mixhostサーバーの負荷状況(CPU負荷・転送量等)を詳しく見る方法

当サイトは、mixhostにて運営しています。

先日、にサーバー移転をしました。その後しばらくmixhostを利用し、性能を知り、速さを知り、使いやすさを知っていくうちに、...

mixhostサーバーでは、cPanelというサーバー管理ソフトが用いられていて、これが非常に見やすくて使いやすいコントロールパネルとなっています。

mixhostのcPanel - メイン

で、そのcPanelのダッシュボード上に、現在のサーバー状況を見ることのできる簡易的な統計情報もあります。

mixhostコントロールパネル(cPanel)の統計情報

通常は、この部分さえ見ていれば、「現在のサーバー負荷状態」は一目瞭然です。けれど、「過去の負荷状況の推移を見たい」とか「バズった時の負荷はどうだったんだろう?」なんてことを見たいときもあると思います。

mixhostでは、そういった過去の負荷状態の推移を1ヶ月以内であれば見ることができます。

ということで以下では、「mixhostで詳細な負荷レポートを見る方法」について紹介したいと思います。

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CPU負荷を見る方法

mixhostで詳細なCPU負荷を見る場合は、cPanelにある「メトリック」項目から「CPU及び同時接続の使用状況」を選択します。

cPanel(mixhost)のメトリック項目

すると「Resource Usage Overview」画面が表示されるので[詳細]を選択してください。

Resource Usage Overview(mixhostのcPanel)

グラフで見る

すると、以下のようなグラフが表示され、「CPU使用率」や「メモリの使用率」推移を見ることができます。

cPanel - Resource Usage Overview

「時間枠」を変更することで、「直近10分」から「直近30日」の範囲まで、機器の使用率の推移をグラフ化することができます。

直近7日間のCPU負荷

数値で見る

詳細な数値で見る場合は、グラフの下の方にスクロールすると以下のような表があるので確認することができます。

サーバー機器使用率の詳細

一般的に「サーバーのCPU負荷」に関する情報を見るのであれば、「CPU使用率」と「メモリの使用率」を見れば十分かと思います。

CPU使用率

CPU使用率の推移を見るには、「CPU」と書かれた列を見ます。aがCPU使用率、lが最大値です。

mixhostでCPU使用率の詳細を見る

これを見る限り、「ここ1週間はCPU使用率の平均が10以下であり、大きな負荷は発生していない」ということが分かります。

メモリ使用率(使用量)

メモリ使用量の詳細な数値推移を見るには、「pMEM(MB)」を参照します。aはメモリの使用量、lは利用できるメモリの最大値になっています(僕はプレミアムプランなので2GB)。

mixhostでメモリ使用率を見る

これを見る限り、僕のメモリ最大使用量(l)2GBに対して、実際の使用量平均(a)は、ほぼ100に達していません。メモリ使用量からすると、ほぼ5%以下なので「この1週間大してメモリも使用していない」ということが分かります。

その他の、細かな統計情報については、以下のページが参考になるかと思います。

参考 統計の項目の詳細についての解説 | mixhostヘルプセンター

転送量を見る

サーバー機器への負担を見るなら「CPU負荷」などですが、ネットでのデータ転送量を見ることで、ネット接続に関する負荷も見ることができます。

転送量の推移を見るにはcPanelの「メトリック」項目から「帯域幅」を選択します。

cPanel(mixhost)のメトリック項目にある帯域幅

すると、以下のような転送量グラフが表示されます。

cPanel - 帯域幅グラフ

ただ、上記グラフでは「一日毎の転送量」が分かりづらいです。

なので、「1日ごとの転送量数値」を分かりやすく見るには、スクロールしたの方にある「月ごとの転送量表示」が表示されている部分の「合計(全てのサービス)」をクリックします。

cPanelで月ごとの転送量表示

すると、以下のように日ごとの転送量を数値で見ることができます。

日別の帯域幅

ちなみに、プランごとの1日当たりの転送量の目安は以下のようになっています(2018年5月時点のサーバー状況)。

  • スタンダード:66GB/日
  • プレミアム:133GB/日
  • ビジネス:166GB/日
  • ビジネスプラス:200GB/日
  • エンタープライズ:233GB/日

もし、自分のプランと比較して、これらの数値を大きく超えるようであれば上位プランへのアップグレードをするか、Cloudflare(CDN)などを利用した転送量軽減施策を行う必要があります。

今回は、Cloudflareの登録方法の紹介です。Cloudflareとは、CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)サービ...

参考 データー転送量の制限はありますか? – mixhostサポートサイト

ただ、mixhostサポートによると、転送量に関しては極端に多すぎない限りは、制限はないそうです。

他のレンタルサーバー会社様とは違い、割り当てられたリソース内でのご利用の場合は、転送量が極端に多すぎない限りは利用を制限させていただく事もございませんので、安心してご利用いただけるかと存じます。

「割り当てられたリソース内でのご利用」=「CPU負荷がかかっていなければ」ということだと思います。

まとめ

今回の方法で、「CPUやメモリの負荷」や「データ転送量の推移」を見ることで、mixhostでプラン変更する大きな目安になるかと思います。

幸いmixhostは、自由にプラン変更でき、上位プランにすればサーバースペックも上がり、トラフィックに対する余裕もできます。

mixhostは上位プランに移行可能

逆に、そこまでスペックが必要でなかったら、元に戻してプラン料金を抑えることも容易です。

mixhostは負荷が減ったら下位プランにも戻せる

参考 ご契約プランの変更方法 – mixhostサポートサイト

やはり、ここら辺の柔軟性はmixhostの大きな特徴でサイト運営者にとってもありがたい部分であると思います。

サイト mixhost