梅雨の時期、夜はジメジメと暑く、寝苦しい夜が続きます。
僕はとにかくこの「夏の夜」が苦手です。梅雨が明けたとしても、「寝苦しさの権化」みたいな暑くて湿度の高い夜が何日も続くからです。
もう、夜中に目が覚めるなんてしょっちゅうです。
そして目が覚めた後は、こういうことも多々あったりで。
暑くて眠れない…
とにかく眠れないのは次の日に堪えます。
僕も梅雨時期に、1週間ほど「真夜中に起きてしまって眠れない夜」が続きました。
流石にこれだけ続くと、「このままでは健康的に良くない!」となり、いろいろ探してみることに
方々「涼しい寝具」で調べた結果「ガーゼケットというのがカラッと涼やからしい」ということを目にしました。
そして「どうせ購入するなら一番良いものを」ということで「今治タオルブランド認定のガーゼケット」を購入。
結果、夏の夜の寝苦しさを軽減してくれたので紹介です。
目次
実際に購入したガーゼケット
で、実際に購入したガーゼケットがこちら。
袋から取り出すとこんな感じ。
流石今治タオルブランド認定、本当に良質なガーゼといった肌触り。
ガーゼの目は、結構粗め。
肌触りは、高級なタオルのような「柔らかく手に吸いつくような」というような感じではありません。
逆に、少しザラっと手に引っ掛かる「目の粗い高級ガーゼ」といった感触です。
この「粗めのガーゼ」の感触が寝ていて非常に心地いいんです。
僕は個人的に、高級タオルによくあるような「ふわっとした柔らかな感触」って苦手なんですよね。柔らかなタオルで体を拭いたとしても、拭いた気がしないというか。
もちろん、寝具であるガーゼケットで体を拭くわけではありません。けれど、やはり体にあたる部分は、少しざらっとしていて引っかかりのある方が、庶民の僕の体に馴染みます。
上質のガーゼ
ただ、そうは言っても「今治タオルブランド認定」の名は伊達じゃないというか。
「目の粗めのガーゼ」とは言っても、とても均整の取れたとでも言おうか、美しさがあるガーゼです。
こちらは、肌にあたる部分なんですが、触り心地が本当に素晴らしい。こういったガーゼが五重折りになっています。
今治タオルブランド認定
このガーゼケットには、以下のように「今治タオルブランド認定マーク」がついてきます。
この認定マークは、国内最大のタオルの産地今治で独自の品質基準に合格したタオルのみに与えられます。
優れた吸水性と、高い安全性を保証したMADE IN JAPAN(日本製)となっています。
もちろん、最近では中国製品でも良い品は沢山あります。けれど、寝具は肌に直接触れるものなので、なるべく日本製を使いたかったというのはあります。
というのも、何か肌トラブルになった時、責任の所在が明確なので。そういった意味での日本製という選択です。僕は肌が弱いので。
当然、使っていて肌にトラブルも全くありません。
ガーゼケットの素材
ガーゼケットの素材は、綿100%となっており、それ以外は使われていません。
使用素材は綿100%で、織りの技術だけで心地よい肌触りを創り出しているのだと思うと、流石今治の技術力といった感じです。
サイズは140cm×190cmのシングルサイズ。
洗濯する際は、洗濯ネットに入れて洗う必要があります。
使ってみた感想
実際に数週間使ってみた感想を利点と難点を挙げる形で紹介します。
ガーゼケットの良かった点
僕は以前、梅雨時期の夏は薄手の毛布か、普通のタオルケットを使っていました。
それと比較して感じた利点はこちら。
- とにかく涼しい
- 粗いガーゼなので軽い
- 今治タオル技術の成果か肌触りが気持ち良い
- ガーゼなので通気性が良い
- サラッとした生地なので多少汗をかいても吸湿性がある(調湿効果)
- 汗で汚れたら洗濯機で丸洗いが出来る
- おかげでよく眠れる
このガーゼケットの最大の利点は涼しいこと。これに尽きると思います。
以前使用していた通常のタオルケットと比べて、軽くて、肌触りも良く、通気性も高く、多少汗をかいても吸湿性があります。これだけ要素がそろっていて、以前より快適じゃない方がおかしい。
名前が「ガーゼケット」ということで、「タオルケット」と比べられることはあると思いますが、正直言って全く別物の寝具と考えた方が良いかと思います。
僕個人の感想としては「夏の夜に涼しく寝るために特化した寝具」という印象を受けました。
もちろん、夏以外に使用しても、さらっとして気持ちの良い掛け布団になると思います。インナー布団にしても良いでしょう。
結局僕はかなり気に入ってしまって、洗い替え用にもう一枚色違いの同じものを購入しました。
これで、洗濯時も従来のタオルケットを使用する必要はなくなりました。
その僅かな洗濯期間中すらも、「従来のタオルケットを利用せずガーゼケットを使いたい感」がハンパない。
ガーゼケットの難点
ただ、しばらく使っていて難点も見えてきました。
それがこちら。
- ガーゼなので爪で引っ掛けやすく生地が傷みやすい
- 洗濯の際ネットに入れて優しく洗う必要がある
- 通常のタオルケットより値段が高い
このガーゼケット、こんな感じで粗い目であるがゆえに、非常に爪などに引っかかりやすいです。
僕の場合、マジックテープを使った装具などを使っていました。
すると、こんな感じでマジックテープのオスの部分を引っかけて、生地を傷付けてしまいました。
こればっかりは、気をつけて扱うしかないような気がします。
上記と同じ理由で、洗濯する際も、しっかりと洗濯ネットに入れて生地を傷めないように洗う必要があります。これもちょっと面倒くさいかもしれません。
あと、やっぱ今治タオルブランド認定の寝具だけあって値段は比較的高めです。
ただ、僕個人としては「夏の夜に快適に眠れること」が最大の価値なので、正直数千円高いくらいでは全く問題ありませんでした。
多少値が張っても、僕にとっては「眠れること」こそが大切です。
まとめ
こんな感じで、今回購入したガーゼケットは、非常に良い買い物でした。
夏の夜の過ごしやすさ2段階レベルアップしたとでも言いましょうか。
もちろん、夜中に25度以上ある熱帯夜、もしくは30度以上になるような超熱帯夜になれば、寝具だけではどうしようもない部分も出てくるかと思います。
そんな時は、「エアコン」と「ガーゼケット」がタッグを組んで協力すべきときかと。いずれにしろ、以前より高いエアコンの設定温度で涼感を得られるかと思います。
そんなわけで「夜は汗だくで眠っている」とか「暑くて夜中に目が覚める」なんて方は、ガーゼケットを試してみる価値はあるかと思います。