皮膚を傷付けず、掻かないで痒みをとる方法(薬がない場合)

痒いときどう掻くか

十何年も、ベッド上で生活をしていれば、色々なところが痒くなることもあります。

頭とか、首筋とかいろいろ、夏や梅雨の時期は特にです。で、そういう時は、爪などで痒いところを掻いてしまいがちです。実際に僕も以前は、爪やタオルでガシガシ掻いていました。

けれども最近は、歳をとって皮膚が弱くなったのか、普通に爪などで掻くと皮膚が傷ついてヒリヒリしてしまいます。ひどいときは、赤く腫れて血が出ることも。そういう時は、その後、薬を買って塗ってもしみてしまって最悪です。

そういった経験を、何度もして「これではいけない」と思いながら、ある日テレビを見ていたら、数年前くらいに「掻かないで痒みをとる方法」をやっていました。それ以来、紹介されていた方法を実践しています。もうかれこれ何年も行っていますが、この方法を使うと僕の場合、爪で掻く以上に痒みが取れたり、和らいだりします。

記事を書く前に軽くググってみたんですが、この方法について書いてあるところが見当たらなかったのでご紹介。

photo by lintmachine

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痒みをとる方法

この方法は、掻くと言うより、「揉む・回す・捻る」を足し合わせた方法なので、これからその方法を説明します。

手の使う部位

頭皮や、腕などが痒い場合は、指の腹を使います。

指の腹

掻く場所によっては親指の腹を使っても良いです。

親指の腹

手の動かし方

頭皮などを掻く場合は、人差し指、中指、薬指の腹などを使って次のように手を動かします。

  1. 指の腹を押し付ける
  2. 頭蓋骨と頭皮をずらすようにして円を描くように回す

1.指の腹を押し付ける

例えば頭のこの部分が痒かったとしたら

痒いところ

痒い部分に指の腹3本を垂直にグーーーッと押し付けます。

指のしつけ方

2.円を描くように回す

押さえ付けながら、指を時計回りにグリグリグルグルと何回転も回します。指の回し方

回さずとも左右にスライドさせるだけでも結構効果的です。イメージとしては、痒みを中心に頭蓋骨と頭皮をずらすように動かすことです。

頭皮を動かすイメージ

よく子供のときに、「カツラー」と言って頭皮を動かしていたようなイメージ。

テレビの中の医者が言っていたことを、うろ覚えながら説明すると、痒みを感じているところに、血液を循環させることで痒みを緩和するということでした。

痒みを感じるところ

頭以外が痒い場合は、体の部位の皮膚と筋肉(もしくは骨)をずらすように回します。

その他の方法

その他の痒みをとる方法として、よく挙げられるものとして次のようなものもあります。

  1. 患部をアイスノンなどで冷やす
  2. 部屋を涼しくする
  3. カサカサ肌の場合は保湿剤を塗る
  4. 叩く
  5. つねる

僕が実際やってみた感じでは、1は、かなり有効です。本当に痒みが消えます。けれど体は冷えます。

その他は、2は、それなりに有効。それ以外は、気休め程度といった感じでした。叩いたり、つねったりしても結局痛いですし。

まとめ

これらは、あくまで僕に効果があっただけで他の人だとどうかまではわかりませんが、慢性的に痒みがある場合は、結構有効な方法だと僕は思っています。薬が手元になかったりする場合に、試してみるともしかしたら痒みが緩和するかもしれません。

ただ、いろいろ紹介してきましたが、よく効く薬があるならば、薬を塗るのが一番です。

上に紹介した方法は、よくある一般的な痒みについてのもので、皮膚病などの痒みの場合は、医師の指示に従ってください。