僕は、これまで請求書というもの作成したことがありません。
ただ、こんなサイトでも1年半以上やっていると、なんやかんやで先方に対して請求書を作成し、送付する必要が出てきました。
請求書とは、顧客に代金の支払いを請求するための文書です。ちゃんとした取引相手だと、これを相手方に送った後に、支払いがなされます。
ですので「支払いしてもらうには請求書が必要」なわけで、いくら「これまで請求書を作ったことがないので作り方がわからん。」と言っても、作らないわけにはいかなくなりました。
ただ、僕はこういった書類に関しては全くの素人です。「請求書作成って難しそうだけど、本当にできるのか?」と思いつつ、手軽に請求書がつくれるという「MFクラウド請求書」を使ってみました。
そしたら、思っていた以上に簡単に請求書が作成できたので、その作り方の紹介です。
目次
MFクラウド請求書とは
MFクラウド請求書は、利用者数60000以上を抱える国内No.1のクラウド請求書管理ツールです。
請求書だけではなく、見積書、納品書、領収書など一連の業務をクラウド上で全て作成・管理できるサービスとなっています。
無料でも、9種類のテンプレートの中から選んで利用することができるので、業種に合ったフォーマットで書類を作成することもできます。
作成した書類は、ワンクリックで「メール送信」や「郵送代行」まで行ってくれるので、書類発行に関する業務負担を、減らしてくれるツールになり得ると思います。
MFクラウド請求書を選んだ理由
僕が、「MFクラウド請求書」で請求書を作ろうと思った理由は、以下の4つです。
- ユーザー数が国内ナンバーワンという安心感
- 取引先3つまでなら無料で利用できた
- 素人にでも簡単に作ることができた
- MFクラウド確定申告のアカウントが使えた
以下でそれぞれについて詳しく説明します。
ユーザー数が国内ナンバーワンという安心感
とりあえず、「最も使われているサービス」は、「全くユーザー数がいないサービス」よりも、いきなりサービス終了となる可能性がかなり低くなります。
全てのサービスがそうとは限らないかもしれませんが、やっぱり一番利用されているサービスは、ある程度安心感があります。
取引先3つまでなら無料で利用できた
僕なんかは、超零細個人事業主なので、今のところ請求書発行する必要のある取引先は1つしかありません。それに対して、「MFクラウド請求書」は、3つまで無料で取引先を登録できます。
ですので僕の場合だと、当分無料で使えそうです。今のところ、取引先が増える予定もないので。
無料版に関する詳細は料金プランを確認してください。
素人にでも簡単に作ることができた
インターフェースに、余計なものがないので、僕のような素人が何となくマウスとキーボードで直感的にポチポチ入力するだけで、請求書を簡単に作成することができました。
入力欄には、ヒントとして書き方などもワンポイントで書かれています。
MFクラウド確定申告のアカウントが使えた
僕は、確定申告の記帳をするために、MFクラウド確定申告サービスを利用しています。
この「MFクラウド確定申告」を利用していると、そのログイン情報で「MFクラウド請求書」も利用することができます。
インターフェースも似たようなものになっているので、慣れた画面で請求書を作成できるのも大きいです。
MFクラウド請求書への登録
「MFクラウド請求書」への登録は簡単です。
まず、「MFクラウド請求書」へ移動し「無料で請求書を作ってみる」ボタンを押します。
あとは、以下の内容を入力して「ユーザー登録」ボタン押すだけです。
- メールアドレス
- パスワード
- パスワードの確認
既に「MFクラウド確定申告」のアカウントを持っている場合は、右下にある「既にアカウントをお持ちの方はこちら」からログインするだけでOKです。
登録後、ログインすると以下のような画面が表示され、すぐに請求書の作成を始められます。
いきなり、どんなものを作成できるのかが一目でわかる「サンプル請求書」の表示されるので、イメージも掴みやすいです。
請求書の作り方
以下では、僕が実際に作成した請求書の作り方を紹介したいと思います。
請求書作成の主な手順
「MFクラウド請求書」での請求書作成で行う主な手順は以下になります。
- 事業所設定を行う
- 請求書の新規作成をする
- 取引先情報の入力
- 請求書に必要な項目を入力する
- 請求書を送る
事業所設定を行う
まずは、自分の事業所の設定を行います。
個人事業主の場合は、住所や電話番号を入力します。
まずは画面右上の「歯車マーク」をクリックして「事業所設定」をクリックします。
すると、以下のような事業所設定画面が表示されるので「変更する」ボタンを押してください。
ボタンを押すと以下のようなダイアログが表示されるので必要項目を入力します。(例は架空の会社です。)
全ての入力が終わり、「変更する」ボタン押せば事業所登録は完了です。
このように表示されればOKです。
請求書の新規作成をする
次に請求書の新規作成を行います。
請求書の作成を行うには、左メニューにある「請求書」をクリックしてください。
新規作成を行うには、どちらでも良いので「請求書を作成する」ボタンを押してください。
取引先情報の入力
すると以下のような画面が表示されるので、「追加」ボタンから取引先情報を入力します。
すると、以下のようなダイアログが表示されるので取引先情報の必要な部分を入力します。(取引先は架空の会社です。)
このとき、入力できる部分はできる限り入力し、先方の「メールアドレス」がわかっている場合は、入力しておくと「請求書」をメール送信するなんてこともできます。
すべてを入力したら「登録する」ボタンを押します。
ボタンを押すと、請求書に取引先情報が反映されます。
請求書に必要な項目を入力する
あとは、請求書に必要な項目を入力していきます。
件名入力
今回の請求の件名を入力します。入力を省いていい場合は、入力しなくてもOKです。
件名を入力すると、請求書に以下のように反映されます。
請求書番号・請求日・支払い期限の入力
請求書の、請求日と期限を設定します。
請求書番号は、その取引先との取引が初めてであれば1とかでOKかと思います。請求書を交わす回数が増えるごとに1ずつ増えてきます。
請求書には、以下のように反映されます。
品目の入力
次に請求の内訳を品目で入力します。単位が必要な場合は「単位を使用する」にチェックを入れてください。
品目を追加すると、以下のように個々の品目とともに、請求金額合計などが、消費税を反映させた形で表示されます。
振り込み先の入力
最後に、振り込み先を入力します。
入力例は以下のようになります。
(例)
XXXX銀行 XXX支店(店番号 xxx)
普通預金 xxxxxxx
株式会社XXX(カブシキカイシャXXX)
すると以下のように、振り込み先情報が反映されます。
振り込み先は、管理画面の「設定 > 帳票設定 > 振込先設定」からデフォルト設定となる銀行を登録することもできます。
これで請求書が完成したので、「保存する」ボタンを押してください。
これで、請求書の作成は完了です。
このような請求書を思っていたよりも簡単に作成することができました。
画像が多いのでページが長めになりましたが、とりわけ難しい記入はなかったかと思います。
請求書を送る
請求書の作成が完成すると、以下のような画面が表示されます。
「郵送」ボタンを押すと取引先の住所に郵送代行してくれます。「メール送信」ボタンを押すと、取引先情報に登録したメールアドレスに請求書をメール送信してくれます。
無料版では、郵送サービスを利用することはできません。
ただ、ここまでの状態では、印鑑などは押されていない状態です。メール送信などをする場合は、印鑑の有無が必要か取引先に確認する必要はあるかと思います。
印鑑が必要な場合
印鑑が必要な場合は、「印刷」ボタンからプリンターで印刷して、印鑑を押して取引先住所にポストから郵送するのが最も手っ取り早いかと思います。
電子印鑑でOKの場合
電子印鑑などで取引先がOKの場合は、「設定 > 帳票設定 > ロゴ/印影設定」から、捺印つきの請求書も発行することができます。
まずは「設定」ボタンから「帳票設定」をクリック。
「ロゴ/印影設定」から「変更する」ボタンを押して印影をアップロードします。
アップロード後はこんな感じになります。
これで、請求書を新規作成すると、以下のように印影が表示された状態の請求書を作成できます。
電子形式の印鑑で良いかは取引先の担当者の方に聞いて確かめてください。だめな場合は、印刷して捺印後、郵送するしかないかもしれません。
まとめ
こんな感じで「MFクラウド請求書」を使うと、素人でも感覚的に操作して、請求書を作成することができました。
MFクラウド確定申告同様、インターフェースが使いやすいので、順番に入力していくだけで、思いのほか簡単に作成できるのには驚きました。
僕は、零細個人事業主なので、取引先がほとんどなく、当分は無料で利用できそうです。けれど、取引先が多い方などは、有料版を利用する必要があるかと思います。詳しくは、料金プランを参照してください。
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