Chromeには、ブックマークがサムネイルで表示される「Speed Dial 2」というブラウザ拡張があります。
Speed dial2は、クラウド上でブックマークを同期させ、複数環境で同じブックマークを共有することができます。今回はその方法を紹介します。
目次
Speed dial2の同期機能
Speed Dial 2は、ブックマークがサイトもサムネイル付きでダイヤル表示されるChrome拡張です。
ブックマークが一覧で表示されるので、どんなサイトかすぐにわかり、スムーズにサイトにアクセスすることができます。
ただ先日、パソコンが故障してしまったため、ブックマークを失ってしまいました。
ただ、サブパソコンにブックマークデータが残っていたので、Speed dial2の「エクスポート/インポート」機能で復旧することはできました。
けれど、毎回ブックマークが変わるたびに手動で同期させるのも面倒くさくなってきたので、クラウドサービスで同期させてみることにしました。クラウドでの同期機能を利用すると、設定なども同期されます。
クラウド同期機能を利用するには3.99ドル(登録時だけ)お金がかかります。
Speed dial2データを同期させる方法
Speed dial2を同期させるには、まず公式サイトに移動します。
Chrome上からも、クラウド登録はできるみたいなのですが、公式サイトから行った方が良いと思います。
というのも、最初僕はChrome上から登録しようと、手続きを進めたのですが、「3.99ドル払ってサービスに登録できない」という現象が起こりました。
なんか、缶ジュースを飲もうと自動販売機に、お金を入れたは良いものの、金だけ吸い込まれて商品が出てこなかったときと同じ気持ちになりました。
なので、クラウドサービスを使うなら公式サイトからの登録をお勧めします。
とりあえず、サイトに移動したら、「Sign in」ボタンを押します。
サインアップ
すると以下のような画面になるので、「Create your account」をクリックします。
すると、「Eメール」と「パスワード」の入力を求められるので、入力し「Sign up」ボタンを押します。
なお、登録するだけなら、お金はかかりませんが、同期機能を利用するには、3.99ドル(レート換算を見る)かかります。
お金を払うと、以下の機能が利用できます。
- ブックマーク・設定の同期機能(バックアップ)
- ブックマークへのオンラインアクセス
- モバイルデバイスへの最適化
- メールサポート(英語)
料金の支払い
あとは、料金を支払うだけです。
料金は、GoogleかPayPalで支払います。
僕の場合は、Googleで支払いました。
Googleで以前何かを購入したことがある場合は、こんな感じのダイアログが表示されるので、「購入」ボタンを押せば、登録は完了です。
PayPalの場合は、こんな画面に移動して手続きを行います。
個人的にはGoogle決済がお勧め。
登録が完了すると、登録したメールアドレスに以下のようなメールが届きます。
データの同期方法
同期するには、まずSpeed dial2ページ(新しいページ)を開き、メニューボタンを押します。
設定ダイアログが表示されるので、「同期化&バックアップでデータを保護する」ボタンをクリックします。
すると、以下のようなログイン画面が表示されるので、登録した「メールアドレス」と「パスワード」でログインします。
以下のような画面が表示されたら、同期完了です。
他の環境で同期
同期機能は、複数の環境(パソコン・スマホなど)で同期できないと、意味がありません。
他の環境で、同期機能をテストしてみました。
最初は以下のような、デフォルトの何もない状態だったのが、
上に書いた、ログイン後、同期元のパソコンと同様にブックマークと設定が表示されました。
同期元
同期先
まとめ
Speed Dial 2は、手作業なら無料で同期することはできます。
けれど、ブックマークは日々移り変わりするものです。変更するたびに、いちいち手動で同期するのは、面倒くさいですし、無駄に時間もかかります。
幸い、Speed dial 2 proの同期機能は、月額制ではなく、最初の1回約4ドルを払えば利用できます。手動で行う面倒くささと時間を考えたら、それほど高い買い物でもないと思います。