SiteAlertsという簡易サイト分析ツールがあります。
このツールの機能の一つに、サイトに過去使われてきた技術(CMS、プラグイン、サーバー、使用言語、SEOなど他多数)をタイムライン形式で見る機能があって、珍しい機能だったので紹介です。
目次
SiteAlertsとは
SiteAlertsは、サイトの簡易分析レポートを出してくれるツールです。
URLを入力して分析すると以下のような分析ができます。
- マーケティングレポート
- 参照元レポート
- ソーシャル参照元レポート
- トラフィックソースレポート
- 関連サイト情報
- テクノロジー(技術情報)レポート
マーケティングレポート
Twitterのフォロワー数、Facebookページの「いいね!」数、被リンクドメイン数、Alexaランクが表示されます。
参照元レポート
サイトの参照元レポートが表示されます。
ソーシャルの参照元レポート
SNSサービスの参照元レポートが表示されます。
トラフィックソースレポート
サイトの、検索エンジン、SNS、メール、被リンクなどからの流入割合を、見ることができます。
ここまでの機能は、SimilarWebの方が詳しいです。
テクノロジーレポート
ただ、珍しいのがこのテクノロジーレポートです。
サイトで使われている、技術を調べることができます。
以下で詳しく説明します。
テクノロジーレポートの詳細
テクノロジーレポートの、「See all」リンクをクリックすると、過去にそのサイトで使われてきたテクノロジーをタイムライン形式で見ることができます。
このような感じで、サイトで使われている技術情報が新着順に表示されます。(極一部を掲載)
例えば、bbPress(フォーラム作成)プラグインを1ヶ月前から使用しているのがわかったり、
A8.netのアフィリエイトリンクが貼られていることがわかったり
過去のWordpressの、バージョンアップ時期もわかったりします。
その他にも、使用しているテーマがわかったり、
Font Awesomeを使っていることも分かったり、
Windows Live Writerでブログを書いていることまでバレバレです。
もちろん、どのような言語が使われているのか、サーバーはどこか、などもわかります。
外国製ツールですが、結構日本のサービスもカバーされているようです。
以前作成した、BabyLinkというWEBツールも、Ruby on Railsで作ったことまでわかるようです。
もちろんRails製なので、Railsが使っている技術もある程度表示されます。
まとめ
こんな感じで、サイトにそのテクノロジーが使われた時点で、登録されてきます。
例えば、過去に使用していて現在は使用していないWordpressプラグインなどもわかります。(※クロールされていた場合)
時系列などは、多少違うところはあるかもしれませんが、使われているテクノロジーは、かなり正確に表示されます。
この機能で、いろいろなサイトを見てみると、「へーこのサイトは、このプラグインが入っているのか」とか「このWEBサービスは、この技術が使われているのか」などが、ある程度わかるので、新たな発見があるやもしれません。