超薄い羽毛布団「ダウンケット」で季節の変わり目(春・秋)の寒暖差対策

スノーマンのダウンケット

春は、日中気温が上昇し暑く、明け方は寒いなんて気候が続きます。

この気温差攻撃は、あまり体が丈夫でない僕には結構堪えます。

最近では、「春バテ」という言葉もあるくらい、丈夫な人でも春に体力を消耗してしまうこともあるみたいです。

そんな季節の変わり目たる春の夜、寝る前に頭を悩ますのが「さて今日は何を着て寝ようか…」だったりします。

寝る前は、日中の気温上昇の余韻もあって、薄い毛布でも十分なくらい暖かいです。ただ、問題なのは朝、「薄い毛布だと朝、寒さで凍える」なんてことが結構あります。

逆に、朝寒いからといって、夜に羽毛布団なんか着ようものなら、今度は暑くて眠れません。

だから季節の変わり目の、布団選びは難しい…。

そんな「変わり目」の悩みがピークに達してしまったので、「春の夜の暖かさと朝の寒さ両方に対応できる布団はないものか…」と探してみたところ、ダウンケットなるものを発見しました。

どうやら、ダウン(羽毛)を使った、タオルケット(ブランケットかも?)のような役割を持った布団の模様。

薄手なうえに、羽毛を使って暖かく、通気性もよさそうなので早速購入してみました。

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実際に購入したダウンケット

で、僕が実際に購入したのはSNOWMAN(スノーマン)というメーカーのダウンケット(シングルサイズ)がこちら。

スノーマンのダウンケットが届いた時の状態

基本的に「暖かい布団」を売るブランド(メーカー)が「スノーマン(雪だるま)」というのは、???となりました。けれど、そんな感じで頭に引っ掛かる名前というのが狙いなのかも。

梱包サイズは31.4 x 28 x 10.3 cmと羽毛布団にしてはかなりコンパクト。

いつも布団をネット通販するときは、どでかい段ボールで届くのに、非常に小さな段ボールで届いたので拍子抜けしました。

本体重量も、800gと非常に軽いです。僕が持っているシングルサイズのかなり薄手の毛布よりも200gくらい軽いです。

中身を取り出してみると、こんな感じのものがスポンと出てきました。

スノーマンのダウンケットが折りたたまれた状態

一応、羽毛布団ではありながら、羽毛の弾力で「たたんだ状態が解除されない」なんてところを見ると、そこまで羽毛の充填量は多くない模様。

スペックを見てみたところ、羽毛の充填量は、本体重量800gのうち200gとなっています。

ただ、「羽毛の充填量は多くない」とは書きましたが、いい意味での「充填量が少ない」ということです。

そりゃ、春先に羽毛がガンガンに詰まった布団を着ていたら暑くてしょうがないですから。

なので、「春や秋の季節の変わり目に着るのにちょうど良い羽毛の度合い」と受け取っていただければ良いかと思います。

僕も以前、(まだ寒い)春用に購入した羽毛布団も持っていて使っています。

季節の変わり目に着る布団って結構悩みます。季節の変わり目は、冬用の羽毛布団だと大げさというか重たい。逆に、毛布一枚だと明け方...

これよりも薄手で、(暖かくなってきた)春用布団として重宝する羽毛充填具合です。

側生地は、ポリエステル100%で作られたキルト生地となっています。

スノーマンのダウンケットの側生地

触ってみると、シャカシャカと布ズレで、結構音がする感じの素材です。

ダウンケット一枚の厚さはこれくらいです。

ダウンケット一枚の分厚さ

スマホと比較するとこんな感じ。

スマホとダウンケットの分厚さ比較

羽毛布団のスペック

今回購入したダウンケットの詳細情報です。

品質表示

ダウンケットに付けられたタグに書かれた品質表示情報はこちら。

スノーマンダウンケットの品質表示タグ

  • サイズ:150cm×210cm
  • 側生地(表地):ポリエステル100%
  • 側生地(裏地):ポリエステル100%
  • 詰めもの:ダウン90%、スモールフェザー10%
  • 詰物重量:200g
  • 洗濯:ネットを使用して弱運転なら洗濯機で洗濯可能
  • 製造国:中国

ネットを利用する必要はありますが、洗濯機を利用して丸洗いできるのはやはりありがたいです。

ダウンケットの洗濯表示

取り扱い方法

タグに書かれた「この布団のお取り扱い方法」はこちら。

スノーマンダウンケットの取り扱い方法

要約するとこんな感じ。

使い方と注意

  • 羽毛が飛び出すので小さな穴も開けない
  • 側生地の汚れを防ぐためにもシーツを着用
  • 縫い目から羽毛が出るかもしれないけど品質には問題ない
  • 臭いがしたら折りたたんで臭気を押し出して3、4時間日光で干す

布団の干し方

  • 天気の良い乾燥した日に週1回程度が目安
  • 汚れを防ぐためにカバーを着用したまま
  • 午前10時から午後3時頃まで片面2時間干す(可能なら両面均等に)

収納と保管の仕方

  • 湿気の少ない場所に保存(敷布団は下、掛け布団は上)
  • しばらく使わない場合は、一度日に干してからカバーを外して湿気の少ない場所に保管
  • ダニやカビを防ぐため、使わない間も時々日に干して押入れも乾燥させる

洗い方

  • 洗濯により水分を含むと嫌な臭いがする可能性があるけど十分に干すとニオイは取れる
  • 羽毛や生地の傷みを防ぐため中性洗剤を使用する
  • 手洗いの方が布団を傷めないので推奨
  • 洗濯機を利用する場合はネットに入れ「手洗いコース」もしくは「弱水流コース」で洗う
  • 洗濯機を利用するならダウンケット単独で洗う
  • すすぎを十分にする
  • 脱水後、形を整えて干す
  • 洗濯後.生乾きの状態で羽毛が1箇所に固まらないように全体を手で軽く叩いて均一にする
  • ドラム式など一部の洗濯機では洗えない場合がある

書かれているのは、羽毛布団を丸洗いするときに、一般的に書かれているようなことだと思います。

ただ、全部守ろうとすると面倒なので、そこらへんは割り切って使うしかないかもしれません。

ダウンケットは値段が安いので、「ダメになったら買い換える」くらいの気持ちで利用するのがちょうど良いと思います。

使ってみた感想

今回購入したダウンケットを1ヶ月ほど使用してみました。

良かった点

まず一番に思ったのが、「ほどよく暖かく軽い」と言うことです。

まあ、布団を掛けて横になっていても、非常に軽いです。

それでいて春先や秋口にはちょうど良い感じの保温力といった感じ(程よく熱を逃がす)。

流石に冬にこのダウンケットだけだと寒いと思います。けれど、暖房をかけていてちょっと寒い時にちょうど良いというか。

はたまた、夏の日中にエアコンを入れていて、「ちょっと冷えすぎたな」って際の夏布団としてナイスな暖かみです。

そしてやはり、洗濯機で丸洗いできるというのも大きな利点かと思います。シーズンが終わったら、自前で洗って干してが出来るのはやっぱり手軽。

クリーニングしようにも、こんなに軽いダウンケットだとしても、一応は羽毛布団です。クリーニングに持っていけば、羽毛布団料金を取られることを考えると、自前で洗濯出来るに越したことはないです。

万が一、自分で選択して失敗したとしても、「またもう一枚買えばいいか」と思えるくらい、手頃な値段というのも「使い勝手の一部」といった感じ。

気になった点

今回購入したダウンケットで、一点気になる点を挙げるならば、やはり布団を動かしたときのシャカシャカ音です。

これは、羽毛布団の側生地として、羽毛が外に飛び出さないようにする必要があるので、しょうがないことなのかもしれません。

けれど、ちょっと寝返りをすると「シャカッ…」とか「シャシャ…」といちいち鳴るのは少し耳障りです。

ただそれは、購入したダウンケットを裸状態で使用しているからで、布団カバーを着用することで、ほぼほぼ気にならなくなります。

僕が購入した布団カバーはこちら。

非常に肌触りの良いガーゼの布団カバーです。

ただ、今回購入したダウンケットが約4500円。上記のカバーが送料込みで約3500円と布団の値段とほとんど変わらないという…。

しかしながら僕は、カバーは肌触りにこだわりたいと思っています。

なので、多少値段が高くてもカバーは良いものを使いたいので「もうちょっと出せばダウンケット2枚買えるやん…」という脳内の声を押し黙らせてポチりました。

というか、他に良い布団カバーを知らないだけでもあります。失敗する可能性もあるのに、わざわざ別のものを購入して試すのも面倒です。ですので、シーツ・カバー類は、何年も利用していて満足度の高いエムールのものを利用しています。

まとめ

というわけで、今回購入したスノーマンのダウンケットは、かなり気に入ったので毎日愛用しています。

やっぱり、軽くて体に負担が少なく、季節の変わり目の寒暖差を、ある程度吸収してくれるので「有能な布団だな」と。

とりあえず、夏になって「暑くて眠れねえ!」となるまでは、このまま使用したいと思います。

僕が合わせて購入したシーツ。