先日、mixhostにサーバー移転をしました。
その後しばらくmixhostを利用し、性能を知り、速さを知り、使いやすさを知っていくうちに、もうベタ惚れになりました。
この感覚は、「恋に落ちるエディター」でおなじみの、Sublime Textを初めて使ったとき以来の感覚というか。
誰にでも経験があると思うのですけど、本当に良い物やサービスに出会うと、「心ときめく感覚」とでもいいましょうか。「えっ!そんなことができるの?」とか「何この使いやすさ!」とか「よく考えられて作られているなぁ」とか使い込むたびに新たな発見がある、あの感覚です。
僕自身、久しぶりに商品(サービス)に惚れるという感覚を味わうことができました。
ということで、以下では「僕がmixhostに不覚にも惚れてしまった理由」を書きたいと思います。
目次
基本性能からして高い
これは、mixhostの機能一覧 を見てもらえれば分かるのですが、サーバーの土台となるハードウェアからして高性能なものが用意されています。
機能 | スタンダード | プレミアム | ビジネス |
---|---|---|---|
ディスク容量 | SSD 300GB | SSD 400GB | SSD 500GB |
CPU | 仮想6コア | 仮想8コア | 仮想10コア |
メモリ | 8GB | 10GB | 16GB |
保存ディスクが完全SSD
まず、コンテンツデータや画像等を保存するためのディスクが、どのプランも完全にSSD利用になっています。
一般的なレンタルサーバーだと、まだ普通にハードディスクを使用しています(データベース部分以外)。
これまで、システムディスクを「ハードディスクのパソコン」から「SSDのパソコン」に買いかえたことがある人ならその「速度の違い」を体感した人も多いかと思います。僕の経験から言っても「一度SSDのパソコンを使ったらもうハードディスク起動のパソコンには戻れない」というくらい、I/O(読み込み/書き込み)速度が段違いに速いです。
サーバーでも、当然ながら読み書きが頻繁に行われます。であるならば、SSDのような読み書きの速い高速ストレージを使用していた方が、地力は当然上がり、サイトの高速化に貢献します。
プランによってCPU・メモリが増強
あと、プランを変更することによって、仮想CPUコアの数で言えば「6→8→10」と上がっていき、メモリも「8GB→10GB→16GB」とサーバー性能が上がるのはありがたいです。
こういったプラン体系の最大の利点は、「アクセス増加によりサーバーへのCPU負荷が上がっても上位プランを使用するだけで手軽に対応できる」ということにあります。
現在はアップグレードできるサーバーも増えてきましたが、まだ世の中には「プランを上げてもCPU負荷対策にならないレンタルサーバー」も結構あります。
サーバーがとにかく速い
mixhostは「サーバー機器の性能が良くて速い」というのももちろんあります。
けれどもmixhostの場合は、速いサーバーソフトを利用しているから速いというのもあります。
というのもmixhostは、日本初のLiteSpeedというサーバーソフトを利用したサーバーとなっています。
と言われても、「LiteSpeedとはなんだ?」という方もおられるかと思うので、簡単に説明します。
LiteSpeedとは
日本のレンタルサーバーでは、サーバーソフトとしてApacheがよく利用されています。
LiteSpeedは、そのApacheの上位互換のある特別にチューンナップされたサーバーソフトです。
LiteSpeed社が行ったPHPのテストによると、「Apache2.2.25+suPHP」環境の33.61倍高速になっています(No Keep-Alive時)。
LiteSpeedは、イベントドリブンなアーキテクチャを採用しているため、メモリ消費量とCPU使用率を最小限に抑えながら、何千ものクライアントに同時に対応することができるように設計されています。
先程の33.61倍というのは、最大限差があった結果ではありますが、その他の環境と比較してもかなり速いことがわかります。
- 3361% faster than Apache 2.2 using suPHP.
- 3911% faster than Apache 2.4 using suPHP.
- 55% faster than Apache 2.2 with mod_PHP.
- 220% faster than Apache 2.2 with PHP-FPM.
- 174% faster than Apache 2.4 with PHP-FPM.
- 76% faster than nginx with PHP-FPM.
- 23% faster than LiteSpeed Enterprise with PHP-FPM.
参考 PHP Hello World Benchmark | LiteSpeed vs. nginx vs. Apache
mod_PHPを使用したApacheと比較しても50%、nginxと比較しても76%高速とベンチマーク結果には出ています。
この記事を読んでいる、サイト運営者の方の中にはWordPressでブログを書いておられる方も多いかと思います。
WordPressはご存知の通り、PHPで動いています。なので、サーバーソフトがLiteSpeedだと、PHP動作にこれだけのパフォーマンス向上が望めるのであれば、是非使いたいじゃないですか。
それが、mixhostではサーバーを借りるだけでデフォルトで使えます。
mixhost利用により高速化された結果
ベンチマークでは、わかりづらいと思うので、Analyticsで当サイトの「サーバーの平均応答時間」の変化は以下。
サイトをmixhostに移行する前のサーバーでは、「サーバーの平均応答時間(サンプリング期間は30日)」は0.36秒でした。
対して、mixhostに完全移行(ネームサーバー移行中は含まない)してからの「サーバーの平均応答時間(サンプリング期間は10日)」は、0.12秒となりました。
単純に応答時間の数値だけを見れば、3倍高速化されています。
サーバーがユーザーリクエストに応答するまでの時間。ただ、ユーザーの所在地からサイトのサーバーにアクセスするネットワークの通信時間も含まれるため、純粋な出力処理時間ではありませんが、ある程度の目安になると思います。
HTTP/2対応(日本初)でさらに速い
さらにmixhostは、HTTP通信プロトコルの最新版である「HTTP/2(現在はHTTP/3)」まで利用可能です。
こちらも、日本のレンタルサーバーでは初採用です。
通信が効率化されている
以前のバージョン「HTTP/1.1」から「HTTP/2」が出るまで、16年の歳月がかかっています。
それだけの歳月をかけて、新バージョンになっただけあって、「HTTP/2」においてかなりの通信の効率化がなされています。
例えば、「HTTP/1.1」の場合だと、基本的に1つの接続に対して1つの送受信しかできませんでした。イメージとしては1つの画像を読み込んだ後に次の画像が読み込まれる感じです。
けれども「HTTP/2」の場合は、1つの接続に対して複数の送受信が行えるようになりました。こちらは、1度に複数の画像を読み込めるといった感じになります。
これら「HTTP/1.1」と「HTTP/2」をイメージとしてデモ化したものがこちらになります。
HTTP/2 is the future of the Web
イメージとしては、以下が一番分かりやすいかも。
HTTP vs HTTPS — Test them both yourself
これらデモは、多少大げさな部分はあるかもしれませんが、大体のイメージは掴めるかと思います。
このように通信を効率化したことによって、サイトの読み込み速度が上がります。
HTTP/2について詳しくは、以下を参照してください。
参考 HTTP/2の特徴 HTTP/1.1との違いについて | REDBOX Labo
三段構えの高速化
このように、mixhostでは以下の3段構えの高速化により、サイト表示のスピードアップを見込むことができます。
- サーバーの基本性能(ピュアSSD採用等)による高速化
- LiteSpeedサーバー利用によるプログラム処理の高速化
- HTTP/2を利用した通信の効率化による高速化(現在はHTTP/3)
まさしく、サーバー版「高速化の三本の矢」といった感じ。
正直、日本のサーバーの中では、この高速化へのこだわりは、明らかに抜きん出ていると思います。
SSL化(HTTPS化)が無料、かつ設定が簡単すぎる
あと、やっぱりサイト運営をするなら、httpsで運営したいところですよね。
mixhostの場合は、完全無料でhttpsを利用することが可能です。
インターネットを司るGoogleがhttpsの使用を推奨している昨今では、もはやサイトを始めるならhttpsで始めるに越したことはないでしょう。
実際に、Googleも以下のように公式ブログに書いています。
そのHTTPS化が、無料で利用できるのはありがたいです。
特別な設定不要
しかも驚きなのは、HTTPS化するのにサーバー側の設定は一切不要ということです。
mixhostは、「サイト運営を始めた状態で既にSSL対応された状態」になっています。
試しに、ブラウザのアドレスバーが以下のようにHTML表示されていたとします。
mixhostを利用している場合は、アドレスバーの先頭をhttpsにするだけでSSL化して表示されます。
ほんと、何もしなくて良いので拍子抜けするぐらいに簡単です。
参考 無料独自SSLのご利用方法 – mixhostサポートサイト
これだけの性能がありながら格安で使える
これだけの高性能サーバーなので、
さぞかし、お高いんでしょう?
と料金表を見てみたら、利用料金は非常に格安となっています。
スペックと合わせた料金表が以下(税込料金)。
プライズ
機能 | スタンダード | プレミアム | ビジネス |
---|---|---|---|
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 |
月額 (1年契約) | 1,650円 | 3,300円 | 6,600円 |
月額 (3年契約) | 1,320円 | 2,640円 | 5,280円 |
ディスク容量 | SSD 300GB | SSD 400GB | SSD 500GB |
CPU | 仮想6コア | 仮想8コア | 仮想10コア |
メモリ | 8GB | 10GB | 16GB |
これはお世辞抜きで、かなりの安さだと思います。
この値段で、「ピュアSSD」、「LiteSpeedサーバー」、「簡単SSL化(HTTP/3)」というのだから驚くばかり。
加えて、上位プランの充実っぷりも素晴らしいです。
この上位プランのスペックで、この値段で提供しているレンタルサーバーはほぼないのではないでしょうか。
エンタープライズ版で運営できないほどアクセスの多い個人サイトなんて、日本には、ほぼないと言っていいでしょう。
プラン別目安の転送量
2022年3月にどのプランでも基本的に転送量は無制限になりました。
あえてプラン別に書くとこんな感じ。
- スタンダード:無制限
- プレミアム:無制限
- ビジネス:無制限
- ビジネスプラス:無制限
- エンタープライズ:無制限
なので、mixhostを使うのであれば転送量のことを心配する必要はまずないでしょう。
移転する場合のPVの目安
一応、サポートの方に、移転する際のPVの目安も問い合わせて聞いてみました。
- スタンダード:100万PV/月
- プレミアム:200万PV/月
- ビジネス:400万PV/月
ちなみに、これはあくまで目安です。
キャッシュをしっかりと設定し、転送量削減対策をすれば「目安の2倍以上のPVがあるサイト」を運営されている方もおられるそうです。
また、サポートの方によると、以下のようにもおっしゃっておられました。
他のレンタルサーバー会社様とは違い、割り当てられたリソース内でのご利用の場合は、転送量が極端に多すぎない限りは利用を制限させていただく事もございませんので、安心してご利用いただけるかと存じます。
いと嬉し。
プランのアップグレードが可能
mixhostは、プランをアップグレードすることも可能です。
先程「これからサイトを始める人はスタンダードプランから始めるべき」的なことを書きましたが、それはこの「プランのアップグレードができる」ということがあるからです。
まず、サイト始めたては、スタンダードプランで小さく始めます。
そして、「アクセス数が増えてきた」とか、「バズなどでアクセスが集中した」なんてことがあれば、上位プランに変更すればいいんです。
mixhostでは、管理画面から上位プランに変更して料金を支払いさえすれば、以下のように自由に上位プランに移行してトラフィック対策を行うことができます。
参考 ご契約プランの変更方法 – mixhostサポートサイト
管理画面が見やすくて使いやすい
「サーバーの性能が良いのはわかったけど使いやすさはどうなの?」なんて場合も、心配無用です。
操作パネルがわかりやすい
mixhostは、cPanelというサーバー管理ソフトを使っていて、これを利用したコントロールパネルが使いやすいんですよ。
まず見た目的にも、以下のように見やすいです。
一つ一つの項目に、分りやすいアイコンが割り振られています。このアイコンがあるだけで、「これはどういった設定項目か?」ということが瞬時にイメージすることができます。
例えば、スマホでもパソコンでも、「アプリのアイコンが表示されなくて名前だけ表示されていたら?」と考えると「使いにくい!」と感じるのではないでしょうか。
このアイコンがあるだけで、テキストオンリーの操作画面よりも設定項目を探す時間が短縮できます。
負荷状況も見ることができる
mixhostは、操作パネルのサイドバーの「統計」情報からサーバーの状態をリアルタイムで見ることができます。
この「統計」情報を詳しく見るとこんな感じ。以下は当サーバーの繁忙時間帯の統計です。
「メモリ使用量」や「CPU使用量」がグラフつきで表示されるので、現在の自分のサーバーの状態を瞬時に把握することができます。
例えば、上記状態だと「CPU使用量が4%」、「メモリ使用量(Physical Memory Usage)が6%」と全然上限(100%)に達していないので、サーバーに負荷がかかっておらず、快適に運営できていると分かります。
cPanelについてmixhostにデモ画面があるので試してみると良いかと思います。
参考 コントロールパネル「cPanel」 | mixhost (ミックスホスト)
何個でもブログやサイトを作ることができる
また、mixhostはマルチドメイン対応で独自ドメインを無制限に利用することができるので、何個でもサイトを立ち上げることができます。
- マルチドメイン:無制限
- サブドメイン:無制限
- MySQL(MariaDB):無制限
- 追加FTPアカウント:無制限
- メールアカウント:無制限
- メーリングリスト:無制限
mixhostの場合は、最安プランからデータベースの作成が無制限になっています。
アフィリエイトサイトを運営する場合は、ジャンルに応じて様々なサイトを立ち上げるケースもあると思います。そういったケースでも、とりあえずいろいろとトライできる環境になっているのは、ありがたい仕様だと思います。
後述しますが、mixhostには格安サーバー移転代行もあるので、余裕で移転できるでしょう。
そして地味にデータベースは、MariaDBなんですよね。MariaDBは、MySQLと互換性を持った新時代のスタンダードデータベースです。処理性能も高くGoogleなどにも採用されています。
この、MariaDB採用のレンタルサーバーも日本初と、日本のレンタルサーバー界の最先端を走ってます。
WordPressのインストールも簡単にできる
最近では、レンタルサーバーを借りてサイトを始める方の多くが、WordPressを利用されています。
WordPressは、自分でレンタルサーバーを借りて収益化ブログを作るなら、もはや必須のツールといっても過言ではないでしょう。
そんなWordPressサイトをmixhostでは、手軽に作ることができます。
サイトトータルでのはじめ方は以下。
高い安定性
収益化ブログをやっていて、サーバー上で起きて困るのは、サーバー障害です。
なにせ、サーバー障害になった時間だけ、収益が減るんですから。
その点、mixhostのサーバーは、高い安定性を誇り99.99%以上の稼働率となっています。99.99%の稼働率といったら、1年間通して稼動していない時間が、メンテナンスを含めて52分未満しかないということになります。
これだけ稼働率があれば優良サーバーと言っていいでしょう。
バックアップ体制が万全
そして、収益化ブログを行っていて、最も怖いのが、コンテンツをすべて失ってしまうことになるデータ消失です。
これは、Googleの評価が下がるよりもサイト管理者が恐れていることです。
なにせ「収益の源」をすべて失ってしまうわけですから。
実際、2012年の6月20日にレンタルサーバー会社のファーストサーバーが障害メンテナンス作業中の不手際により、サーバーデータをバックアップも含めて全消失させたという事故もあります。
この「ファーストサーバーデータ消失」の1番の原因は、障害対応の際に「対象外のサーバー群についてファイルの削除を行なうコマンド」パッチを実行してしまったことにあります。
そして、バックアップデータすら削除してしまった構造上の欠陥は「同一筐体内のディスクにデータがバックアップされていた」ことにあると思います。
これだと、筐体自体がダメになってしまったら、バックアップごと全てのデータを失ってしまいます。
mixhostでは、こういったことがないよう対策がなされています。
物理的に離れた遠隔地のデータセンターにバックアップ
mixhostでは当然、データ消失などありえないように以下のような強力なバックアップ体制をとっています。
- 同一サーバー内の複数のSSDにリアルタイムでデータをコピー
- 1日に1回物理的に離れたバックアップサーバーに自動的にバックアップ
- バックアップデーターは過去14日分保存される
これなら、仮にサーバーが災害などに遭ったとしても、遠隔地に別のデータセンターがあり、そこから復旧させることができるので、コンテンツ全消失なんてことになる確率は、限りなく低くなります。
なんでも、サポートの方がおっしゃるには、データセンターは物理的に2,000km以上も離れているそうです。
もちろん自分のタイミングでバックアップも可能
そして、「今バックアップしたい」と思い立ったときにも、手動でバックアップすることも可能です。
完全バックアップを行うことで、「ウェブサイトのすべてのファイル及び構成が記録されたアーカイブ」が作成されます。
こういったバックアップファイルを定期的にローカルのハードディスクにも保存しておけば、安心感も増すでしょう。
mixhostは、バックアップ機能が他のサーバーに抜きん出て充実しています。僕はこの万全のバックアップ体制があるからmixhostを使い続けているといってもいいです。
商用利用可・アダルトサイトでもOK
そして驚いたのがこれ。
商用利用OKなのは当然として、これだけ格安のサーバーで、アダルト利用可能というのも凄いですね。
大手サーバーだと、アダルト不可なところも多いですからね。
ポルノサイトがNGなのは当然だとしても、「出会い系」を助長するようなサイトもセットでNGな場合が多いです。
おそらく、「アダルト系のサイトは、アクセスがかなり多い傾向にあるため、負荷からサーバーが不安定になり、他の共用サーバーユーザーに迷惑がかかる」というのも理由の一つとしてあると思います。
けれどmixhostでは、そのアダルトサイトさえも合法的なものなら全面的にOKです。
負荷のかかるアダルトサイトも運営できる理由
なんでこんなことができるのかというと、mixhostは「アカウント単位での負荷制御を厳密に行えるシステム」を導入しているので、「負荷が高いサイトが同居しても他のユーザーに影響しない構造」になっているからです。
通常のサーバー動作と比較するとこんな感じになります。
- 通常のサーバー:高い負荷のサイトがあると共用サーバー全体に影響がある
- mixhost:アカウントに割り当てられたCPU使用率が100%になると、その時点で制限がかかり他のユーザーに影響が波及しないシステムを導入
ですのでたとえ「CPU使用率100%のユーザー」がいたとしても、それは、サーバー全体のCPU処理能力のごく一部に過ぎず、かなりの余裕を持って運用できる構造になっています。
サポートの方曰く「複数のユーザーが100%のCPU負荷を発生させてもサーバー全体の処理能力が低下しないよう運用している」とのこと。…スゴい。
ここら辺は、mixhostのサーバー強度的にも興味深いところでした。「システムからして安定的にサーバー運営できるようになっている」ってことで通常サイトを運営する側としても心強いです。
参考 アダルトサイトは許可されていますか? – mixhostサポートサイト
サポートで質問がしやすく丁寧に教えてくれる(大事)
そして、サーバーの性能・機能に負けず劣らず大事なのがサポート体制だったりします。
mixhostは、これだけの性能を誇りながら、サポートも非常に親切かつ丁寧です。
質問しやすい
大抵のサーバーでは、メールサポートだけというところも多いです。
けれど、mixhostはサーバーの管理パネルから、「新規お問い合わせ」を選択すれば、
すると、以下のような画面が表示されるので、必要項目を入力して送信するだけです。
この仕様だと、かなり気軽に質問を行うことができます。
で、肝心のサーバーのサポート対応ですが、僕は非常に良いと思っています。
これまで何度もmixhostに質問した事がありますが、毎回丁寧に回答してくれます。
30日間の返金保証
そんなこんなで「これだけ性能の良いサーバーなんだから一度試してみよう!」と思ったら、30日間試すことができます。
以下のように、全プランに「30日間の返金保証」がついています。
いろいろ使用してみて「やっぱこのサーバーは自分に合わないな…」と感じれば、30日以内であれば全額返金してもらえます。
mixhostへの登録方法
実際にmixhostの体験登録をする方法も詳しく書いたので、よかったら見てみてください。
キーボードさえ打てれば誰でも簡単に登録できるようになっています。
サーバー移転も格安で頼める
これだけ、至れり尽くせりなレンタルサーバーなんですが、mixhostには「WordPress移転代行サービス」なんてものまでがあります。
通常業者では、3万~8万円かかるような「WordPressのサーバー移転」を、なんと15,356円(税込)という格安価格でやってくれます。
これはサーバーや、WordPressに関して詳しくない人には、本当にありがたいサービスだと思います。
サーバー素人は移転が怖い
というのも安定的に収益を上げているWordPressサイトを移転するとき、怖いことの一つに、「自分でサイト移転に失敗して収益がなくなったらどうしよう」というのがあると思います。
さすがにそこまで盛大に失敗することは稀ですが、そういった理由もあって「サーバーは移転したいんだけど移転失敗が怖いのでやりたくない」なんて人も中にはおられるかと思います。
実際僕もそうで、「アクセス集中によるサーバーへのCPU負荷」で前サーバーに対策を迫られるまでは、サーバー移転まではなかなか決断できませんでした。「面倒くさいし失敗したらやだな」って感じで。
けれどmixhostでは、そういったニーズも見越してか、「格安でサーバーのプロがサーバー移設をしてくれる」なんてオプションまで用意してくれているじゃないですか。
これには正直「どこまでユーザーのニーズを捉えているんだ」と畏怖の念すら感じました。
一応、僕は自前でWordPress移転しようとした
ただ僕は、最初この「WordPress移行代行サービス」の存在を知らずに自前で移行作業をしていました。
けれど、以下のように結構苦戦しました。
- WordPressファイルのFTPでのダウンロードは何とか成功
- ただデータベースファイルサイズが大きくなりすぎていてphpMyAdminからエクスポートできない
- 仕方ないのでテーブルごとに細かくデータベースファイルを出力して何とか成功
- いくつか細切れになったデータベースを新しいサーバーにインポート
- けれど3年分のWordPressの本文が入ったwp_postsテーブルだけphpMyAdminからはインポートできない(サイズが大きかったため)
ここで、僕はmixhostのサポートにデータベースのインポート方法を相談したところ、移行方法も丁寧に教えていただいた上で、「WordPressの移行代行サービスもやっていますよ」とオプションの存在を知りました。
それを聞いて「移行先のサーバーのプロがこんな格安で移転作業をやってくれるなら頼んだ方が楽だわ」ということで瞬時に申し込んだ覚えがあります。
参考 WordPress移転代行サービス | mixhost (ミックスホスト)
mixhostの難点
ここまで、タイトルに「mixhostに惚れた理由」と書いただけあって、良いところをさんざん書いてきましたが、もちろん難点も幾つかあります。
その難点というのが以下。
- 2016年6月に開始したサービスなので老舗よりは実績が少ない
- 電話サポートがない
個人的に思いつくものと言ったらこれぐらいでしょうか。これらについて、以下に詳しく書きたいと思います。
老舗よりは実績が少ない
あと、mixhostは2016年6月22日にサービスが始まった、運営年数8年の比較的新しいレンタルサーバーサービスです。
ちなみに多くのユーザーに利用されているエックスサーバー社がレンタルサーバー事業を開始したのは2003年7月(運営年数21年)。
レンタルサーバーとしては老舗の「さくらインターネット」が事業を始めたのは1996年の12月23日です(運営年数27年)。
ですので、「運営年数こそ信頼性の証」と考える場合は、他のサービスを利用した方が良いかもしれません。
ここら辺はmixhost自体、老舗と比較すればサービスであることには間違いないので、僕から言えることはほとんどありません。
ただ、僕の場合は、「当時6ヶ月以上の運営実績(現在は8年以上)」と、「サポートの丁寧な対応」、あと「画像を用いて丁寧に書かれた豊富なサポート情報」を見て「ここは大丈夫だろう」と判断した次第です。
電話サポートがない
あと、mixhostには電話サポートがありません。
その点、大手のサーバーには電話サポートがあります(僕は一度も利用したことがないのですが)。
電話サポートを置くと、どうしても人件費がかかるので、mixhostの性能と安さを考えると、ここら辺はコストカットされてもしょうがない部分ではあると思います。
僕には、「気軽に質問できる環境と丁寧・適切な回答」さえあれば、それ以上は何も望みません。
まとめ
以上のことから僕は、「mixhostは、日本のレンタルサーバーの中では突出して優れたサービスじゃないか!」という結論に至り、現在絶賛利用中の身です。
サービスに惚れた理由を改めてまとめると、以下のようになります。
- サーバー性能(ピュアSSDなど)が高くハード面からしてハイスペックで速い
- ピュアSSDを採用ながらディスク容量も豊富(使い切るのは困難)
- サーバーにLiteSpeedを採用しておりサーバーとしても速い(DBもMariaDB)
- HTTP/3対応で通信的に効率が良くて速い(日本初)
- 最新高速プロトコルのQUICにまで対応している(日本初)
- SSL対応(HTTPS化)が無料で簡単(サーバーでの設定不要)
- ディスク容量も十分(ブログなら数十年は書ける)
- 転送量も業界最高クラス
- これだけの性能がありながら格安で利用できる
- プラン変更すればアクセス増加によるCPU負荷に対応可能(アクセス増でも安心)
- 最上位プランにすれば1600万PV/月でも対応可能(チューニング次第でさらに上も)
- 料金をチャージ払いにでき支払い忘れのリスクを大幅に減らせる
- 管理画面が使いやすい(cPanel採用で負荷状況もチェックできる)
- ドメイン・データベース・メールの作成無制限
- WordPressのインストールも簡単
- 速いサーバーながらも高い安定性
- 専用のDDoS対策機器設置(非常に高価なので導入サーバーはほぼ無い)
- バックアップ体制が充実(物理的に離れた遠隔地にもバックアップ)
- バックアップデーターは14日分保存される
- アダルトサイトでも利用可能
- アダルト専用サーバーも利用可能
- サポートに質問しやすいシステムで対応も丁寧(重要)
- WordPress移転代行オプションもありプロに格安でサイト移転を依頼できる
- 登録から30日以内なら返金保証
うーん、なんなんでしょう、この日本のレンタルサーバーとは思えない変態的な仕様は(褒め言葉)。
初めてmixhostサイトを見たときは「サーバースペック」という鈍器でブン殴られたぐらいの衝撃を受けた覚えがあります。
しかも現在はサーバー増強がされ、さらにその上をゆくスペックになっています。
僕も長年サイト運営をしていますが、ここまで穴のないレンタルサーバーもそうないような気がします。というかない。
ということで、「快適な高速サーバーでサイト運営がしたい」とか「現在のサーバーはカツカツなので移転したい」なんて方は、候補に入れておいて損はないと思います。
無料体験はこちら。
サイト mixhostに無料体験登録する
mixhostでWordPressブログを作成する場合はこちら。
確かに読み込んでからの表示は速いですね。
うちのfirefoxはキャッシュさせない仕様なのでキャッシュが効いてたらもっと速く感じると思います。
さて、cfilteringのajaxが403を返してます。もしかしたら前のサーバーの設定とかが残っているのではなかろうかと…
403ということはアクセス禁止?Forbiddenだったと思いますが、サーバー変更で何かしらオリジン付けるなどの設定がいるんですかね?