先日、使っていたシャワーヘッドの手元ボタンが硬くなって水の出し止めがしづらくなりました。
力一杯手元ボタン押せば、使えないこともなかったのですが、もう長いこと使っているシャワーヘッドだったので、交換することにしました。
で、アマゾンでシャワーヘッドと検索すると、並び立つ双璧となる2つのシャワーヘッドがあります。
タカギのシャワーヘッドと三栄水栓のシャワーヘッドです。これらのシャワーヘッドは、検索すると必ず上位に表示されます。
それで以前は、「タカギのシャワーヘッド」を購入して良さを実感しました。けれど「今回も同じ商品を買うのはつまらない」ということで、どうせならもう1つの方も使ってみたくなり「三栄水栓のシャワーヘッド」を購入して試してみることにしました。
目次
実際に届いたもの
で、実際に届いたのが以下の「三栄水栓のシャワーヘッド レイニー」です。
このシャワーヘッドの特徴として、以下の点が挙げられます。
- 手元ストップ機能がついている
- 従来型のシャワーと比べて約50%の節水効果(省エネアプローチブックによる試算によると年間節約金額は2万5400円)
- 極細ストレート水流で効率よく洗い流せる
- 水圧が低めで肌当たりが優しい
- シャワーの当たる範囲が直径20cmと広め
- ほとんどのメーカーのシャワーで交換可能
- 日本製
やはり手元スイッチと、節水効果は、やはりないよりはあったほうが、効率よくシャワーを浴びることができます。
中身をすべて出してみると、以下のものが入っています。
「シャワーヘッド本体」と「取り付け用のアダプター×2」です。「取り付け用のアダプター(留め具)」は、どんなメーカーのシャワーにでも取り付け可能となるように、2種類入っています。
三栄水栓シャワーヘッドの取り付け方
よくわからない場合は、説明書にもちゃんと記載されているので、どれかやればOKです。
何だか難しいことが書かれているようですが、基本的に、アダプターを緩めて、まっすぐ嵌め込んで閉めればOKと考えておいて良いと思います。
難しいことは考えず、とりあえず外して嵌め込んでみれば大抵の場合はうまくいくかと思います。
シャワーヘッド本体
シャワーヘッド本体は、以下のようなつくりになっています。
大きさは、横×縦×高さ(奥行き)は、7.5×24cm×4cmになっており、結構大きめです。
風呂場に取り付けた様子は以下のようになります。
ヘッド部分は、以下のように極細の穴が239個空いています。
この穴から、シャワーを出すと、以下のような広がりを見せます。
水、一本一本の線はかなり細かいです。
手元スイッチ
手元スイッチは、以下のようにボタンが前面に飛び出している場合は、シャワーが出ます。
逆に、ボタンが背面に飛び出している場合は、シャワーが止まります。
ここらへんの操作は、直感的で使いやすいです。また、シャワーの飛び出し具合を手元で微調整するとお湯の水圧も変えることができるので、これが地味に便利。
使ってみた感想
実際に数週間使ってみました。
まず、使ってみて最初に思ったのは、「やさしめの水流」ということです。
お湯を出すと、大きく広がるようにシャワーが出るとともに、やさしめの水流が、肌をなでるように当たります。
シャワーを引っかけて使う人におすすめ
以下の、シャワーを出した状態を見ても、大きく広がるようにシャワーが飛んでいるのが分かると思います。
ですので、「片手に持ってピンポイントで洗いたい箇所を強い水流で流したい」なんてハンドタイプ型の方には向かないかもしれません。
けれど、以下の写真のように「シャワーラックにシャワーヘッドを置いて両手を使って頭や体を優しく洗いたい」なんてフックタイプ型の人には非常に適したシャワーだと思います。
手元スイッチが使いやすい
あと、この「三栄水栓シャワーヘッド」の一番のお気に入りポイントは、以下の「手元スイッチの使いやすさ」です。
とにかく、ボタン自体が非常に軽く、操作に負担が全くありません。
このボタンは、1回頭や体を洗うだけでも、10回はオン/オフします。年間、家族も含めると何千回から1万回以上クリックされるボタンです。「このボタンの押し心地が気持ち良い」ということは、毎日使う中で結構重要なことではないかと思います。
あと、先程も書きましたが、このボタンの押し具合で、湯量も微調整することができます。お子さんを、お風呂に入れて顔を洗ってあげる時など、「耳にお湯が入らないように」と緩めに顔にかけてあげるなんて事も手軽にできて便利です。
まとめ
僕はこの「三栄水栓シャワーヘッド レイニー」を購入する前は、強めの水圧のシャワーヘッドを利用していたので、最初圧が物足りないと感じました。
けれど、2、3日使っていくうちに慣れていってしまい特に気にならなくなりました。逆に、「手元スイッチの使いやすさ」を実感するようになって、水圧の事は全く忘れてしまっているくらいです。
最初、「水圧が弱いからシャンプーの泡などが流れないんじゃないか?」と思いましたが、全くそういうことはなかったですね。「広めのシャワー域(吐水範囲)で周りから包み込むように泡が流れていく」といった感じです。
というわけで「肌あたりが優しいシャワーを使いたい」とか「シャワーの手元スイッチを制するは入浴を制すぐらいに考えている」なんて場合は、「三栄水栓シャワーヘッド レイニー」はおすすめです。
メタリックタイプもあります。