「開業届」と「青色申告申請書」の書き方は以前書きました。
書いてしまえば、あとは提出するだけです。
早速今日は、近くの税務署まで足を運んで提出をしてきました。
ついでに、職員の方にいろいろと必要なものも聞いてきたので、用意する必要があるものも含めて、提出方法の紹介です。
目次
提出前に用意するもの
「個人事業の開業・廃業等届出書」と「所得税の青色申告承認申請書」は、原本と控え用にコピーをとって、それぞれ2部ずつ用意します。
用意するもの
申請の前には、以下のものを用意しておくとよいかと思います。
- 個人事業の開業・廃業等届出書
- 個人事業の開業・廃業等届出書の控え
- 所得税の青色申告承認申請書
- 所得税の青色申告承認申請書の控え
- 個人番号カード(マイナンバー確認&身元確認のため)
- ハンコ(書類に押してあれば必要ないけど一応)
個人番号カードをまだ作成していなくて、持っていないのなら、別のものを用意する必要があります。
マイナンバー確認なら「通知カード、マイナンバー入りの住民票」などが必要です。
身元確認なら「運転免許証、保険証、パスポート、身体障害者手帳、在留カード」などを持っていく必要があります。
以下は、税務署でもらってきた本人確認書類に関する案内書です。
2016年からマイナンバー制度が始まりました。
これにより、マイナンバーと身元を確認するもの用意する必要が出てきました。
以下は、案内書全体。
提出方法
提出方法は以下の2通りがあります。
- 管轄の税務署に持って行く
- 管轄の税務署に送付する
管轄税務署に関しては以下を参照してください。
管轄の税務署に持って行く
税務署に持参する場合は、受け付け時間などがあります。
受け付け時間は、8時30分から17時までです。
ただし、税務署の閉庁日(土・日曜日・祝日等)は、受け付けを行っていません。ただし、税務署の時間外収受箱に投函することにより、提出することができます。
僕の場合は、税務署に持って行きました。
受け付けに「開業届けを出しに来ました」的なことを言うと、担当の方が出てきてくれました。そして、面接ブースみたいなところで、書類に間違いがないか確認し、4枚の書類にハンコを押してくれました。
そして、「届け出用の書類」は受理してくれ、「控え用の書類」は返してもらって、提出はあっさりと終わりました。
時間にして、わずか2、3分ぐらいでしょうか。せっかく来て時間がもったいなかったので、税金についてわからないことを、ついでに聞いておきました。
「控え用の書類」は、開業したのを証明する書類となります。手元に保管しておく必要があります。
管轄の税務署に送付する
税務署に郵送する場合は、「同じ書類を2部ずつ」、「切手を貼り付けた返信用封筒」、「個人番号カードの写し(無い場合は、マイナンバー通知カードと運転免許証などの写し)」を同封の上、管轄の税務署に送付します。
送付する場合は、書類の記入ミスなどがあった場合は、いろいろとやり取りが大変です。管轄の税務署にいける場合は、直接持っていったほうが個人的には楽だと思います。
郵送方法などについては、以下が詳しいです。
まとめ
個人事業の開業届と言ったら、膨大な書類を書くイメージだったのですが、意外と書く所も少なくて、思っていたよりは簡単でした。
これだけの手続きだったなら、去年やっておくべきだったと少し後悔しています。
結局、会計ソフトを使えば、白色申告と青色申告の手間の差はあまりないので、65万円の控除という特典だけを考えても、やっておいて損はないと思います。
MF確定申告での届出書の提出、確定申告の仕方は、ガイドブックにも載っています。