僕は確定申告のために、この3年間MFクラウド確定申告というツールを利用しています。
それで、「MFクラウド確定申告」に登録して3年間は、以下の方法で完全無料で利用してきました(※)。
2015年は、白色申告ではありますが、完全無料で確定申告書も作成し税務署に提出してきました。
その翌年度からは、個人事業登録をして青色申告を行っています。
この、MFクラウド確定申告は、ある程度の制限はありますが、無料で利用することができます(※)。もちろん青色申告書類も作成することができます。
ただ、僕も個人事業を始めてから6年年が経ちました。
僕の場合、運も良く事業も順調に伸びてきたため、取引相手も増えてきて、フリープランの制限仕訳数では追いつかなくなってきました。
なので開業3年目で初めて有料プランを使うに至ったので、使ってみた感想を書きたいと思います。
目次
MFクラウド確定申告のプラン
とその前に、MFクラウド確定申告のプランについて簡単に説明しておこうと思います。
MFクラウド確定申告は、現在大まかに分けて、無料で使える「フリープラン」と有料プランがあります。
「フリープラン」は、年50件までという制限はありますが、自動取引取得・確定申告書作成機能含めて無料で利用することができます。
参考 フリープランについて
有料プランの利用料金は、年契約を行えば月額800円(税別)から利用できます。
取引相手がそれほど多くない個人事業主であれば、この最安プランで十分です。
フリープラン
フリープランについてにもあるように、フリープランは、年50件の仕訳までなら無料で利用することができます。
単に取引情報を自動取得させたいだけなら、ずっと無料でも利用することも可能です。
パーソナルライトプラン
で、有料プランにすると何が良いかというと、以下のような利点があります。
- 50件/年以上の仕訳が利用できる
- 大事なデータのバックアップが強化される
- チャットでサポートを受けられる
- データを出力できるので他社の確定申告ソフト連携できる
- 稼働時間を99.5%保証
仕訳の制限解除
有料プランの最大の利点といえば、好きなだけ仕訳を自由に行うことができるようになるということに尽きるでしょう。
MFクラウド確定申告の仕訳は、定型の仕訳であれば、勘定項目をツール側で覚えていてくれて、次からは自動的に仕訳内容を入力してくれているので非常に楽です。
年あたりの仕訳数が50件以上になっても、無制限でサクサクと仕訳を行うことが出来るようになります。
バックアップが強化
あと、有料プランにすることでデータのバックアップが強化されることで、保守性が高まるのはやはり心強いです。
MFクラウドのベーシックプランでは、あらゆる障害を想定し、遠隔地にデータのバックアップを3重に取得することで、大切なデータを安全に保管してくれるようになります。
7年は帳簿を保存しておかなければならない
というのも、国税庁のページでは「収入金額や必要経費を記載した帳簿(法定帳簿)は、7年の保存が必要」と書いてあります。
なので、仕訳したデータなどは、少なくとも7年間は失うわけにはいきません。万が一にでも、税務調査などが入った時に、提出する必要があるからです。
いざ、税務調査が入った時に、帳簿(もちろん領収書も)がないと、収支の証拠がないわけなので、税務官の方が怪しいと思ったものはすべてクロになってしまいます。だって、無実を証明する裏付けがないんですから。
そんなことにならないためにも、MFクラウド確定申告のサーバーに何かトラブルがあって、データが消えてしまったとしても、遠隔地にバックアップデータを3重に置いてあるという施策は非常に安心感があります。
有料プランへの移行方法
有料プラン(ベーシックプラン)に移行するには、まずは当然ながらMFクラウド確定申告に無料登録してある必要があります。
有料プランを利用するには、料金プランページを開きます。
プランの料金を確認後、ログイン行ってください。
その後、「1ヶ月無料トライアルを開始する」ボタンを押してください。
すると、以下のようなダイアログが表示されるので、「使ってみる」ボタンをクリックします。
MFクラウド確定申告では、有料プランに登録しても、30日間は無料で利用することが可能です。
その後、手続きを進めてクレジットカード情報を入力すれば有料プランへの登録は完了です。
パーソナルライトプランの場合は「年額払い」にしておいたほうが、料金がお得です。
年額払いと月額払いではこれだけ料金が違います(※税別料金)。
- 年額払い:9,600円(月額800円)
- 月額払い:11,760円(月額980円)
月額にして180円。年額にして2,160円もお得です。
有料プラン料金の引き落としは、30日間の無料期間が終わってから請求されます。
まとめ
こんな感じで、MFクラウド確定申告の有料プランについてまとめてみました。
MFクラウド確定申告は、無料で使えるうちは無料で利用していても、全く問題はないと思います。
ただ、
取引先が増えてきて仕訳数が全50件で全然足りない!
とか
大事な仕訳データなので厳重なバックアップ体制があるものにしておきたい!
となった場合には、有料プランにする必要があると思います。
それで、そのうち事業が拡大して取引数が増えるのであれば、それはそれでめでたいことではないでしょうか。
それだけの取引があれば、年間9,600円(税別)の料金なんて全く問題ないのではないでしょうか。当然経費にも計上できますし。
そんなわけで、無料版から有料版になったら、MFクラウド確定申告は、より使いやすいツールになりました。
たとえお金を支払う必要が出てきたとしても、十分満足できる確定申告ツールだと思います。
公式 MFクラウド確定申告
