「プラフレンド」という面白いプラスチック粘土を見つけました。
プラフレンドは、60度以上のお湯に入れると柔らかくなり、水に入れると固くなるという性質を持ったプラスチック粘土です。一度固まったものを作り直したいと思った時には、再びお湯につければ再加工が可能という特徴を持ちます。
同様の、プラスチック粘土は、以前「フリプラ」も紹介しましたが、こちらは、少量しか使わない人にも手頃な、小さなサイズも販売されているのでご紹介。
目次
プラフレンドの特徴
プラフレンドの主な特性は、次のようなものがあります。
- 60℃以上のお湯で柔らかくなる
- 自由自在に成形が可能
- 水などにつけて冷めると固まる
- 繰り返し何度も使える
- 生物分解性もあって環境に優しい
- プラスチック粘土のため色・発色が鮮やか
- 値段も手頃な小さめサイズがある
60℃以上のお湯につけると、以下のように半透明になって自由に加工ができます。
大きな250gボトルが使い切れない場合は、値段も手頃な袋入りの100gもあります。
プラフレンドには、赤、黄、緑、青、黒の五色からなる着色料もあります。
プラフレンドの使い方
用意するものは以下。
- プラフレンド
- プラフレンドカラー(色をつける場合)
- 割ばし(お湯から取り出すときに利用)
- お湯(ポットなどあると便利)
- 耐熱容器などお湯をいれるもの(ガラス・陶器製推奨)
- 型や形をつくるもの(抜き型など)
プラフレンドの簡単な使い方は以下。
- 60℃以上のお湯に適量のプラフレンドを入れる
- 柔らかくなったら、割り箸などを使用して取り出す
- 柔らかい間に形を作り整える
- 冷たい水に浸すか、自然に冷えるのを待つ
- 固まったら完成
使い方のイメージは、以下のような感じです。(着色する場合)
作品例
プラフレンド公式サイトでは、作品例も紹介されています。
スーツケースハンドルの補修
スーツケースのハンドルを伸ばしたら、ハンドルがそのまま取れてしまった場合など。
イヤホンのキャップ部分の補修
黒く着色されたプラフレンドを使っているので、一見わかりづらいけど、しっかりと補修されています。
プラフレンド公式キャラクター「Coolマ(クールマ)」
公式サイトでは、キャラクターCoolマ作品の募集も行っています。
まとめ
これはちょっと楽しそう。
やっぱ、お湯に再びつければ何度も使えるのはいいですね。器具の補修とか、特に自助具(補装具)づくりは、トライ&エラーの繰り返しというか、作っては修正し、作っては修正しを繰り返し、ようやく目的のものができるなんてこともよくあります。
そんなときに、何度も失敗できるのはありがたいです。
僕もこれまで、樹脂粘土を使って、いろいろ作ってもらったことがありますが、失敗作を捨ててしまうのってなんか忍びないんですよね。というか、いまだに取ってあります。
そんな人には向いているプラスチック粘土だと思います。
追記:実際にプラフレンドを購入し使用してみました。