僕は炭酸水が好きで、普段はウィルキンソンを飲んでいます。
けれど、ウィルキンソンの炭酸は結構強烈です。「今日は強炭酸という気分じゃない」なんて時や、体調不良の時には、微炭酸の炭酸水を飲みたい気分の時もあります。
そんなときに僕は、ペリエを飲んでいます。ペリエは、これまでレモンなどは飲んだことがあったのですが、先日、ピンクグレープなるフレーバーを見つけました。
ピンクグレープ味は、店頭などで見かけたことがないので、飲んでみたくてネット購入してみました。
目次
実際に購入したもの
で実際にネットで購入して届いたものが以下です。
中には、500mlのペリエ6本入りが、4つ入って24本入りとなっています。
1本だけ取り出してみると、パッケージは以下のようになっています。ペットボトルなのに、美味しそうに感じる良いデザインです。
味としては、非常にすっきりとした微炭酸で、ほのかにピンクグレープフルーツの香りがするといった感じでしょうか。とても飲みやすくて、僕は好きです。個人的にはレモンよりもピンクグレープのほうが好き。
ペリエピンクグレープの成分表は以下。
カロリー | 0kcal | |
---|---|---|
脂質 | 0g | 0% |
ナトリウム | 5mg | 1% |
炭水化物 | 0g | 0% |
タンパク質 | 0g | |
カルシウム | 8% |
単なる、フレーバーつきの炭酸水なので当然カロリーはゼロです。大きな特徴として、カルシウムなどのミネラルが異常に豊富ということです。
ペリエは、ペリエの水源地は、南フランスのヴェルジェーズにあり、そこのミネラル豊富な鉱泉水が使われています。
しかも、炭酸水は人工で作られたものではありません。はるか昔に、ピレネー山脈の火山活動により、大きな地殻変動が起こり、その時にできた断層や亀裂により、天然ガスを含む地層と地下水が偶然出会ったことで、この天然の発泡水が生まれたと言われています。
このような、はるか昔の火山活動で生まれたペリエの歴史は古く、記録は紀元前までにさかのぼります。
紀元前3世紀には、カルタゴの英雄、ハンニバル将軍が飲んだと記録が残っています。
その後は、ナポレオン3世時代に水源運営の許可を得て本格的にボトリング開始、世界に販売拡大していったという経緯があります。
たかだか炭酸水にも、これだけの薀蓄がこもれば、なんだか美味しく感じてしまうのは不思議です。
特に、太古の昔に火山活動でできた天然水というのはポイントが高いですね。確かに、ペリエは人工で作られた炭酸水のような、強烈さはありません。けれど、口当たりのやわらかい微炭酸で非常に飲みやすいです。
僕は以前から、「なんでペリエはこんなにやさしい炭酸なんだろう?」と思っていたのですが、天然水と知ってフッと腑に落ちました。
僕のような、健康を気にするタイプは、天然水とかいうキーワードに弱いんですよね。もちろん、人工で合成された水も、全然大丈夫なのはわかっているんですが、やはり「天然水」と思いながら飲むのと、「合成水」と思いながら飲むのは、全然気分が違います。
昔から、「病は気から」と言われるように、気分の持ちようで健康は大きく左右されるんですよね。経験から言って。
なのでなるべく「これはいいものだ」と思って飲めるというのは大きいです。
まとめ
フランスにあるペリエの水源付近の1,300ヘクタールもの広大な土地は、現在環境保護地区として大切に守られているそうです。
このように、厳密に品質管理された天然炭酸水が、フランスから輸入されて日本でも手軽に飲めるというのはありがたいですね。
やっぱり、「天然炭酸水」という響きはいいです。日本では昔、炭酸水は薬として飲まれていたなんて話もよく聞きますし、実際に炭酸の刺激が体に良い効果をもたらすともいわれています(※腸にガスがたまりやすくなるけど)。
と言うわけで、「天然の炭酸水を手頃な値段で飲みたい」とか「フランス産、火山活動作られた天然炭酸水とか、あのハンニバル将軍が飲んでいたとか、薀蓄美味キーワードともども味わいながら飲みたい」なんて場合は、ペリエは、おすすめの炭酸水です。