鼻を近づけてみると良いハーブの香りがします。
で、口に入れてみたのですが、第一印象は、「しょっぱい…クソまずい…」でした。
なんだか、岩塩のようなジャリジャリとした塩と自社製のハーブの味が相まって、何とも言えない「塩煮込みハーブのジャリジャリ添え」みたいな感じの独特の味になっています。
これまで使ってきた日本製の歯磨き粉で言えば、クリーンデンタルEXが一番近いです。
ただ、このしょっぱさとハーブの構成がキモなのか、実際に使ってみると、本当に歯ぐきがよく引き締まります。
商品の説明にも「虫歯予防に効果的」とあるのですが、そういった効果のせいか、一晩寝た翌朝の口の中の気持ち悪さや口臭は、かなり改善されます。余分な、口内細菌が発生しないせいなのかどうなのかは分かりませんが、口の中は以前よりサラリとしています。
それに、この歯磨き粉は研磨剤も使用されておらず、歯に優しい仕様になっています。加えて、泡立ちもほとんどないようにできています。
これは、ほとんどの歯磨き粉で泡立ちのために使用されている「ラウリル硫酸ナトリウム」という成分が使われていないことに由来するそうです。よく歯磨きをした後に、舌がピリピリしたり、オレンジジュースなどを飲んだりすると異様な味がしてしまうのは、こういった合成界面活性剤が薬品焼けを起こすからだそうです。
その点、ヴェレダは自然素材100%なので、そういった薬品による症状は出ることはありません。歯を磨いた後に、うがいを終えると口の中がさっぱりします。
まとめ
このヴェレダの歯磨き粉、使い始めの味は確かにマズイと感じるかもしれません。
ただ僕の場合、3日も使用していると慣れてきて、1週間もするとほとんど気にならなくなりました。
実際、味は良い味とまでは言えません。が、味の良しあし以上に虫歯予防、口臭予防、歯周病予防に抜群の効果を感じることができます。別に、ヨーロッパのメーカーだから褒めるわけではありませんが、こういったオーガニック製品を100年近くも扱っているだけあって、「自然素材系の製品は、あちらに一日の長があるのかもしれない」と思った次第です。
ということで、この「ヴェレダ 歯磨きソルト」は、以下のような人におすすめです。
- 薬品を使用していない無添加の歯磨き粉を使いたい
- 歯ぐきを引き締めたい
- 虫歯・歯周病を予防して歯ぐきを健康に保ちたい
- 研磨剤を使用した歯磨き粉は使いたくない
- 合成界面活性剤を使用した歯磨き粉は使用したくない
- 塩味大好き
夜歯磨きをした翌朝、効果を体感できるのではないかと思います。