Web制作用に「パソコンからAndroid実機を動作確認するための環境」を作りました。
そのためのアプリは、複数検討したのですがApowerMirrorが使い勝手がよかったので、これを採用することにしました。
ApowerMirrorは、10分だけなら無料で全機能を試せます。10分以上使う場合は有料となりますが、サブスクとかではなく、支払い費用もほどほどだったのでこれにしました。
目次
Android端末をUSBでパソコンに接続する
まずは、パソコンとAndroid端末をUSB接続します。
USBケーブルはAndroid端末購入時に付属していた、充電ケーブルでOKです。
Android端末をUSBデバッグモードにする
WindowsとAndroidをUSB接続して操作するには、「USBデバッグモード」にする必要があります。
まずはAndroidの設定アイコンを選択してください。
開発者向けオプションを有効にする
※機種によって設定方法が変わる場合もございますのでご了承ください。
「端末情報」を選択します。
「バージョン」を選択します。
「ビルド番号」項目を7回連続でタップすると、「開発者向けオプション」が有効になります。
USBデバッグモードにする
「設定」画面トップに戻り、「その他の設定」を開きます。
「開発者オプション」を選択します。
「USBデバッグ」を有効にします。
これで、Android側の小難しい設定は終わりです。
Android端末にApowerMirrorのインストール
あとは、Android端末から以下のアプリをインストールします。
ApowerMirror-画面ミラーリングと制御
Apowersoft無料posted withアプリーチ
これで「WindowsからAndroid端末に接続するためのAndroid側の設定」は終わりです。
パソコンにApowerMirrorのインストール
まずは、以下のサイトに行きApowerMirrorをダウンロードします。
ダウンロードボタンを押してください。
apowermirror-setup.exeといったようなファイルがダウンロードされるので実行します。
インストールは簡単で「今すぐインストール」ボタンを押すだけです。
インストールが始まるのでしばらくお待ちください。
インストールが完了したら「今すぐ開く」ボタンを押してください。
インストール直後は、Android端末をパソコンが認識できない場合もあるので、ここで一度パソコンを再起動しておいてください。
パソコンからApowerMirrorに接続
アプリが起動すると以下のような画面が表示されるので「USB」タブを選択してください。
するとUSB接続されている端末一覧が表示されるので、接続したい端末を選択します。
端末に接続するまでしばらく待ちます。
Android端末側にダイアログが表示されるので「今すぐ開始」を選択します。
この操作をすることでパソコンからAndroid端末を操作できるようになります。
「今すぐ開始」を選択して、許可が出るとAndroid端末画面が以下のようにパソコンに表示されます。
Android端末側でApowerMirrorの設定
パソコンからAndroid端末を操作してApowerMirrorアプリを起動します。
アプリを開くと以下のような画面が表示されるので、「人型マーク」を選択します。
「設定」を選択します。
「ユーザー補助」を選択します。
「逆にAndroidを制御」を有効にします。
これでパソコンからAndroid端末に接続するたびに、いちいち実機の方の「今すぐ開始」を押して許可を出す必要はなくなります。
ApowerMirrorにVIPユーザー登録する
ApowerMirrorは、無料版だと10分しか連続接続できません。
それを常時接続できるようにするには、VIPユーザー登録をする必要があります。
ユーザー登録をするには、まずApowerMirrorの「カート」ボタンを押します。
すると以下のような「VIP特権」案内ダイアログが表示されるので「今すぐご購入」を選択します。
すると「価格プラン」ダイアログが表示されるので、目的のプランを選択し「今すぐ購入」ボタンを押します。
長く利用するのであればプランは「ローカルキャスト(個人)の永久プラン」が、一番お得かと思います。
ブラウザで購入画面が表示されるので、支払いを行いユーザー登録を済ませます。
登録を済ませたら、ApowerMirrorの「人物マーク」を選択します。
ログインダイアログが表示されるので、取得したアカウント情報でログインします。
以下のようなダイアログが表示されれば、登録完了です。
ApowerMirrorのメインフォームのメニューアイコンも以下のように変わります。
これで、時間制限なく常時接続できるようになりました。
まとめ
こんな感じで、WindowsからAndroid端末を自由に操作できるように設定できます。
Android制御ソフトには、ApowerMirrorの他にも有名どころには以下のようなソフトもあります。
ただ僕の場合で言えば、一番使いやすく、Android画面の画質劣化もなく、コストもそこまでかからなかったのでApowerMirrorにしました。
機能制限や画質劣化を気にしなければ、無料で使えるものもあるので、自分の使用環境に合わせて利用すればよいかと思います。
最近はオープンソースなこともあって、scrcpyが人気ですかね。