先日、2年半愛用していたパソコンが壊れました。
けれど、パソコンのサドンデス対策の一環として、システムディスクとデータ用のディスクは、分けていました。それが功を奏して、大切なデータが入っていたSSD(アクセスが速いハードディスクみたいなもの)は、修理に出す前に取り出して、すぐに復旧に回すことができました。
ただ、ディスクを分けてデータ保存していたとしても、以下のようなSSDだけあっても復旧することはできません。
このSSDから手軽にデータを読み出すには、2.5インチハードディスク用のケースが必要になります。
ということで、「Inateck HDD外付けケース」を購入してみました。(SSDでなく通常の2.5インチHDDでも使えます。)
目次
届いたもの
で、届いたものがこちら。
中には以下のものが入っています。
- ハードディスクケース
- USBケーブル
- ガタツキ防止用のクッション素材
ケースはこのようになっています。
ケースを開けて、端子部分にSSDやHDDをはめ込みます。
はめ込むとこんな感じになります。
ケースの蓋を閉めてみて、中がガタつくようならクッション素材をケースの蓋などに貼り付けて、防ぎます。
あとは、USBケーブルをさして、パソコンに接続すればすぐに利用できます。USBのみの電源で動作するので、ACアダプターなど電源部品も必要はありません。
使ってみた感想
この、Inateckケースを使ってみた感想として、一番に来るのがやはり手軽ということです。
工具などを必要とせず、ケースをパカッと開けて、SSDを差し込んで、閉じてUSBをつなぐだけという手軽さで利用することができます。
もし、ノートパソコンのディスクを取り出して、データを復旧するには、かなり手軽なアイテムだと思います。(※ノートパソコンには、ハードディスクを取り出すのが困難な機種もあります。)
なぜ、Inateckのケースを購入したかというと、実は、これを購入する前、値段の安さにつられて「玄人志向のケース」も購入していました。
中身はこんな感じ。
ただ、このハードディスクケース、Amazonレビューにもあるように、かなりの確率で接触不良を起こして使い物にならなくなるそうです。
本体部分のUSBが接触不良を起こし、繋がったり切れたりで困惑しながらもソート使い続けていましたら。
今度は、本体内部のSSDとシリアル結合部分の接触不良になり、もう諦めて違うの購入しました。
安い割に評価も悪くなかったので購入しましたが 私の場合 PCで認識しないことがあります。 USBのケーブルがあまりよくないようです。 はずれを引いてしまったようです。
僕も、これを実際に使ってみて、最初の2時間ほどは認識していたのですが、その後認識しなくなり、ハードディスク一覧にも全く表示されなくなってしまいました。
購入する前にもレビューを読んでいましたが、「まさか自分は大丈夫だろう」と購入し不具合が出る結果になってしまいました。やはり、レビューで、かなりの割合で、不具合報告がある場合は、他の商品を検討するのが正解だったのかもしれません。
それで、他の商品を検討した結果、「Inateckケース」を購入した次第です。
「Inateckケース」を購入してよかった点をまとめると以下のようになります。
- まずちゃんと動作した
- 工具不要で簡単に取り付けることができる
- USBバスパワーだけで動作するので手軽な上、コードが邪魔にならない
- USB3.0なので、2.0よりは速い(当然マザーボードに直接よりは遅い)
- LEDの色でドライブのステータスがわかりやすい
- 購入時オプションを選択すれば自動スリープ機能付きのものが購入できる(僕はこれを購入)
悪かった点は特にはありませんでした。最初USBを接続したときに、認識するまでしばらく時間がかかり、「これもダメだったが…」と少し肝を冷やしたぐらいです。
まとめ
こんな感じの簡単な機器で、手軽にデータを取り出せます。
今回、SSDを使用するようになってから初めてのトラブルだったので、「Inateckケース」を購入することになりましたが、復旧目的の利用としては、大満足でした。
もし、システムディスクも手軽に取り出せるようなノートパソコンの構造なら、ディスクを外し、このケースに入れ、別のパソコンに接続して、システムディスク内のファイルを取り出すのにも利用できると思います。