2017年11月14日、MozillaがFirefox57(Firefox Quantum)をリリースしました。
これにより、レガシーアドオンが使えなくなってしまい、WEB制作を行う上で、個人的には使い勝手が大幅に落ちてしまいました。
仕方ないので、レガシーアドオンの継続サポートを表明しているPale Moonを使用してみたら、これが思いのほかよかったです。
ただ、Pale Moonはデフォルト状態だとインターフェースは英語表示です。これを日本語化するには、ちょっとした作業を行う必要があります。
作業自体は、そこまで難しくはないのですが、毎回覚えきれるほど簡単でもないので手順を以下に書き記しておこうと思います。
目次
Pale Moonを日本語化する方法
日本語化するにはまず、Pale MoonでGitHubの言語パックページを開いてください。
そこで、自分のインストールしたPale Moonとバージョンが同じの(もしくは近い)言語パックページを開きます。
言語パックのインストール
言語パックページで「ja.xpl」をクリックします。
すると以下のような「言語インストールダイアログ」が表示されるので「Install Now」ボタンを押してください。
ただ、単に言語パックをインストールしただけでは、日本語化はされません。Pale Moonに対して「日本語の言語パックを利用する」という指示をする必要があります。
言語パックの設定
日本語言語パック利用の設定を行うには、アドレスバーに「about:config」と入力して、ページを開いてください。
すると、以下のような画面が表示されるので「I promise to be careful!」と書かれたボタンを押してください。
詳細設定ページを開くとこんな感じ。
「Search」項目に「general.useragent.locale」と入力して、抽出されたアイテムをダブルクリックしてください。
すると、以下のような「eu-US」と書かれたダイアログが表示されるので「ja」と書き換えて「OK」ボタンを押します。
↓
以下のような状態になったら、Pale Moonを再起動します。
再起動後は、メニューなどが日本語化されます。
まとめ
こうやって、手順説明があると、そう難しくはありません。
けれど、こういった手順がないと設定値などを忘れてしまうので、毎回調べ直すのが面倒くさいんですよね。なので「半年後の自分が見ても分かりやすいように」書いておきました。
英語のまま使ってもよいのですけど、やっぱ日本人にとっては日本語メニューの使いやすさは全然違います。