先日、2014年2月に購入し、7年間使用したジェットウォッシャーが壊れてしまいました。
これまで断線など、ちょこちょこ修理しながら使っていました。
けれど、水が通るチューブにひびが割れてきて、使うたびに水がポタポタ、これ以上の修復は無理に。
十分使い切った。新しく買い換えよう!
ということで、買いなおすことに。
以前使用していた、ジェットウォッシャーEW1250Pです。これの正当な後継機は、こちらのEW-DJ63になるかと思います。
最初、これを「買おうか」とポチろうとしたところ、おすすめ商品に「新タイプのジェットウォッシャー」が出ているのに気づきました。
それがこちら。
調べてみると、上記商品は「超音波を発生させて汚れの除去力を高くしている」とのこと。
そりゃ、綺麗になったほうがいいな。
ということで、こちらを購入することにしました。
目次
届いたジェットウォッシャー
実際に届いたジェットウォッシャーがこちら。
パッケージがこちら。
箱の側面には、このジェットウォッシャーの特徴が書かれています(詳しくは後述します)。
もう一方の側面には、セット内容が書かれています(詳しくは後述します)。
箱から中身をすべて取り出すとこんな感じ。
入っていたのは、この3種類だけ。
- 本体
- ノズル×3
- ノズル立て
部品が少ないので、説明書を読まなくても直感的に使い方がわかります。
本体
本体はこんな感じでノズルをさして利用します。
本体の裏面が水タンクになっています。以下のように外して水道から水を汲んでくることができます。
600mlも入るので、何回も汲む必要はありません。
本体の上面は、電源と水圧調整ボタンがついています。
水圧は10段階で変更することができます。
僕は強めが好きなので、最高レベル10で利用しています。
本体裏面はこんな感じ。
左右どちらにでも電源が出せるようになっているので、「洗面所の電源とうまく位置が合わない」なんて事もほぼないかと思います。
ノズルはこんな感じ。
このノズルの先から、強力な超音波水流が出ることで、歯の汚れをはがし飛ばします。
当然、歯間や
歯周ポケットの汚れも洗い流してくれます。
この商品の大きな特徴として、以下のように気泡を含んだ超音波水流が噴出されます。
このような微細な気泡がスクラブ代わりとなって、歯周ポケット内の汚れなどを掻き出してくれます。
この歯周ポケット掃除が最高に気持ち良い。
こちらのブラシつきノズルを利用すれば、
矯正器具の間の汚れも磨きながら洗うことができます。
かなり旧型のジェットウォッシャーより汚れ除去力は強力になっています。
使ってみた感想
僕はこれまで、旧型のジェットウォッシャーを使っていましたが、今回初めて新型のジェットウォッシャーを使いました。
これら新旧の比較も含めて、新型ジェットウォッシャーを購入する「メリット」と「デメリット」も含めて感想を書きたいと思います。
メリット
今回、実際に1ヶ月ほど使用してみて、良かった点がこちら。
- 超音波水流なので旧型に比べて除去力が高くなっている
- 超微細な泡が歯周ポケットも洗ってくれて気持ち良い
- 間食の食べかすを洗い流すのにちょうどいい
- 使い方はとにかく簡単
以下で詳しく書きます。
超音波水流なので旧型に比べて除去力が高くなっている
旧型ジェットウォッシャーと比べて、新型の良いところは、とにかく汚れの除去力が高いということです。
水流自体は、旧型の方が強かったように思うのですが、新型は超音波式なので以下のように微細な泡が出ます。
この泡がものすごく良い仕事をします。
すごく微細な泡なので、歯の隙間や歯周ポケットに入り込んで、「洗顔料のスクラブ」のような役割を果たして、汚れを掻き出してくれる感じ。
実際、水流を歯ではなく舌などに当てると、泡がバシバシ当たって、結構痛い。
水流を舌に当ててみると、
微細な泡が攻撃目標に突撃している!
と思うほど、攻撃力が高い。
これは、旧型では感じ取れなかった感覚です。
超微細な泡が歯周ポケットも洗ってくれて気持ち良い
前項目の続きとなりますが、微細な泡が歯と歯ぐきの間に入り込んで、細かな汚れをスッキリ除去してくれます。
歯間の汚れは、歯間ブラシやフロスで十分とることができるけど、歯周ポケットはなかなか難しい。
けれど、このジェットウォッシャーは、歯周ポケット内にも入り込んで泡で掻き出してくれるので、かなり気持ちいいです。
もちろん「毛先が長くて細い歯ブラシ」や、「高性能な電動歯ブラシ」を利用すれば歯周ポケット掃除も十分取れます。
けれど、このジェットウォッシャーは、「歯周ポケットに入り込んでるアピール」がすごい。
間食の食べかすを洗い流すのにちょうどいい
僕は、1日2食食事を摂っています。
なので食事後は、電動歯ブラシ、フロス、ジェットウォッシャー、の3点セットを毎回行っています。
ただ、間食でちょっとしたおやつを食べたときなど、歯ブラシ・フロス・ウォッシャーの3点セットを行うのは面倒な時があります。
そんな時僕はたまに、ジェットウォッシャーだけで済ますことがあります。
これでも結構綺麗になります。
もちろん毎回、電動歯ブラシ、フロスだけでも丁寧に行えば、間違いないです。けれど毎日生活していれば、なかなか余裕のないときもあります。
そんな時は、ササッとジェットウォッシャーをするだけで済ませられる手軽さはあります。
使い方はとにかく簡単
あと、使い方はめちゃくちゃ簡単です。
なにせ、使用するのはこれだけなんだから。
写真を見てわかるように、複雑な組み合わせなどはありません。
やっぱ、どんな高性能なものであっても、使い方が難しいと、使用するのが億劫になるもの。
けど、このジェットウォッシャーは「使い方が難しい心配」はしなくて良いかと。
洗面所に電源をさしておいておけば、10秒もかからずに利用することができる手軽さがあります。
デメリット
反面、ジェットウォッシャーは万能ではありません。
そういうことも含めて、ジェットウォッシャーの購入・使用にあたって注意したい部分の紹介です。
値段が高い
パナソニック製のそれなりの商品なので、当然値段はそれなりにします。
僕が購入した時点では、14,000円ぐらいしました。
とはいえ、毎日使うものですし、実際使っていて気持ち良いので、その価値は十分にあったかと思います。
これを高いと感じる場合は、無理に購入する必要はないかと思います。
ジェットウォッシャーだけで歯磨きをした気になっちゃダメ
あと、ジェットウォッシャーで歯の汚れはある程度取れます。
けれどジェットウォッシャーは、補助的な目的で利用すべきです。ジェットウォッシャーだけでは、完全に汚れは取れません。
ですので、「歯磨き」と「フロス・歯間ブラシ」も併用して行うことは必要かと思います。
歯磨きは「良質の電動歯ブラシ」を使用すると尚効果的です。僕の場合、歯科医師推薦のこちらの「ソニッケアー電動歯ブラシ」を利用しています。
「液体歯磨き」として「リステリン紫」を使用しています(研磨剤不使用で殺菌力も高い)。
あと、デンタルフロスはこちらが使いやすい。
僕はこれの仕上げとして、ジェットウォッシャーを利用しています。
基本的に、歯磨きで歯の汚れを落とし、フロスで歯間の歯垢を掻き出し、最後にジェットウォッシャーで超細かな食べかすや、歯周ポケット内の掃除をする感じです。
僕はどうしても時間がないときは、ジェットウォッシャーだけで済ますこともあります。けど、寝る前と寝起きは、必ず「歯磨き」と「フロス(歯間ブラシ)」を組み合わせて利用して口腔内の清潔を保っています。
僕が歯科医におすすめしてもらった口腔ケアグッズはこちら。
まとめ
僕は基本的に毎日以下のルーティーンをこなさないと、口の中が気持ち悪くて眠れない体になってしまいました。
- 電動歯ブラシで歯みがき(リステリンで)
- 歯間の歯垢をフロスでお掃除
- ジェットウォッシャーで歯間や歯周ポケットの仕上げ
1と2だけでも、しっかりとやれば十分ではあると思います。けれど、最後にジェットでブッ放さないと、何だか物足りなくて。
気持ちいいのはマジで気持ちいいので、歯ブラシやフロスを持っている上で、余裕のある方は是非試してみてください。